株式会社HALの評判|年収・働き方・選考対策まで解説
株式会社HALは、システム開発とエンジニア支援を手がける非上場企業です。公式の企業情報によると、従業員数は1,541名(2026年3月末時点)、拠点は東京から札幌・仙台・金沢・名古屋・大阪・広島・福岡まで8か所。企業理念として「エンジニアのために」を掲げています。この記事では、公開されている情報から事業と働き方の構造を読み取り、選考で何を確認すべきかまで整理します。
会社概要と事業の範囲
公式の企業情報に載っている項目です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社HAL |
| 上場区分 | 非上場 |
| 設立 | 2003年8月 |
| 本社所在地 | 〒100-6906 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 丸の内パークビルディング6階 |
| 代表者 | 寺西 信夫 |
| 従業員数 | 1,541名(2026年3月末時点) |
| 拠点 | 東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台、広島、金沢 |
| 許認可 | 一般労働者派遣事業許可、プライバシーマーク取得 |
| 企業理念 | エンジニアのために |
事業内容として記載されているのは次のとおりです。
- システム導入に関するコンサルティング
- システム開発業務
- システム構築請負業務
- サーバー設計、構築、運用業務
- ネットワーク設計、構築、運用業務
- システム運用管理業務
- ERP導入コンサルティング業務
- エンジニア教育業務
- 人材紹介(エージェント)
資本金の記載は公式の企業情報にありません。
「請負」と「派遣」が両方ある
事業内容を読むと、押さえておきたい点があります。「システム構築請負業務」という記載と、許認可欄の「一般労働者派遣事業許可」です。
一般に、エンジニアが顧客先で働く形態には、請負(受託)、準委任、労働者派遣の3つがあります。この違いは、応募する側にとって働き方を左右する重要な論点です。
請負では、自社が成果物の完成に責任を負います。指揮命令は自社が行います。
準委任では、業務の遂行に対して対価が支払われます。指揮命令は自社にあります。いわゆるSESの多くはこの形態です。
労働者派遣では、指揮命令が派遣先の顧客企業になります。だからこそ労働者派遣法にもとづく許可が必要になります。
同社は請負業務を事業内容に挙げつつ、労働者派遣の許可も持っています。つまり案件によって契約形態が変わり得るということです。どちらの形態で働くかは、日々の指示を誰から受けるかに直結します。
拠点8か所という広がり
拠点は東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台、広島、金沢の8か所です。従業員1,541名をこの8拠点で分けている構成になります。
システム開発の会社で拠点が広い場合、顧客の所在地に合わせた配置であることが多い領域です。勤務地の選択肢がある一方、案件によって勤務先が変わる可能性も考えられます。
評判の傾向
以下は公開されている口コミの傾向を要約したものです。個別の投稿は引用していません。
年収・評価制度
非上場のため平均年間給与の公式開示はありません。システム開発の領域では、担当する案件の単価と評価が連動する設計が採られることがあるとされますが、同社の制度が公開されているわけではありません。報酬の構成は選考の過程でご確認ください。
※公開されている口コミの傾向をまとめたものです
ワークライフバランス
顧客先での勤務が想定される案件では、勤務時間が顧客の就業時間に合わせて決まるという傾向が語られます。契約形態と勤務地は募集要項でご確認ください。
※公開されている口コミの傾向をまとめたものです
キャリア・成長機会
事業内容にエンジニア教育業務が挙げられており、育成の仕組みがあることが読み取れます。従業員数は1,541名(2026年3月末時点)で、この規模の会社では研修体制が整備されていることが一般的です。
※公開されている口コミの傾向をまとめたものです
社風・人間関係
企業理念として「エンジニアのために」が掲げられています。事業内容に人材紹介(エージェント)も含まれており、エンジニアのキャリアそのものを扱う姿勢が読み取れます。
※公開されている口コミの傾向をまとめたものです
エージェントベストの見解
システム開発会社を受けるとき、私が最初に確認するのは契約形態です。この会社の公式情報には「システム構築請負業務」という事業内容と、許認可欄の「一般労働者派遣事業許可」が並んでいます。両方あるということは、案件によって契約形態が変わり得るということです。ここは求人票からは読み取りにくい。違いは明確です。請負や準委任なら指揮命令は自社側にあり、労働者派遣なら顧客企業側になります。つまり日々の指示を誰から受けるかが変わる。どちらが良い悪いではなく、キャリアの積み上がり方が変わります。自社に裁量がある案件のほうが設計や提案に関われる余地は大きく、派遣ではその機会が限られる場合があります。面接では「配属予定の案件はどの契約形態か」「過去1年の実績はどの比率か」を聞いてください。答えにくい質問ではありません。むしろ答えられない会社は避けたほうがよいと考えています。
