Hacobuの評判|年収・働き方・選考対策まで解説

Hacobu 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/18

株式会社Hacobuが提供する物流DXツール「MOVO(ムーボ)」の利用事業所は、公式リリースによると3万2000拠点超。これは国内主要物流拠点の約27%にあたります。月間トランザクションは250万件超、ドライバーID発行数は80万超。トラック予約受付サービス「MOVO Berth」は5年連続シェアNo.1です。従業員数は220名(2026年4月現在)、累計調達額は約56億円。**非上場のため有価証券報告書はなく、売上・平均年収は公式に開示されていません。**この記事では、公式サイトとプレスリリースから事業と組織の実態を整理します。

会社概要とMOVOという事業

項目内容
会社名株式会社Hacobu
設立2015年6月30日
代表者代表取締役社長CEO 佐々木 太郎
所在地東京都港区芝5-29-11 G-BASE田町4階
従業員数220名(2026年4月現在)
資本金約45億円(資本準備金含む)
事業内容物流向けアプリケーション開発・販売、コンサルティング、システムインテグレーション
上場区分非上場(有価証券報告書の提出義務がないため、売上高・平均年収などは公表されていません)

**この記事で扱う数値は、すべて同社の公式サイトおよび公式プレスリリースに記載されたものです。****非上場企業としては珍しく、従業員数と資本金が公式サイトに明記されています。**一方、売上高・利益・平均年収は公表されていないため、それらの数値については扱いません。

MOVOの実績

2025年5月29日付の公式リリースには、次の数値が記載されています。

指標数値
利用事業所3万2000拠点超国内主要物流拠点の約27%
月間トランザクション250万件超
ドライバーID発行数80万超
トラック予約受付サービス「MOVO Berth」5年連続シェアNo.1

**「国内主要物流拠点の約27%」**という表現は、市場のなかでの位置づけを自ら数値化している点で特徴的です。

また同リリースでは、2025年6月に創業10周年を迎えるにあたり、「Goal 2025」として掲げていた「3万事業所によるデジタル物流情報網の実現」を達成した旨も公表されています。

評判の傾向

以下は公開されている口コミの傾向を要約したものです。個別の投稿は引用していません。

年収・評価制度

**同社は非上場のため、平均年収は公式に開示されていません。**上場企業であれば有価証券報告書に記載される「平均年間給与」「平均年齢」「平均勤続年数」に相当する情報も公表されていません。給与水準は求人票の提示レンジと面接での確認が手がかりになります。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

ワークライフバランス

**働き方に関する制度の詳細は、公式リリースからは確認できません。**なお公式サイトには、従業員数について「220名(2026年4月現在)」と時点を明記して記載されています。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

キャリア・成長機会

2025年5月の資金調達では、資金使途として「プロダクト開発、新規事業立ち上げ、採用活動、マーケティング」が挙げられ、「Data-Driven Logistics®の社会実装推進」に充当するとされています。事業内容にはアプリケーション開発・販売のほか、コンサルティング、システムインテグレーションも含まれます。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

社風・人間関係

従業員数は220名(2026年4月現在)。設立は2015年6月30日で、2025年6月に創業10周年を迎えました。ドライバー向けの取り組みとして「ドライバーエンパワーメント」という施策も公表されています。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

エージェントベストの見解

**「国内主要物流拠点の約27%」。この書き方が、この会社の強さを示しています。**当メディアはこの数か月、有価証券報告書と公式リリースを読み続けてきました。多くの企業は「導入社数◯◯社」「登録者数◯◯万人」と絶対数を出します。この会社は分母を示したうえで、自社のシェアを出しています。

指標数値意味
利用事業所3万2000拠点超絶対数
国内主要物流拠点に占める割合約27%市場のなかでの位置
月間トランザクション250万件超実際に使われている量
ドライバーID発行数80万超供給側の広がり
MOVO Berth5年連続シェアNo.1継続的な地位

