アペルザの評判|年収・働き方・選考対策まで解説

アペルザ 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/11

有価証券報告書がない会社を、どう調べるか

アペルザは非上場企業です。有価証券報告書を提出していないため、平均年収も従業員数も公表されていません

上場企業であれば、平均年間給与、平均年齢、平均勤続年数、セグメント別の人員配置まで、有価証券報告書から読み取れます。この会社ではそれができません。

この記事では、公式サイトから確認できる事実だけを扱います。推測で数値を補うことはしません。読み取れない項目は、読み取れないと書きます。

そのうえで、この会社が何をしていて、どういう構造の事業なのかは、公開されているサービス構成からかなり具体的に分かります。

本記事は2026年8月時点で公開されている情報にもとづいています。最新の募集要項や選考プロセスは、公式サイトでご確認ください。

会社概要と、公表されている項目

公式サイトの会社概要に記載されている項目は次のとおりです。

項目内容
会社名株式会社アペルザ(Apérza Inc.)
上場区分非上場
本社所在地神奈川県横浜市中区山下町23番地 日土地山下町ビル13F
事業内容ものづくり産業向けオンラインプラットフォームの提供
創業2016年7月
資本金1億円
従業員数記載なし

従業員数が公式サイトに記載されていません。 上場企業であれば有価証券報告書から確認できる項目ですが、この会社では公開されていないため、面接の場で確認する項目になります。

本社が横浜市中区にある点は、この領域の企業としては特徴的です。製造業の顧客が多い立地との関係が読み取れます。

6つのサービスで、ものづくり産業を横断している

公式サイトによれば、この会社は「ものづくり産業向けオンラインプラットフォームの提供」を事業内容とし、複数のサービスを展開しています。

サービス類型役割
ポータル製造業の技術者が製品や技術を探す入口
ニュースサイト業界の情報を届ける媒体
カタログサイト製品カタログを集約し、検索できるようにする
動画サイト製品や技術を動画で伝える
ECモール生産財をオンラインで売買する場
セールスマーケティングプラットフォーム製造業の営業・販促を支える仕組み

構造として押さえておきたいのは、この6つが「情報を集める」と「取引を成立させる」の両方をカバーしている点です。

技術者が製品を探すところ(ポータル、カタログ、動画、ニュース)から、実際に買うところ(ECモール)、そして売る側を支えるところ(セールスマーケティングプラットフォーム)まで一続きになっています。

転職を検討する立場からは、自分が関わるのがこの流れのどこかを確認する必要があります。 メディアの運営とECの運営、SaaSの開発では、日々の仕事がまったく違います。

評判の傾向

年収・評価制度

非上場のため公式な水準は公表されていません。スタートアップ企業一般の傾向として、ストックオプションを含めた報酬設計が採られることがありますが、この会社の制度については公開情報から確認できません。面接で確認する項目になります。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです。

ワークライフバランス

顧客が製造業であるため、顧客の稼働時間に合わせた対応が生じるという指摘が見られます。一方で、柔軟な働き方に関する言及も見られます。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです。

キャリア・成長機会

複数のサービスを持つため、担当領域が広がる可能性を評価する声が見られます。組織の規模が大きくないことから、任される範囲が広いという指摘もあります。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです。

社風・人間関係

製造業という領域への関心を共有する文化があるという声が見られます。顧客の現場に足を運ぶ姿勢に関する言及も見られます。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです。

エージェントベストの見解

この会社を検討される方は、同じBtoB領域のSaaS企業と並べて比較しているケースが多く見られます。判断が割れるのは、顧客が「製造業」であることをどう捉えるかです。一般的な業務系SaaSでは、顧客の担当者はPCの前におり、オンラインで完結する提案が通ります。製造業の設計者や購買担当者は、図面や仕様書を見ながら判断し、実物を確認したがることも珍しくありません。展示会が意思決定に効く領域でもあります。オンラインプラットフォームを掲げていても、事業を動かしているのはオフラインの商習慣への理解です。比較検討の際は、自分が解きたい課題がどちらの世界にあるかを先に整理することをお勧めします。製造業特有の商習慣を面白いと感じるか、面倒だと感じるか。ここで評価が分かれます。

非上場企業の年収をどう見積もるか

この会社は有価証券報告書を提出していないため、平均年収を確認する手段がありません。企業固有の数値を書くことは避けます。

代わりに、確認の手順を整理します。

募集要項の提示レンジを見る

非上場企業では、これが最も確度の高い情報です。レンジの上限ではなく、自分の経験がどこに位置づくかを面接で確認します。

ストックオプションの条件を聞く

スタートアップでは報酬の一部が株式に関する権利で構成されることがあります。付与の有無、行使の条件、想定される時期。この3点を確認すると、提示された金額の意味が変わります。ただし制度の有無は会社によって異なるため、この会社にあるかどうかは公開情報からは確認できません。

評価と昇給の頻度を聞く

組織が拡大する局面では、入社時の水準より、その後の変化のほうが大きくなることがあります。

同領域の上場企業と比べる

BtoB領域のSaaSやメディアで上場している企業であれば、有価証券報告書から平均年間給与を確認できます。それらを並べて相場観を作ったうえで、提示額を評価する方法があります。

従業員数を聞く

公式サイトに記載がないため、面接で確認します。組織の規模は、担当範囲と裁量の大きさに直結します。 あわせて直近1年の増減を聞くと、拡大局面か安定局面かが分かります。