従業員1,541名と拠点8か所
公式の企業情報によると、従業員数は1,541名(2026年3月末時点)です。この規模は、システム開発の会社としては中堅にあたります。
拠点は東京(本社)、大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台、広島、金沢の8か所。単純平均で1拠点あたり200名弱ですが、実際の配分は公開されていません。一般に本社のある東京に人員が集中する構成が多い領域です。
本社は丸の内パークビルディングにあります。
許認可としては、一般労働者派遣事業許可とプライバシーマークが記載されています。プライバシーマークは個人情報の取扱いについて第三者認証を受けていることを示すもので、顧客の情報を扱う業務では取得が求められる場面があります。
なお資本金、売上高、利益、平均年間給与はいずれも公開されていません。非上場のため有価証券報告書もなく、財務に関する一次情報は確認できませんでした。
事業の構成から読めること
事業内容の並びを見ると、上流から下流、さらに人材まで幅があることが分かります。
上流側にはシステム導入に関するコンサルティングとERP導入コンサルティング業務があります。
開発・構築にはシステム開発業務、システム構築請負業務、サーバー設計・構築・運用、ネットワーク設計・構築・運用が並びます。
運用側にはシステム運用管理業務があります。
そして人材側として、エンジニア教育業務と人材紹介(エージェント)が挙げられています。
この最後の2つが特徴的です。エンジニアを育てる事業と、エンジニアの転職を支援する事業を、システム開発の会社が自社で持っているということになります。企業理念の「エンジニアのために」は、この構成と整合しています。
一方で、事業として人材紹介を行う会社に自分が入社する場合、自社の育成方針と事業の方針がどう関係するかは確認しておきたい点です。
働き方とキャリア形成の特徴
同社でのキャリアを考えるうえで軸になるのは、案件によって経験が決まる構造です。
システム開発の会社では、どの顧客のどの工程に入るかで身につくものが変わります。要件定義から関わる案件と、運用保守の案件では、数年後の職務経歴書がまったく違うものになります。
事業内容にコンサルティングから運用管理まで並んでいるということは、社内に幅広い案件があるということです。同時に、自分がどの案件に入るかは配属で決まります。
もう1つの軸は技術領域です。サーバー、ネットワーク、ERPと領域が分かれています。インフラ寄りかアプリケーション寄りかで、キャリアの方向は変わります。
エンジニア教育業務が事業として存在する点は、育成の仕組みが社内にあることを示唆します。ただし研修の内容や期間は公開されていないため、面接での確認事項になります。
向いている人/向いていない人
向いている人
幅広い工程を経験したい方
コンサルティングから開発、構築、運用管理まで事業に含まれています。案件次第で関わる工程が変わります。
インフラ領域に関心がある方
サーバー設計・構築・運用、ネットワーク設計・構築・運用が事業に明記されています。
東京以外の拠点で働く選択肢に関心がある方
拠点は東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台、広島、金沢の8か所です。
向いていない人
入社前に会社の規模や年収を数字で確認したい方
非上場で有価証券報告書がなく、公式の企業情報にも資本金・売上高・給与の記載はありません。
自社サービスの開発に関わりたい方
事業内容は受託・請負とエンジニア支援が中心です。自社プロダクトの開発は記載されていません。
エージェントベストの見解
エンジニアの職務経歴書で通過率が変わるのは、「何を使ったか」ではなく「どの工程を担ったか」を書けているかです。この会社のようにコンサルティングから運用管理まで幅のある会社では、選考する側もそこを見ます。書くべきは3つ。1つ目、担当した案件の規模。金額、期間、要員数のいずれかを数字で。2つ目、自分が入った工程。要件定義、基本設計、詳細設計、実装、テスト、運用のどこからどこまでか。3つ目、顧客との接点の有無。要件を顧客と詰めた経験があるかどうかで、任せられる範囲の判断が変わります。技術要素の羅列だけの経歴書は、同じ技術を使える人と差がつきません。逆に「この規模の案件で、この工程を、顧客と直接やり取りしながら担当した」と書けている方は、面接での会話が具体的になります。ここは今日から直せる部分です。
選考に向けた準備
応募の前に確かめること
株式会社HALは非上場です。設立は2003年8月、本社は東京都千代田区丸の内、代表者は寺西信夫氏、従業員数は1,541名(2026年3月末時点)です。拠点は8か所、許認可として一般労働者派遣事業許可とプライバシーマークが記載されています。
資本金、売上高、利益、平均年間給与、離職率はいずれも公開されていません。面接で確認する項目を事前に決めておくことをおすすめします。とくに配属予定の案件の契約形態、勤務地、関わる工程、案件が変わるタイミングは押さえておきたい項目です。
