ベルフェイスの評判|年収・働き方・選考対策まで解説
ベルフェイスは、営業向けのソフトウェアを開発・提供する非上場企業です。オンライン商談システム「bellFace」で知られていますが、公式サイトに現在の事業内容として記載されているのは「bellSalesAI」の開発・販売です。プロダクトの軸が動いていることになります。2015年4月27日設立で、公表されている資本金は9,148百万円(資本準備金含む)。経済産業省のgBizINFOに記録された従業員数は113人です。この記事では、公式情報と公的データから確認できる範囲で、事業の構造・働き方・選考の準備を整理します。
「bellFace」から「bellSalesAI」へ
公式サイトおよびgBizINFO(法人番号 4290001069944)に記載されている内容は、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | ベルフェイス株式会社(bellFace, Inc.) |
| 設立 | 2015年4月27日 |
| 資本金 | 9,148百万円(資本準備金含む) |
| 代表者 | 代表取締役 中島 一明 |
| 本社所在地 | 東京都港区新橋6-13-10 PMO新橋9F |
| 事業内容 | 「bellSalesAI」の開発・販売 |
| 従業員数 | 113人(gBizINFO) |
| 上場区分 | 非上場 |
事業内容の記載が変わっている
公式サイトの会社概要に記載された事業内容は「bellSalesAI」の開発・販売です。一方、gBizINFOの事業概要は**「オンライン営業システムの開発・販売」**と記録されています。社名の由来でもある「bellFace」から、AIを冠したプロダクトへ軸足が移りつつあることが、この差から読み取れます。
応募を検討する方にとって重要なのは、いま何を売っている会社なのかです。オンライン商談ツールの会社という前提で応募すると、実際の事業とずれる可能性があります。
株主の顔ぶれ
公式サイトには、主要株主として次の名前が挙げられています。中島一明、インキュベイトファンド株式会社、HIRAC FUND、Spiral Capital、株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ、かんぽNEXTパートナーズ株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社ほか計13社。
ベンチャーキャピタルと金融機関系のファンドが並びます。 資本金9,148百万円(資本準備金含む)という規模は、複数回の資金調達を重ねてきた結果と考えられます。
公的データが示す会社の輪郭
gBizINFO(法人番号 4290001069944)の内容は、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区新橋6丁目13番10号 |
| 設立年月日 | 2015年4月27日 |
| 従業員数 | 113人 |
| 業種 | R.サービス業(他に分類されないもの) |
| 事業概要 | オンライン営業システムの開発・販売 |
| 特許 | 11件 |
| 商標 | 10件 |
| 補助金交付・調達・届出認定 | いずれも0件 |
特許11件という記録
SaaS企業のなかでは多いほうです。オンライン商談の仕組みそのものに技術的な蓄積があることを示唆します。商標10件と合わせると、プロダクトとブランドの両面で権利を確保してきた会社と読めます。
補助金0件・調達0件
官公庁向けの受託や公的支援に依存しない、民間顧客中心の構造です。
評判の傾向
年収・評価制度
SaaS企業として相場感のある水準という声が見られます。一方、非上場のため株式報酬の扱いが分かりにくいという指摘もあります。※公開されている口コミの傾向をまとめたものです。
ワークライフバランス
柔軟な勤務体系への言及が見られます。プロダクトの転換期にあたり業務範囲が動いたという声もあります。※公開されている口コミの傾向をまとめたものです。
キャリア・成長機会
営業の現場に近いプロダクトを扱える点を評価する声が中心です。組織の変化が続くという指摘も見られます。※公開されている口コミの傾向をまとめたものです。
社風・人間関係
営業出身のメンバーが多く、数字への意識が高いという評価が見られます。※公開されている口コミの傾向をまとめたものです。
