STORESの評判|年収・働き方・選考対策まで解説

STORES 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/18

STORES 株式会社は、ネットショップ開設からキャッシュレス決済、POSレジ、予約システムまで9つのサービスを提供する会社です。公式サイトの会社情報には**売上高15,625百万円(2025年度)**と記載されています。非上場企業が売上高を公表するのは珍しいことです。掲げるミッションは「Just for Fun」。**資本金・従業員数は公表されていません。**この記事では、公式サイトとプレスリリースから事業と組織の実態を整理します。

会社概要と9つのサービス

項目内容
会社名STORES 株式会社
設立2012年3月23日
代表者代表取締役社長 佐藤 裕介
所在地〒150-0011 東京都渋谷区東3丁目16番3号 エフ・ニッセイ恵比寿ビル4階
売上高15,625百万円(2025年度)
事業内容インターネットビジネスの企画・開発・運営
ミッション「Just for Fun」
上場区分非上場(有価証券報告書の提出義務がないため、従業員数・平均年収などは公表されていません)

この記事で扱う数値は、すべて同社の公式サイトおよび公式プレスリリースに記載されたものです。

サービス一覧

公式サイトの会社情報に掲載されているサービスは、次の9つです。

サービス領域
STORES ネットショップEC
STORES 決済キャッシュレス決済
STORES 予約予約管理
STORES レジPOSレジ
STORES ブランドアプリ店舗アプリ
STORES ロイヤリティ顧客管理
STORES モバイルオーダー注文
STORES ビジネスあと払い決済・金融
マキトリ by STORES

**ネットで売る、店で売る、予約を取る、会員を管理する、代金を受け取る。**小さな事業者が商売をするうえで必要になる機能が、ひととおり揃っています。

評判の傾向

以下は公開されている口コミの傾向を要約したものです。個別の投稿は引用していません。

年収・評価制度

**同社は非上場のため、平均年収は公式に開示されていません。**上場企業であれば有価証券報告書に記載される「平均年間給与」「平均年齢」「平均勤続年数」に相当する情報も公表されていません。給与水準は求人票の提示レンジと面接での確認が手がかりになります。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

ワークライフバランス

**働き方に関する制度の詳細は、公式リリースからは確認できません。**なお、キャッシュレス決済を提供しているため、サービスを止められない運用が伴います。実際、2026年7月には決済処理会社の破産報道を受けて特別相談窓口を設置するなど、業界の障害に対応する動きも公表されています。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

キャリア・成長機会

9つのサービスを1社で運営している構成です。ECも決済もPOSも予約も、同じ会社の中にあります。2022年8月の社名変更リリースでは、当時の従業員数が2022年5月時点で391名(2018年2月から10倍に成長)と公表されていました。現在の人数は公表されていません。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

社風・人間関係

**従業員数は公式に開示されていません。**ミッションは「Just for Fun」。代表取締役社長は佐藤裕介氏、所在地は東京都渋谷区東(エフ・ニッセイ恵比寿ビル4階)です。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

エージェントベストの見解

**「売上高 15,625百万円(2025年度)」。非上場企業の会社情報ページに、この行があります。**当メディアはこの数か月、非上場企業の公式サイトを読み続けてきました。売上高を出している会社は、ほとんどありません。

会社公表している数字売上高
STORES設立・代表者・所在地・売上高15,625百万円公表
LayerX全社ARR100億円、バクラク累計15,000社非公表
Luup累計調達約214億円、ポート15,500箇所以上非公表
Kyash資本金1億円、法人送金40万件・20億円非公表
Repro資本金1億円、シリーズC約30億円非公表
Nature従業員56名、Nature Remo累計80万台非公表

**LayerXがARR100億円を出したのは「近い数字」ですが、売上高そのものではありません。****STORESは売上高を出している。****ここに、この会社の性格が表れています。****156億円という規模も、非上場スタートアップとしては大きい。**当メディアが同じ時期に読んだ上場企業と比べても、PR TIMES(95億円)を上回り、Sansan(432億円)には届かない水準です。**そして、この売上の性質を考えると、この会社の難しさも見えてきます。****9つのサービスを、1社で運営している。**ネットショップ、決済、予約、レジ、ブランドアプリ、ロイヤリティ、モバイルオーダー、あと払い、マキトリ。**当メディアがこの数か月に読んだ企業でいえば、LayerXが「コンパウンド・スタートアップ」を名乗り、バクラク/Ai Workforce/Fintech/Securityを並べていました。****STORESはそれを、より小さな事業者向けに、より多くのサービスでやっている。****利点は明確です。**顧客は「ネットショップだけ」で入って、あとから決済もレジも予約も使える。**1社の中で顧客単価が上がる。****難しさも明確です。**9つのサービスは、それぞれ競合が違う。ネットショップにはBASE、決済には各社、予約にも専業がいる。****すべてで戦い続ける必要があります。****応募者にとっての意味は3つあります。1つ目、どのサービスの担当になるかで仕事がまったく違う。決済とネットショップでは、技術も規制も顧客も別です。2つ目、この会社は数字を出す姿勢がある。売上高を公表しているのだから、面接で他の数字を聞いても答えが返ってくる可能性が高い。3つ目、非上場でこの規模ということは、次の段階が近い可能性がある。面接では3つ聞いてください。1つ目、「従業員数と、9サービスの人員配分を教えてください」。2つ目、「サービス別の売上比率はどうなっていますか」。3つ目、「上場の予定はありますか」

