デロイト トーマツ サイバーの評判・年収・選考対策|転職で押さえるべきポイント

デロイト トーマツ サイバー 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/12

公的データから見た、会社の輪郭

デロイト トーマツ サイバーは非上場です。有価証券報告書を提出していないため、平均年収や平均勤続年数を開示資料から読むことはできません。

gBizINFOに掲載されている内容(法人番号 4010003029619)

項目内容
法人名デロイトトーマツサイバー合同会社
所在地東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 丸の内二重橋ビルディング
設立年月日2019年4月1日
従業員数460人(男性348人、女性112人)
業種G.情報通信業
事業概要サイバーセキュリティ及びリスクマネジメントシステム構築に関するコンサルティング、システム監査、セキュリティ監査及び内部監査の実施等
特許0件
意匠0件
商標0件
補助金交付0件
調達26件
表彰1件

「合同会社」という法人形態

株式会社ではありません。 デロイト トーマツ グループの各社には、合同会社の形をとる法人があります。

設立2019年4月1日

同時期に調べた各社のなかで最も新しい日付です。サイバーセキュリティに特化した法人として、比較的近年に設けられたことが読み取れます。

460人という規模

gBizINFOの従業員数は事業所の被保険者数をもとにした数字です。業務委託の方は含まれません。

女性比率は約24.3%

460人のうち112人。セキュリティ領域としては珍しくない水準です。

本記事の内容は2026年8月時点の公開情報にもとづきます。最新の情報は各社公式サイトおよびgBizINFOをご確認ください。

事業概要に「監査」が3つ並ぶ

gBizINFOの事業概要を分解します。

サイバーセキュリティ及びリスクマネジメントシステム構築に関するコンサルティング、システム監査、セキュリティ監査及び内部監査の実施等

5つの機能

機能内容
サイバーセキュリティのコンサルティング守る仕組みを設計する
リスクマネジメントシステム構築リスクを管理する枠組みを作る
システム監査システムが適切に運用されているかを確かめる
セキュリティ監査安全対策が機能しているかを確かめる
内部監査社内の統制が働いているかを確かめる

監査が3つ入っている

システム監査、セキュリティ監査、内部監査。 5つのうち3つが監査です。

コンサルティングと監査の違い

コンサルティングは、良くする仕事。監査は、確かめる仕事。 求められる姿勢が違います。

監査に求められるもの

手続きの正確さ、証拠の保全、独立した判断。 提案の巧みさより、検証の厳密さが問われます。

転職の観点

前職で監査を経験した方には、その経験が直接いきます。 内部監査部門、システム監査、あるいは監査法人での経験。

逆に、開発だけを経験してきた方は

作る側から、確かめる側への転換になります。同じ技術知識を使っても、立ち位置が変わります。

確認したいこと

「募集ポジションは、コンサルティング側ですか、監査側ですか」。この特定が、応募の出発点になります。

関連する資格

公認情報システム監査人など、監査に関する資格が評価される可能性があります。保有資格は職務経歴書に明記する価値があります。

調達26件が示す、顧客の構成

gBizINFOには、官公庁からの調達(受注)実績が記録されます。

同時期に調べた各社と並べる

会社調達従業員数1人あたりの目安
三菱UFJリサーチ&コンサルティング1,031件1,361人多い
日本総合研究所295件4,859人中程度
デロイト トーマツ サイバー26件460人少ない
デロイト トーマツ ベンチャーサポート15件記載なし
マーサージャパン11件324人少ない
博報堂コンサルティング0件59人なし

26件という水準

官公庁との取引はあるが、事業の柱ではないと読めます。

セキュリティ領域で官公庁の受注があること

行政機関もサイバーセキュリティの対策を必要とします。 調達26件は、その一部と考えられます。

民間中心の構成

顧客の多くは民間企業であると推測されます。

働く側への含意

提案から入り、顧客ごとに設計する進め方が中心になると考えられます。

知的財産が0件

特許・意匠・商標すべて0件です。コンサルティングと監査を主とする法人では珍しくない構成です。

表彰1件

外部からの評価が記録されています。

確認したいこと

「官公庁の案件はどのくらいありますか」「顧客の業種に偏りはありますか」。この2つで、担当する領域が見えてきます。

460人という規模と、グループの構造

デロイト トーマツ グループの一員

グループには複数の法人があります。 監査法人、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税理士法人、そしてサイバー。