募集要項の詳細と選考フローは公式の採用ページでご確認ください。内容は職種と時期により変動します。
志望動機で問われること
「なぜシステム開発か」と「なぜHALか」の2段で組み立てます。
前者については、システム開発のどの工程に関わりたいのかを具体化します。コンサルティング、要件定義、開発、インフラ構築、運用管理と、工程は分かれています。
後者の材料は公式情報にあります。2003年8月の設立から23年ほど事業を続けていること。従業員が1,541名(2026年3月末時点)まで増えていること。拠点が8か所にあること。事業にコンサルティングから運用管理、さらにエンジニア教育と人材紹介まで含まれること。企業理念が「エンジニアのために」であること。
「なぜエンジニアの育成とキャリア支援まで手がける会社を選ぶのか」を自分の言葉で説明できると、下調べの深さが伝わります。
職務経歴書で見られるポイント
システム開発会社の中途採用では、担当した案件と工程が読まれます。
開発の経験がある方は、案件の規模(金額、期間、要員数)、担当した工程、使用した言語とフレームワークを書きます。要件定義や設計に関わった経験があれば明記します。
インフラの経験がある方は、扱ったサーバーとネットワークの規模、構築か運用か、クラウド環境の経験があれば具体的に書きます。同社の事業にサーバーとネットワークの設計・構築・運用が明記されているため、この領域の経験は直接の武器になります。
ERPの経験がある方は、扱った製品と、導入のどの工程を担ったかを書きます。事業内容にERP導入コンサルティング業務が挙げられています。
プロジェクトマネジメントの経験がある方は、管理した要員数と予算、遅延やトラブルにどう対処したかを書きます。
未経験に近い方は、学習してきた内容と、作ったものを具体的に書きます。事業にエンジニア教育業務が含まれるため、育成前提の募集がある可能性があります。要件は募集要項でご確認ください。
いずれの場合も、置かれていた状況、選んだ打ち手、動いた数値の3点を短く添えます。
まとめ
株式会社HALは、システム開発とエンジニア支援を手がける非上場企業です。公式の企業情報によると、設立は2003年8月、本社は東京都千代田区丸の内、代表者は寺西信夫氏、従業員数は1,541名(2026年3月末時点)、拠点は東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台、広島、金沢の8か所です。事業はシステム導入コンサルティング、システム開発・構築請負、サーバーとネットワークの設計・構築・運用、システム運用管理、ERP導入コンサルティング、エンジニア教育業務、人材紹介(エージェント)と幅があります。許認可として一般労働者派遣事業許可とプライバシーマークが記載されており、案件によって契約形態が変わり得る点は応募前に確認したい論点です。資本金・売上高・平均年間給与は公開されていないため、報酬と事業規模は選考の過程で確認する必要があります。
よくある質問
Q. 株式会社HALの年収はどのくらいですか。
A. 平均年間給与は公開されていません。非上場で有価証券報告書がなく、公式の企業情報にも給与に関する記載がないためです。同ページには資本金と売上高の記載もありません。公式に出ているのは会社名、設立2003年8月、本社所在地、代表者、従業員数1,541名(2026年3月末時点)、事業内容、拠点8か所、許認可、企業理念です。転職サイトや企業データベースに載る数字は出典を確認できないため、本記事では扱っていません。報酬の構成は選考の過程でご確認ください。
Q. 客先常駐になりますか。
A. 契約形態は公開情報からは案件ごとに判断できません。公式の企業情報には事業内容として「システム構築請負業務」が挙げられ、許認可欄には「一般労働者派遣事業許可」が記載されています。一般に、エンジニアが顧客先で働く形態には請負、準委任、労働者派遣があり、請負と準委任では指揮命令が自社にあるのに対し、労働者派遣では派遣先の顧客企業になります。両方の形態があり得る会社では、配属予定の案件がどの契約形態かを面接で確認することをおすすめします。日々の指示を誰から受けるかに直結する論点です。
Q. 勤務地はどこになりますか。
A. 公式の企業情報によると、拠点は東京(本社・丸の内パークビルディング)、大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台、広島、金沢の8か所です。従業員数は1,541名(2026年3月末時点)ですが、拠点ごとの人員配分は公開されていません。またシステム開発の会社では、顧客先での勤務が発生する案件があり、その場合の勤務地は案件によって決まります。配属拠点の決め方、転居を伴う異動の有無、案件が変わるタイミングは公開されていないため、募集要項の確認と面接での質問をおすすめします。
本記事は2026年8月時点で公開されている情報にもとづいています。最新の募集要項や選考プロセスは、各社の公式サイトでご確認ください。
本記事は 2026/8/15 時点の公開情報にもとづいて作成しています。