heyからSTORESへ——名前を統一した判断

この会社は、2022年10月1日に「ヘイ株式会社」から「STORES 株式会社」へ社名を変更しました。

2022年8月31日付の公式リリースには、その理由が記載されています。

「『STORES』というサービスブランドにより集中的に投資し」、小さな事業者の課題解決を加速させるため、会社名を主力サービスと統一したという説明です。

項目内容
旧社名ヘイ株式会社(hey Inc.)
社名変更日2022年10月1日
新社名STORES 株式会社
創業2018年(heyとして)

同リリースで公表された当時の数字

指標数値
従業員数391名(2022年5月時点。2018年2月から10倍
流通総額750億円(2022年4月〜6月期。2018年第1四半期から約5倍

会社名とサービス名を一致させるという判断は、投資対象を1つに絞るという意思表示でもあります。複数のブランドを並行して育てるのではなく、STORESという1つの看板の下にすべてを置く——という設計です。

なお、公式サイトの会社情報に記載されている設立は2012年3月23日で、heyとしての創業(2018年)より前です。

決済インフラを担うということ

2026年7月、この会社の性格がよく表れる出来事がありました。

公式リリースによると、大阪のクレジットカード決済処理会社が2026年7月6日に破産手続開始の決定を受けたことを受け、STORESは翌7月7日に特別相談窓口を設置しました。

内容詳細
対象当該社のサービスを利用中・利用していた加盟店
特典期間2026年7月31日まで(後に8月31日まで延長
決済端末通常27,720円のSTORES決済端末を1店舗1台まで無償提供
追加特典条件を満たすスタンダードプラン利用者にAmazonギフトカード20,000円分
決済手数料フリープラン2.48%〜、スタンダードプラン1.98%〜(月額3,300円・税込)
導入期間審査通過後、最短4営業日(条件あり)

同リリースには「既存ユーザーの現在の運用に影響はない」旨も記載されています。

**この対応が示すのは、キャッシュレス決済が「止まると商売が止まる」インフラだということです。**当メディアが同じ時期に読んだKyashも決済・送金を扱う会社でしたが、STORESの場合は実店舗の日々の売上そのものが乗っています。

直近の動き

公式サイトのニュース一覧からは、直近の取り組みも読み取れます。

日付内容
2026年8月3日ロゴのリニューアルを発表
2026年8月3日システム設定を代行する「おまかせ」サービスの提供開始
2026年7月31日食料品の消費税率1%への引き下げに向け、店舗とネットショップの一体対応を発表
2026年7月29日熊本地震への対応と支援案内
2026年7月24日飲食店事業者向けの定期オンラインセミナー
2026年7月22日予約サービスの事前決済手数料を3.3%に引き下げ
2026年7月7日228の国・地域への海外販売支援を開始

税制改正への対応、災害対応、手数料の引き下げ、海外販売支援。****小さな事業者が直面することに、ひととおり対応しているという並びです。

エージェントベストの見解

**「食料品の消費税率1%への引き下げ」への対応リリースが、2026年7月31日に出ています。**当メディアがこの数か月に読んだ企業のニュースリリースで、**税制改正への対応を発表する会社は多くありません。****しかしSTORESにとっては、これは事業そのものです。****レジもネットショップも、税率を扱う。****税率が変われば、全国の加盟店の設定を変える必要がある。****この一点に、この会社が引き受けている役割が表れています。**9つのサービスを並べると、その意味がさらにはっきりします。

商売の場面サービス
ネットで売るSTORES ネットショップ
店で受け取るSTORES 決済STORES レジ
予約を受けるSTORES 予約
注文を受けるSTORES モバイルオーダー
顧客とつながるSTORES ブランドアプリSTORES ロイヤリティ
資金を回すSTORES ビジネスあと払い

**カフェでも、美容室でも、雑貨店でも、これだけあれば商売が回る。****つまりこの会社は「小さな事業者のためのOS」に近い位置にいます。**当メディアが同じ時期に読んだ企業と比べると、この位置取りの特徴が見えてきます。

会社顧客提供の仕方
STORES小さな事業者9サービスを1社で
Sansan法人(営業・経理部門)Sansan/BillOne/Eight
LayerX法人(バックオフィス)バクラク/Ai Workforce/Fintech/Security
SmartDrive車両を扱う企業とパートナーモビリティDXの単一セグメント