法人が分かれている意味

監査法人と、コンサルティングを行う法人は分ける必要があります。 監査の独立性を保つためです。

なぜ転職に関係するか

どの法人と雇用契約を結ぶかで、扱える仕事の範囲が変わる可能性があります。

確認したいこと

「雇用契約を結ぶ法人名を教えてください」。グループ企業に応募する際の基本です。

460人という規模の性質

大規模なコンサルティングファームの一部門ほどの人数です。職務は一定程度分かれると考えられます。

専門性の集中

サイバーセキュリティに特化した法人であるため、周囲も同じ領域の専門家という環境が推測されます。

転職の観点

領域を深めたい方には、この集中は有利に働きます。 一方、幅広い領域を経験したい方には、閉じて感じられる可能性があります。

非上場であることの意味

平均年収が公的に確認できません。 面接で提示額の内訳を聞くのが、唯一の確実な方法になります。

確認したいこと

「提示額の内訳(基本給・賞与・手当)を教えてください」「等級構成と、昇格の基準を教えてください」。年収の水準は総合コンサルティングファームの年収相場もあわせてご覧ください。

エージェントベストの見解

事業概要に監査が3つ並んでいる点を見落とさないでください。システム監査、セキュリティ監査、内部監査。5つ挙げられた機能のうち3つが監査です。コンサルティングと監査は、同じ知識を使っても立ち位置が逆になります。コンサルティングは良くする仕事、監査は確かめる仕事。監査では、手続きの正確さ、証拠の保全、独立した判断が求められます。提案の巧みさが評価される世界とは違う。転職を考える方にとって、この違いは日々の充実感に直結します。作ることに手応えを感じる方が監査に配属されると、物足りなさを感じることがあります。逆に、正しさを担保する仕事に価値を見出す方には合います。面接では「募集ポジションはコンサルティング側ですか、監査側ですか」と聞いてください。求人票の職種名だけでは区別がつかないことがあります。

選考で確認しておきたいこと

  1. 雇用契約を結ぶ法人名
  2. 募集ポジションがコンサルティング側か、監査側か
  3. 官公庁案件と民間案件の比率
  4. 顧客の業種の偏り
  5. 提示額の内訳と、等級構成
  6. 保有資格の評価のされ方

1つ目は、デロイト トーマツ グループに複数の法人があるためです。監査法人とコンサルティング法人は、独立性の観点から分かれています。

2つ目が、日々の仕事を最も左右します。事業概要5機能のうち3つが監査です。

3つ目は、調達26件という記録を踏まえた確認です。

6つ目は、監査に関する資格が評価される可能性があるためです。保有していれば職務経歴書に明記する価値があります。

近い法人はデロイト トーマツ ベンチャーサポートの評判・年収・選考対策、キャリアの筋道は総合コンサルティングファームのキャリアパスもあわせてご覧ください。

エージェントベストの見解

設立年月日2019年4月1日という記載は、同時期に調べた各社のなかで最も新しいものでした。東京商工リサーチ1933年、三菱総研DCS 1970年、大和総研1975年と比べると、際立って若い法人です。これが意味するのは、サイバーセキュリティという領域が独立した法人を持つに値する規模になったのが、比較的近年だということです。転職を考える方にとって、若い法人には特徴があります。制度が形成の途中である一方、前例に縛られにくい。460人という規模も、大組織のなかでは小回りが利く水準です。ただし、有価証券報告書がないため平均勤続年数は分かりません。設立から年数が浅い以上、長期のキャリアの前例も限られます。面接では「入社後3年、5年でどういう役割が想定されますか」と聞いてください。前例が少ない組織では、この質問への答えに会社の設計思想が表れます。

まとめ

デロイト トーマツ サイバーについて、公的なデータから確認できる点を整理します。

本記事の内容は2026年8月時点の公開情報にもとづきます。統計の数値は調査区分全体のものであり、特定の企業の実態を示すものではありません。詳細はgBizINFOおよび各社公式サイトでご確認ください。

よくある質問

Q. 平均年収は分かりますか。

A. 非上場のため有価証券報告書がなく、公的なデータからは確認できません。面接で提示額の内訳と等級構成を確認するのが確実です。

Q. 合同会社とは何ですか。

A. 株式会社とは異なる法人形態です。gBizINFOに記載された法人名はデロイトトーマツサイバー合同会社です。デロイト トーマツ グループには複数の法人形態があります。

Q. コンサルティングと監査、どちらの仕事が多いですか。

A. gBizINFOの事業概要には5つの機能が挙げられ、うち3つが監査です。ただし人数の内訳は公的データからは読めません。面接で確認する価値があります。

Q. 設立2019年というのは新しいですか。

A. 同時期に調べた各社のなかで最も新しい日付です。東京商工リサーチ1933年、三菱総研DCS 1970年、大和総研1975年と比べると若い法人です。

出典

本記事は 2026/8/12 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)