エージェントベストの見解
この会社を検討する方が最初に確認すべきは、**「いま何を売っているのか」**です。公式サイトの事業内容は「bellSalesAI」の開発・販売、gBizINFOの事業概要は「オンライン営業システムの開発・販売」。記載が食い違っているのは、プロダクトの軸が移行の途中にあるためと考えられます。 オンライン商談ツールは、コロナ禍で急速に広がり、その後は各社の会議ツールと競合する厳しい市場になりました。AIを軸にしたプロダクトへの転換は、その環境変化への対応と読めます。転職を検討する方にとっての論点は、自分が入るのが既存プロダクトの側か、新プロダクトの側かです。既存側なら顧客基盤を守る仕事、新側なら市場を作る仕事で、求められる力が違います。面接では「売上構成が新旧プロダクトでどうなっているか」を聞いてください。答えの具体性で、移行の進み具合が分かります。
年収の考え方
同社は非上場であり、有価証券報告書の提出会社ではありません。平均年間給与を公的資料で確認することはできません。売上や利益も公開されていません。
従業員113人という規模では、年収は個別の交渉で決まる幅が大きくなります。確認しておきたいのは、次の点です。
- 提示額の内訳(基本給・賞与・みなし残業の有無と時間数)
- 等級やグレードが職種ごとに定義されているか
- ストックオプションの有無、付与のタイミングと行使条件
- 営業職の場合、固定給とインセンティブの比率
- 評価の頻度と、昇給の判断者
3点目は、資本金9,148百万円(資本準備金含む)という規模の非上場企業では特に重要です。株式に関する条件が書面で示されるかを必ず確認してください。
働き方と、113人という規模
113人は、職種ごとの人数が二桁前半になる規模です。開発、営業、カスタマーサクセス、コーポレート。それぞれのチームは決して大きくありません。
確認しておきたいのは、次の点です。
- 配属予定チームの人数と、直近1年の増減
- リモートと出社の運用ルール
- 商談・顧客対応の頻度(営業・CSの場合)
- 既存プロダクトと新プロダクトのどちらを担当するか
- 職務の範囲と、隣接業務への関与
4点目は、この会社では避けて通れない確認事項です。プロダクトの移行期には、既存顧客の維持と新規開拓のどちらに人を割くかで組織の力点が変わります。
キャリアの積み上がり方
同社で積み上がるのは、営業活動そのものをソフトウェアで支える経験です。商談の記録、分析、改善。営業という属人的になりがちな業務を、仕組みで底上げする領域です。
この経験は、他のセールステック企業、SaaS企業の営業組織、事業会社の営業企画部門などで評価されます。特許11件という記録が示すとおり技術的な蓄積もあるため、エンジニアとして入る場合は音声・映像処理やリアルタイム通信の知見が得られる可能性があります。
一方、113人という規模では大規模組織のマネジメント経験は積みにくく、非上場のため業績を外部の数字で示すこともできません。転職時の実績説明には、自分の担当範囲での数字を記録しておく必要があります。
向いている人/向いていない人
営業の生産性向上に関心がある人
営業活動を支えるプロダクトが事業です。この領域の課題に関心を持てる方に向きます。
プロダクトの転換に関わりたい人
事業内容の記載が「bellSalesAI」へ移りつつあります。新しい製品を市場に定着させる過程に関わりたい方に機会があります。
少人数で広く担当したい人
従業員113人という規模です。職務の境界が細かく分かれていない環境で動ける方に合います。
安定した事業基盤を求める人
非上場で業績は公開されておらず、プロダクトの軸も移行期にあります。安定を前提にしたい方には情報が限られます。
整った制度のもとで働きたい人
この規模では人事制度や育成の枠組みが大企業ほど整備されていない前提で考える必要があります。
エージェントベストの見解
面接の終盤で問われるのは、「営業現場の実態をどれだけ知っているか」です。この会社のプロダクトを使うのは、日々商談をしている営業担当者です。彼らは忙しく、新しいツールを覚える時間がない。どれだけ良い機能でも、入力の手間が増えれば使われません。 ここを理解せずに「効率化できます」とだけ語ると、現場を知らないと受け取られます。評価されるのは、営業が実際に何に時間を取られているかを具体的に語れることです。移動、日報、社内報告、見積作成。準備としては、自分の営業経験、あるいは営業と接した経験から「一番無駄だと感じた作業」を1つ挙げ、それがなぜ無くならないのかまで説明できるようにしておくことをおすすめします。