登録数だけでなく、トランザクション(実際の取引)を出している点も重要です。当メディアが同じ時期に読んだCBcloudは「配車率96.5%」という稼働の指標を出していました。プラットフォーム事業では、登録された数より実際に動いている量のほうが価値を示します。****そして「約27%」という数字は、二重の意味を持ちます。****1つ目、すでに主要拠点の4分の1以上を押さえている。****2つ目、残り7割強はまだ取れていない。****つまり成長余地が明示されているということです。****この会社が扱う領域も、押さえておく価値があります。「MOVO Berth」はトラック予約受付サービス。物流センターに荷物を届けるトラックが、いつ・どのバース(荷卸し口)に着けるかを予約する仕組みです。この領域が伸びた背景には、いわゆる物流の2024年問題(ドライバーの時間外労働の上限規制)があります。待機時間の削減が、そのままドライバーの労働時間短縮につながるためです。応募者にとっての意味は3つあります。1つ目、社会課題と事業が直結している。****2つ目、扱う相手が荷主・物流会社・ドライバーの三者にわたる。ドライバーID発行数80万超という数字が、その広がりを示します。3つ目、シェアの数字を出す会社は、次の目標も数字で語る可能性が高い。実際、同社は「Goal 2025」として掲げた「3万事業所によるデジタル物流情報網の実現」を達成したと公表しています。面接では3つ聞いてください。1つ目、「Goal 2025 の次の目標は何ですか」。2つ目、「残り7割の拠点を取るための施策は何ですか」。3つ目、「MOVO Berth以外のプロダクトの構成比はどのくらいですか」

資金調達と株主

2025年5月29日、7億円の資金調達が公表されました。

項目内容
調達額7億円
新規投資家マーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合/鴻池運輸株式会社/非公開企業1社
既存投資家JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合
累計調達額約56億円
資金使途プロダクト開発、新規事業立ち上げ、採用活動、マーケティング。「Data-Driven Logistics®の社会実装推進」に充当

新規投資家に鴻池運輸株式会社(物流会社)が入っている点は注目に値します。サービスの利用者側にあたる事業会社が株主になるということは、事業上の連携が想定されていると読めます。

なお、公式サイトのニュースからは、過去の調達として「約15億円の資金調達」や「商工中金より無保証で3億円を資金調達。新株予約権付融資スキームを活用。累計資金調達額は約46億円に」といったリリースも確認できます。エクイティとデットを組み合わせて調達してきたことが分かります。

「Data-Driven Logistics」という考え方

この会社が掲げるのは「Data-Driven Logistics®」です。2025年5月の資金調達リリースでも、資金使途が「Data-Driven Logistics®の社会実装推進」に充当されると記載されています。

その実装が、MOVOという製品群です。

要素数値
利用事業所3万2000拠点超
月間トランザクション250万件超
ドライバーID発行数80万超

拠点・取引・ドライバーの3つが揃うことで、物流の動きがデータとして集まる構造です。

事業内容には、アプリケーションの開発・販売だけでなく「コンサルティング、システムインテグレーション」も含まれます。ツールを売るだけでなく、導入と運用の設計まで手がける体制です。

また、ドライバー向けの施策も公表されています。「企業6社と連携し『MOVO Driver』上で軒先情報を公開〜ドライバーの声をもとに始動!『ドライバーエンパワーメント』新施策〜」。荷主側だけでなく、実際に運ぶドライバー側の体験も対象にしていることが分かります。

従業員220名という規模

公式サイトに記載された従業員数は220名(2026年4月現在)です。

この規模を、当メディアが扱ってきた企業と並べると位置づけが見えます。

会社従業員数上場
Findy478名(有期含む・2026年1月)非上場
Arent連結247人東証グロース
Hacobu220名(2026年4月)非上場
GMOフィナンシャルゲート連結123名東証
ACSL連結58人東証グロース

上場しているスタートアップと同等の規模です。資本金は約45億円(資本準備金含む)、累計調達額は約56億円。外部資本を厚く入れて拡大してきた構造が読めます。

エージェントベストの見解

**「鴻池運輸株式会社が新規投資家として参加」。この1行が、この会社の事業構造を示しています。**当メディアはこの数か月、非上場企業の資金調達リリースを読み続けてきました。投資家の顔ぶれには、その会社の戦略が表れます。

会社特徴的な投資家読み取れる意図
Hacobu鴻池運輸(物流会社)、マーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合、JICベンチャー・グロース・ファンドサービスの利用者側にあたる事業会社を株主に
FindyLB Investment(韓国)、Darwin Venture Management(台湾)進出先の現地ネットワーク
CBcloud沖縄電力・沖縄テレビ・琉球銀行系ファンド等14社本店を置く地域の主要企業
HACARUS大原薬品工業、みやこキャピタル、中信ベンチャーキャピタル事業領域(製薬)と立地(京都)

