LayerXの評判|年収・働き方・選考対策まで解説

LayerX 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/18

株式会社LayerXは、2026年1月末時点で全社ARR(年間経常収益)100億円に到達したことを公表しています。2025年9月にはシリーズBで150億円を調達(リード投資家はTCV)。AI SaaS「バクラク」は累計15,000社に導入されています。同社は自らを「コンパウンド・スタートアップ」と位置づけ、「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げています。**非上場のため有価証券報告書はなく、従業員数・売上・平均年収は公式に開示されていません。**この記事では、公式サイトとプレスリリースから事業と組織の実態を整理します。

会社概要と4つの事業

項目内容
会社名株式会社LayerX
設立2018年8月1日
代表者代表取締役CEO 福島 良典/代表取締役CTO 松本 勇気
所在地東京本社:東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア 5階(ほか関西支社・中部支社・九州支社
ミッション「すべての経済活動を、デジタル化する。」
位置づけコンパウンド・スタートアップ
上場区分非上場(有価証券報告書の提出義務がないため、従業員数・売上高・平均年収などは公表されていません)

この記事で扱う数値は、すべて同社の公式サイトおよび公式プレスリリースに記載されたものです。

事業の構成

公式サイトの会社概要には、バクラク、Ai Workforce、Fintech、Securityという複数事業を展開する「コンパウンド・スタートアップ」と記載されています。

事業内容
バクラク法人支出管理や人的資源管理などの業務効率化AIクラウドサービス累計15,000社に導入(スタートアップから大企業まで)。2024年には勤怠管理サービスをはじめとした人事領域にも進出
Ai Workforce2024年6月提供開始
Fintech三井物産デジタル・アセットマネジメント(デジタルネイティブなアセットマネジメント会社を目指す合弁会社)。デジタル証券「Alterna
AI・LLM事業大規模言語モデル(LLM)関連技術を活用し、企業や行政における業務効率化・データ活用を支援

ARR100億円

2026年3月18日付の公式リリースでは、次の内容が公表されています。

項目内容
ARR2026年1月末時点で100億円
サービス開始2021年1月(「バクラク請求書受取」)
「Ai Workforce」提供開始2024年6月
成長の牽引役AIエージェント事業

2021年1月のサービス開始から、5年でARR100億円に到達した計算になります。

評判の傾向

以下は公開されている口コミの傾向を要約したものです。個別の投稿は引用していません。

年収・評価制度

**同社は非上場のため、平均年収は公式に開示されていません。**ただし、2025年9月のシリーズB調達リリースには、資金使途として「AIを活用した競争力のある報酬体系」が挙げられています。報酬制度が資金使途に明記されている点は、この会社の特徴です。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

ワークライフバランス

働き方に関する制度の詳細は、公式リリースからは確認できません。なお、資金使途には「AI導入による生産性向上」も挙げられています。東京本社に加えて関西支社・中部支社・九州支社があります。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

キャリア・成長機会

シリーズBの資金使途は「エンジニアを中心とした人材採用の強化、セールスチームの拡大、AIを活用した競争力のある報酬体系、AI導入による生産性向上」。**採用強化が筆頭に挙がっています。**事業はバクラク(法人支出管理・人的資源管理)、Ai Workforce、Fintech、Securityと複数あり、コンパウンド・スタートアップという位置づけです。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

社風・人間関係

従業員数は公式に開示されていません。代表者は代表取締役CEO 福島良典氏と代表取締役CTO 松本勇気氏の2名体制。設立は2018年8月1日です。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

エージェントベストの見解

**「ARR100億円」。非上場企業がこの数字を公表する意味は大きい。**当メディアはこの数か月、上場企業の有価証券報告書と非上場企業の公式リリースを読み続けてきました。**非上場企業は売上を公表しないのが普通です。**同じ時期に読んだ企業でも、Findy、CBcloud、Hacobu、IVRy——**いずれも調達額や利用者数は出すが、売上は出していません。**LayerXはARR(年間経常収益)を出しています。

指標数値
全社ARR100億円(2026年1月末時点)
サービス開始2021年1月(バクラク請求書受取)
バクラクの導入累計15,000社
シリーズB調達150億円(2025年9月・リードはTCV)