特許11件という記録の読み方
gBizINFOに記録された特許11件は、SaaS企業としては多いほうです。この記録から読めることを整理します。
技術的な蓄積がある
オンライン商談システムは、映像・音声をブラウザ上でやりとりする仕組みです。接続の安定性や、営業特有の機能に技術的な工夫が必要になります。特許11件は、その蓄積を示す記録と考えられます。
商標10件との組み合わせ
プロダクト名やサービス名の保護も進んでいます。技術とブランドの両面で権利を確保してきた構成です。
AIプロダクトへの転換との関係
事業内容の記載が「bellSalesAI」へ移っていることを踏まえると、既存の技術資産をAI領域でどう活かすかが論点になります。蓄積があるからこそ、転換の土台があるとも読めます。
確認しておきたいこと
面接では「既存プロダクトの技術を新プロダクトにどう活かしているか」を聞いてください。ゼロから作り直しているのか、資産を引き継いでいるのか。 開発職で応募する場合、扱う技術がここで変わります。
選考に向けた準備
選考フローについて
公開情報では、書類選考ののち複数回の面接という構成がとられているとされています。職種によってはロールプレイングや課題が含まれる場合があるとされますが、内容と回数はポジションと時期によって変動します。最新の募集要項は公式サイトでご確認ください。
志望動機の組み立て
「なぜセールステックか」と「なぜこの会社か」を分けます。後者では、事業内容の記載が「bellSalesAI」へ移っている点に触れられると、調べたうえで応募していることが伝わります。オンライン商談ツールの会社という理解だけで臨むと、話が噛み合わない可能性があります。
職務経歴書で見られる点
営業経験があれば、担当社数、受注率、商談数を数字で書きます。SaaSのカスタマーサクセス経験があれば、解約率と利用定着の施策を明記してください。エンジニアであれば、リアルタイム通信や音声・映像処理の経験があると、特許11件という技術蓄積との接点が伝わります。
まとめ
ベルフェイスについて、公開情報から確認できる点を整理します。
- 2015年4月27日設立の非上場企業。代表取締役は中島一明氏、本社は東京都港区新橋
- 資本金は9,148百万円(資本準備金含む)
- 公式サイトの事業内容は**「bellSalesAI」の開発・販売**。gBizINFOの事業概要は「オンライン営業システムの開発・販売」
- gBizINFOの従業員数は113人。業種はR.サービス業(他に分類されないもの)
- gBizINFOに特許11件・商標10件が記録されている。補助金交付・調達・届出認定はいずれも0件
- 主要株主にインキュベイトファンド、HIRAC FUND、Spiral Capital、グロービス・キャピタル・パートナーズ、かんぽNEXTパートナーズ、SMBCベンチャーキャピタルほか計13社
- 非上場のため、売上・利益・平均年間給与を公的資料で確認することはできない
本記事は2026年8月時点で公開されている情報にもとづいています。最新の募集要項や選考プロセスは、各社の公式サイトでご確認ください。
よくある質問
Q. 平均年収は分かりますか。
A. 非上場のため有価証券報告書がなく、公的資料からは確認できません。従業員113人という規模では個別交渉の幅が大きいため、提示額の内訳とストックオプションの条件を書面で確認することをおすすめします。
Q. 「bellFace」の会社ですか。
A. 社名は「ベルフェイス株式会社」ですが、公式サイトの会社概要に記載されている事業内容は「bellSalesAI」の開発・販売です。gBizINFOの事業概要は「オンライン営業システムの開発・販売」と記録されています。現在の主力プロダクトと売上構成は、面接で確認することをおすすめします。
Q. どのくらいの規模の会社ですか。
A. gBizINFOに掲載されている従業員数は113人です。資本金は9,148百万円(資本準備金含む)と公表されています。売上や利益は非上場のため公開されていません。
本記事は 2026/8/12 時点の公開情報にもとづいて作成しています。