**SansanもLayerXも「企業のバックオフィス」を相手にしています。****STORESが相手にするのは「個人や数人でやっている商売」。****客単価は小さく、数は多い。****だから9つ必要になる。**1サービスあたりの単価が小さくても、複数使ってもらえば1顧客あたりの売上が積み上がるからです。売上高15,625百万円という数字は、この積み上げの結果と読めます。**応募者への意味は3つあります。1つ目、顧客はスモールビジネスである。**大企業向けのエンタープライズ営業とは、まったく違う仕事です。2つ目、サービス間の連携が価値になる。ネットショップと店舗レジで在庫や顧客を共通に扱えるかどうか——そこが競合との差になります。****3つ目、社会の変化がそのまま業務になる。消費税率、災害、決済会社の破綻。加盟店が困ることは、すべてこの会社の仕事になる。面接では3つ聞いてください。1つ目、「加盟店数と流通総額(GMV)の直近の数字を教えてください」。2つ目、「9サービスのうち、いま最も伸びているのはどれですか」。3つ目、「サービス間の連携は、どこまで実現していますか」

働き方とキャリア形成の特徴

公式情報から読み取れる特徴は、次のとおりです。上場企業と異なり働き方の制度は公表されていないため、確認できる範囲のみを記載します。

1. 9つのサービスを1社で運営している

ネットショップ、決済、予約、レジ、ブランドアプリ、ロイヤリティ、モバイルオーダー、ビジネスあと払い、マキトリ。

2. 顧客は小さな事業者である

「お商売のデジタル化を支援する」という表現が公式リリースで使われています。

3. 売上高を公表している

15,625百万円(2025年度)。非上場企業としては珍しい開示です。

4. 社名をサービス名に統一した

2022年10月1日にヘイ株式会社からSTORES 株式会社へ変更。「STORESというサービスブランドにより集中的に投資」するためと説明されています。

5. 決済インフラを担っている

2026年7月には他社の破産を受けて特別相談窓口を設置し、決済端末の無償提供を実施しました。

向いている人/向いていない人

向いている可能性がある人

向いていない可能性がある人

選考に向けた準備

1. 「9サービスを1社で」の意味を考える

顧客は小さな事業者。**1サービスの単価は小さいが、複数使ってもらえば積み上がる。**この構造を自分の言葉で説明できると、事業理解が伝わります。

2. 社名変更の判断を理解する

ヘイ株式会社からSTORES 株式会社へ。「STORESというサービスブランドにより集中的に投資」するため。ブランドを1つに絞るという判断が何を意味するかを考えておきましょう。

3. 開示されていない情報は、質問リストにしておく

従業員数・利益・給与レンジは公表されていません。売上高15,625百万円、9サービス、設立2012年3月23日という公表情報から逆算した質問(組織規模、サービス別売上、上場計画)を用意しておくと、準備の深さが伝わります。

まとめ

よくある質問

Q. STORESの平均年収はいくらですか?

A. **同社は非上場のため有価証券報告書の提出義務がなく、平均年収は公式に開示されていません。**公式サイトの会社情報には売上高15,625百万円(2025年度)の記載がありますが、資本金・従業員数の記載はありません。給与水準は求人票の提示レンジと面接での確認が手がかりになります。

Q. どんなサービスがありますか?

A. 公式サイトによると、STORES ネットショップ(EC)、STORES 決済(キャッシュレス決済)、STORES 予約(予約管理)、STORES レジ(POSレジ)、STORES ブランドアプリ(店舗アプリ)、STORES ロイヤリティ(顧客管理)、STORES モバイルオーダーSTORES ビジネスあと払いマキトリ by STORESの9つです。小さな事業者が商売をするうえで必要になる機能を、1社でひととおり提供しています。

Q. heyという社名だったと聞きましたが?

A. はい。公式リリースによると、2022年10月1日にヘイ株式会社からSTORES 株式会社へ社名を変更しました。理由は「『STORES』というサービスブランドにより集中的に投資し」、小さな事業者の課題解決を加速させるためと説明されています。heyとしての創業は2018年で、同リリースでは2022年5月時点の従業員数391名(2018年2月から10倍)、2022年4〜6月の流通総額750億円(2018年第1四半期から約5倍)が公表されていました。


※本記事は、STORES 株式会社の公式サイトおよび公式のプレスリリースをもとに構成しています。同社は非上場であり、有価証券報告書による開示がないため、従業員数・利益・平均年収などは扱っていません。数値は各リリースに記載された時点のものです。募集要項や制度は変更される場合がありますので、応募前に公式採用ページを必ずご確認ください。口コミに関する記述は、公開されている投稿の傾向を要約したものであり、個別の投稿を引用したものではありません。

出典

本記事は 2026/8/18 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)