創業2016年、資本金1億円という規模感

創業からの期間

2016年7月の創業から、約10年が経過しています。立ち上げ直後のスタートアップとは異なり、事業の形はある程度定まっている段階だと考えられます。

資本金1億円という水準

公式サイトに記載された資本金は1億円です。資本金の額は増資の履歴や税制上の判断によっても変わるため、これだけで事業規模を判断することはできません。ただし、外部資本を入れて拡大を図る形態であることは読み取れます。

横浜という立地

本社は横浜市中区山下町です。製造業の集積を意識した立地とも読めますが、公式サイトにその説明はありません。勤務地の希望がある方は、募集要項で確認することをお勧めします。

複数サービスを少ない人数で運営する構造

6つのサービス類型を持ちながら、従業員数は公表されていません。一般に、サービス数に対して人員が少ないほど、ひとりが担う範囲は広くなります。この点も面接で確認する価値があります。

向いている人/向いていない人

向いている人

製造業という領域に関心がある方

顧客は製造業です。この領域の商習慣や技術の言葉を理解しようとする姿勢が、成果に直結します。

オンラインとオフラインの両方を扱いたい方

オンラインプラットフォームを掲げつつ、顧客の意思決定にはオフラインの要素が残ります。両方を行き来する仕事に面白さを感じる方に向きます。

複数サービスの関係を考えたい方

ポータル、カタログ、EC、SaaSが一続きになっています。個別のサービスではなく、その組み合わせで価値を作る発想が求められます。

向いていない人

公開情報の多さを重視する方

非上場のため、従業員数も業績も公表されていません。入社判断に必要な情報を自分で集め、面接で確認する必要があります。この不確実性を許容できない場合は、上場企業のほうが向いています。

消費者向けサービスを作りたい方

顧客は事業者、それも製造業です。一般消費者に向けたサービス開発を志望する場合、日々の仕事とのずれが生じます。

エージェントベストの見解

非上場のスタートアップを検討する際に多い失敗が、「事業への共感」だけで意思決定してしまうことです。この会社が扱う製造業のデジタル化は、社会的な意義が分かりやすく、面接でも共感が生まれやすい領域です。ただし入社判断に必要なのは、共感とは別の情報です。確認しておきたいのは3点あります。ひとつ、従業員数と直近1年の増減。公式サイトに記載がないため、聞くしかありません。ふたつ、6つのサービスのうち、どれが売上の中心か。すべてが同じ重みではないはずです。みっつ、自分が入る組織の人数と役割の定義。スタートアップでは組織図が短期間で変わるため、入社時の想定と半年後が違うことがあります。いずれも公開情報からは分かりません。面接で聞く前提で準備しておくと、判断の精度が上がります。

選考に向けた準備

選考フローの概要

公開されている情報の範囲では、書類選考、複数回の面接という流れが一般的とされています。職種によっては課題が課される場合があります。回数や内容は時期により変動します。詳細は公式の募集要項でご確認ください。

志望動機で問われること

「なぜこの業界か」では、製造業という領域に関心を持った理由を整理します。製造業の課題を語る応募者は多いため、そこから踏み込んで、なぜオンラインプラットフォームという手段なのかまで話せると差が出ます。

「なぜこの会社か」では、6つのサービス類型を持つ構造に触れます。情報を集める段階から取引を成立させる段階までを一続きで押さえている点は、公式サイトから読み取れる特徴です。

職務経歴書で見られるポイント

製造業を顧客とした経験があれば、扱った業種と企業規模を具体的に書きます。設計、購買、生産技術のいずれの部門と接したかまで書けると、顧客理解が伝わります。

BtoBのメディアやECに関わった経験がある場合は、指標と変化幅を記載します。掲載企業数、流通総額、問い合わせ件数。何を測り、どう動かしたかが伝わる書き方が有効です。

まとめ

アペルザは2016年7月に創業した非上場企業で、ものづくり産業向けオンラインプラットフォームを提供しています。本社は横浜市中区山下町、資本金は1億円です。

公式サイトによれば、ポータル、ニュースサイト、カタログサイト、動画サイト、ECモール、セールスマーケティングプラットフォームという複数のサービスを展開しています。情報を集める段階から取引を成立させる段階まで、一続きでカバーする構造です。

有価証券報告書を提出していないため、従業員数も平均年収も公表されていません。 上場企業と同じ方法では調べられない点は、検討にあたっての前提になります。

選考では、製造業を顧客とした経験と、BtoBのメディアやECで指標を扱った経験が材料になります。

本記事は2026年8月時点で公開されている情報にもとづいています。最新の募集要項や選考プロセスは、各社の公式サイトでご確認ください。

よくある質問

Q. 平均年収はどのくらいですか。

A. 非上場企業のため有価証券報告書がなく、平均年収は公表されていません。企業固有の数値をお示しすることはできません。募集要項に提示されるレンジと、面接での確認が判断材料になります。スタートアップでは報酬の一部が株式に関する権利で構成される場合がありますが、この会社に制度があるかどうかは公開情報からは確認できません。

Q. 従業員数はどのくらいですか。

A. 公式サイトの会社概要に従業員数の記載はありません。非上場のため有価証券報告書からも確認できません。組織の規模は担当範囲と裁量に直結する情報のため、面接の場で直接確認することをお勧めします。あわせて直近1年の増減を聞くと、拡大局面かどうかが分かります。

Q. 未経験でも転職できますか。

A. 職種によります。製造業を顧客とした経験、あるいはBtoBのメディアやECに関わった経験は、業界が違っても評価されやすいと考えられます。製造業の知識は入社後に習得する部分が大きい領域です。具体的な応募要件は募集要項でご確認ください。

出典

本記事は 2026/8/11 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)