**ARRは「いま契約されている分が1年続いたらいくらか」を示す指標です。**当メディアが同じ時期に読んだ上場企業では、Appier Groupが2025年12月のARR48,259百万円(+33.1%)、GA technologiesのITANDI事業がARR4,843百万円を開示していました。**LayerXの100億円は、非上場でありながらこの水準にあるということです。****そして、成長の速さが際立ちます。**2021年1月にサービスを開始し、**5年でARR100億円。****この会社の戦略が「コンパウンド・スタートアップ」という言葉に表れています。**単一のプロダクトを深めるのではなく、バクラク(支出管理・人事)、Ai Workforce、Fintech、Securityという複数の事業を同時に育てる。当メディアが同じ時期に読んだBASEも「個人・スモールチーム」向けにEC・決済・資金調達・越境・運営支援を並べていましたが、LayerXは顧客層ではなく「経済活動のデジタル化」という軸で広げています。****応募者にとっての意味は3つあります。****1つ目、成長のフェーズが明確である。ARR100億円到達、シリーズB150億円調達。次は上場も視野に入る規模です。2つ目、報酬に投資する方針が公表されている。資金使途に「AIを活用した競争力のある報酬体系」と明記されています。非上場企業で報酬制度を資金使途に挙げる例は多くありません。****3つ目、AIエージェントが成長の牽引役である。ARR100億円達成のリリースにも「AIエージェント事業が成長を牽引」と記載されています。面接では3つ聞いてください。1つ目、「従業員数と、直近1年の採用数を教えてください」。2つ目、「ARR100億円の事業別内訳はどうなっていますか」。3つ目、「AIを活用した報酬体系とは、具体的にどんな仕組みですか」

シリーズB150億円という調達

2025年9月2日付の公式リリースで、シリーズBの完了が公表されました。

項目内容
調達額150億円(シリーズB)
リード投資家TCV
その他の投資家三菱UFJ銀行/三菱UFJイノベーション・パートナーズ/Coreline Ventures/JAFCOグループ/Keyrock Capital Management/JPインベストメント
資金使途エンジニアを中心とした人材採用の強化、セールスチームの拡大、AIを活用した競争力のある報酬体系、AI導入による生産性向上

リード投資家のTCVは、海外のグロース投資家です。三菱UFJ銀行と三菱UFJイノベーション・パートナーズという金融グループ2社が並んでいる点も、Fintech事業を持つこの会社らしい構成です。

同リリースで公表された実績数値

指標数値
バクラクの導入累計15,000社(スタートアップから大企業まで)
Alternaのデジタル証券17ファンドを組成(2025年8月時点で国内最多)
Alternaの累計投資額25億円超

なお、2023年6月には「シリーズA累計で約82億円の資金調達」も公表されています。

「コンパウンド・スタートアップ」という戦略

公式サイトの会社概要は、この会社を「バクラク、Ai Workforce、Fintech、Securityなど複数事業を展開するコンパウンド・スタートアップ」と表現しています。

それぞれの事業を整理すると、次のようになります。

事業対象内容
バクラク法人の支出管理・人的資源管理業務効率化AIクラウドサービス。2021年1月に「バクラク請求書受取」から開始し、2024年には勤怠管理をはじめとした人事領域へ進出累計15,000社
Ai Workforce業務の自動化2024年6月提供開始
Fintech資産運用三井物産デジタル・アセットマネジメント(合弁会社)。デジタル証券「Alterna」は17ファンドを組成(2025年8月時点で国内最多)、累計投資額25億円超
AI・LLM事業企業・行政大規模言語モデル(LLM)関連技術を活用した業務効率化・データ活用の支援

共通するのは「すべての経済活動を、デジタル化する。」というミッションです。請求書、経費、勤怠、資産運用——いずれも企業活動のなかで紙や人手が残っていた領域にあたります。

拠点

東京本社(中央区築地・銀座松竹スクエア)に加え、関西支社・中部支社・九州支社が公式サイトに記載されています。全国に営業拠点を持つ体制です。

エージェントベストの見解

**「AIを活用した競争力のある報酬体系」。150億円の資金使途に、この一文が入っています。**当メディアはこの数か月、非上場企業の資金調達リリースを読み続けてきました。資金使途は通常、「プロダクト開発」「採用」「マーケティング」の3つで書かれます。

会社資金使途
LayerXエンジニアを中心とした人材採用の強化、セールスチームの拡大、AIを活用した競争力のある報酬体系AI導入による生産性向上
IVRyエンタープライズ領域の組織拡大、AIプロダクト開発の強化、M&A等の事業拡大
Findyプラットフォームの強化、グローバル進出本格化、生成AI活用プロダクト開発
Hacobuプロダクト開発、新規事業立ち上げ、採用活動、マーケティング
CBcloudプロダクト強化、マーケティング、人材採用

**「報酬体系」を資金使途に挙げているのはLayerXだけです。**しかも「AIを活用した」という修飾がついています。AIで生産性を上げ、その分を報酬に回す——という設計を示唆していると読めます。**もう1つ、同じ使途に「AI導入による生産性向上」も並んでいます。****つまりこの会社は、AIを「売るもの」であると同時に「自社で使うもの」として位置づけている。****当メディアが同じ時期に読んだ企業では、AI insideが「全社員のAI insider化」「Work with Buddy」を掲げ、LIFULLが「AI・生成AI活用等によって業務効率化が進み」と増益要因に挙げていました。****LayerXの特徴は、それを報酬とセットで語っている点です。****応募者にとって、これは待遇を考えるうえで直接の材料になります。****非上場のため平均年収は公表されていませんが、「競争力のある報酬体系」を資金使途に掲げる会社は、その水準を面接で説明できるはずです。**そのうえで、この会社の現在地を整理します。