Hacobuの場合、「マーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合」というファンド名自体がサプライチェーンを冠しています。さらに鴻池運輸という物流大手が直接入っている。プラットフォームを広げるには、業界内の主要プレイヤーを味方につけるのが早い——この構図は、事業の性質から自然に導かれます。そのうえで、この会社の数字には強さと課題の両方が出ています。****強さ:利用事業所3万2000拠点超(国内主要物流拠点の約27%)、月間トランザクション250万件超、MOVO Berthは5年連続シェアNo.1。「Goal 2025」として掲げた3万事業所を達成しました。**課題:**残り約73%の拠点はまだ取れていません。**そして、非上場のため売上・利益は公表されていません。**従業員220名、累計調達額約56億円という規模は分かりますが、その220名を支える収益がどうなっているかは外から見えません。****応募者にとっての意味は3つあります。1つ目、10年かけて業界内の位置を作った会社である。2015年設立、2025年6月に創業10周年。2つ目、次の目標が問われる局面にある。「Goal 2025」を達成したので、次に何を掲げるかがこれからの方向を決めます。****3つ目、三者(荷主・物流会社・ドライバー)に向き合う事業である。ドライバーID発行数80万超、「ドライバーエンパワーメント」施策。扱う相手が多い分、仕事の幅も広いと考えられます。面接では3つ聞いてください。1つ目、「売上高と、直近の成長率を教えてください」。2つ目、「Goal 2025 の次に掲げる目標は何ですか」。3つ目、「上場の予定はありますか」

働き方とキャリア形成の特徴

公式情報から読み取れる特徴は、次のとおりです。上場企業と異なり働き方の制度は公表されていないため、確認できる範囲のみを記載します。

1. 従業員220名という規模である

2026年4月現在。上場スタートアップと同等の規模です。

2. 事業がツール提供にとどまらない

事業内容は「物流向けアプリケーション開発・販売、コンサルティング、システムインテグレーション」。

3. 顧客が三者にわたる

荷主(物流拠点)、物流会社、そしてドライバー。ドライバーID発行数は80万超です。

4. 業界プレイヤーが株主にいる

2025年5月の調達で鴻池運輸株式会社が新規投資家として参加しました。

5. 資金使途に「採用活動」が明記されている

「プロダクト開発、新規事業立ち上げ、採用活動、マーケティング」。

向いている人/向いていない人

向いている可能性がある人

向いていない可能性がある人

選考に向けた準備

1. 「約27%」というシェアの意味を理解する

利用事業所3万2000拠点超が国内主要物流拠点の約27%。すでに取った部分と、残っている部分の両方を意識して話せると、事業理解が伝わります。「残り7割をどう取るか」は、面接で聞くべき質問でもあります。

2. 物流の現場課題を押さえる

トラック予約受付「MOVO Berth」が5年連続シェアNo.1という事実の背景には、荷卸し待ちの時間をどう減らすかという現場の切実な課題があります。ドライバーの労働時間規制と結びつけて語れると、志望動機に厚みが出ます。

3. 開示されていない情報は、質問リストにしておく

売上高・利益・給与レンジは公表されていません。従業員220名、累計調達額約56億円、創業10周年という公表情報から逆算した質問(1人あたりの収益、次の目標、上場計画)を用意しておくと、準備の深さが伝わります。

まとめ

よくある質問

Q. Hacobuの平均年収はいくらですか?

A. **同社は非上場のため有価証券報告書の提出義務がなく、平均年収は公式に開示されていません。**公式サイトには従業員数220名(2026年4月現在)と資本金約45億円(資本準備金含む)の記載はありますが、給与に関する情報はありません。給与水準は求人票の提示レンジと面接での確認が手がかりになります。

Q. どんなサービスを提供していますか?

A. 物流DXツール「MOVO(ムーボ)」を提供しています。トラック予約受付サービス「MOVO Berth」(5年連続シェアNo.1)のほか、ドライバー向けの「MOVO Driver」などがあります。事業内容は「物流向けアプリケーション開発・販売、コンサルティング、システムインテグレーション」と公式サイトに記載されています。

Q. どのくらい使われていますか?

A. 2025年5月29日付の公式リリースによると、利用事業所は3万2000拠点超国内主要物流拠点の約27%)、月間トランザクションは250万件超ドライバーID発行数は80万超です。同リリースでは、「Goal 2025」として掲げていた「3万事業所によるデジタル物流情報網の実現」を達成した旨も公表されています。


※本記事は、株式会社Hacobuの公式サイトおよび公式のプレスリリースをもとに構成しています。同社は非上場であり、有価証券報告書による開示がないため、売上高・利益・平均年収などは扱っていません。数値は各情報に記載された時点のものです。募集要項や制度は変更される場合がありますので、応募前に公式採用ページを必ずご確認ください。口コミに関する記述は、公開されている投稿の傾向を要約したものであり、個別の投稿を引用したものではありません。

出典

本記事は 2026/8/18 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)