時期出来事
2018年8月設立
2021年1月「バクラク請求書受取」提供開始
2023年6月シリーズA累計約82億円の調達を公表
2024年6月「Ai Workforce」提供開始
2024年バクラクが人事領域(勤怠管理)へ進出
2025年9月シリーズB 150億円(リード:TCV)
2026年1月末全社ARR100億円到達

サービス開始から5年でARR100億円、設立から8年で累計調達230億円超。****この速度で伸びる会社では、組織も同じ速度で変わります。面接では3つ聞いてください。1つ目、「4つの事業のうち、どこに配属されますか」。2つ目、「直近1年で組織はどのくらい増えましたか」。3つ目、「上場の予定はありますか」

働き方とキャリア形成の特徴

公式情報から読み取れる特徴は、次のとおりです。上場企業と異なり働き方の制度は公表されていないため、確認できる範囲のみを記載します。

1. 複数事業を同時に展開している

バクラク、Ai Workforce、Fintech、Security。**「コンパウンド・スタートアップ」**という位置づけです。

2. 代表が2名(CEO・CTO)である

代表取締役CEO 福島良典氏、代表取締役CTO 松本勇気氏。技術のトップが代表に入っている構成です。

3. 全国に拠点がある

東京本社に加え、関西支社・中部支社・九州支社。

4. 報酬体系が資金使途に明記されている

シリーズBの使途に「AIを活用した競争力のある報酬体系」が含まれます。

5. 従業員数は公表されていない

公式サイトの会社概要にも記載がありません。

向いている人/向いていない人

向いている可能性がある人

向いていない可能性がある人

選考に向けた準備

1. ARRという指標を理解する

2026年1月末時点で全社ARR100億円。「いま契約されている分が1年続いたらいくらになるか」を示す指標です。SaaSの成長を測る共通言語なので、自分の経験をこの指標と結びつけて語れると、事業理解が伝わります。

2. 「コンパウンド・スタートアップ」の意味を押さえる

単一プロダクトを深めるのではなく、複数の事業を同時に育てる戦略です。バクラク(支出管理・人事)、Ai Workforce、Fintech、Security。なぜ広げるのか、どこでつながるのかを自分なりに考えておきましょう。

3. 開示されていない情報は、質問リストにしておく

従業員数・売上・給与レンジは公表されていません。ARR100億円、累計15,000社、シリーズB150億円という公表情報から逆算した質問(事業別の内訳、組織規模、上場計画)を用意しておくと、準備の深さが伝わります。

まとめ

よくある質問

Q. LayerXの平均年収はいくらですか?

A. **同社は非上場のため有価証券報告書の提出義務がなく、平均年収は公式に開示されていません。**ただし2025年9月のシリーズB調達リリースには、資金使途として「AIを活用した競争力のある報酬体系」が挙げられています。給与水準は求人票の提示レンジと面接での確認が手がかりになります。

Q. どんな事業をしていますか?

A. 公式サイトによると、バクラク(法人支出管理・人的資源管理などの業務効率化AIクラウドサービス。累計15,000社に導入)、Ai Workforce(2024年6月提供開始)、Fintech(三井物産デジタル・アセットマネジメント、デジタル証券「Alterna」)、Securityなどを展開する「コンパウンド・スタートアップ」と位置づけられています。このほか大規模言語モデル(LLM)関連技術を活用したAI・LLM事業もあります。

Q. 成長はどのくらいの速さですか?

A. 公式リリースによると、「バクラク請求書受取」のサービス開始は2021年1月で、2026年1月末時点で全社ARR100億円に到達しました。2023年6月にシリーズA累計約82億円、2025年9月にシリーズBで150億円の調達を公表しています。ARR100億円達成のリリースでは「AIエージェント事業が成長を牽引」と記載されています。


※本記事は、株式会社LayerXの公式サイトおよび公式のプレスリリースをもとに構成しています。同社は非上場であり、有価証券報告書による開示がないため、従業員数・売上高・平均年収などは扱っていません。数値は各リリースに記載された時点のものです。募集要項や制度は変更される場合がありますので、応募前に公式採用ページを必ずご確認ください。口コミに関する記述は、公開されている投稿の傾向を要約したものであり、個別の投稿を引用したものではありません。

出典

本記事は 2026/8/18 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

この記事のタグ

スタートアップ・ITの他の企業

スタートアップ・ITの企業一覧を見る →

監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)