グローバルウェイの評判|年収・働き方・選考対策まで解説

グローバルウェイ 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/13

株式会社グローバルウェイの2026年3月期は、3期続いた経常損失から黒字へ転じた期でした。売上高は40億14百万円で前期比30.7%増、経常利益は3億11百万円。連結従業員数は153名という規模です。この記事では、有価証券報告書をもとに事業の構造・年収・働き方を整理し、選考で何を準備すべきかまで扱います。

会社概要と3つの事業

有価証券報告書によると、企業グループは同社のほか子会社2社(株式会社タイムチケット、TimeTicket Inc.)、持分法適用関連会社1社(CODE2LAB.PTE.LTD.)で構成されています。

項目内容
会社名株式会社グローバルウェイ
上場区分東証グロース(証券コード3936)
決算期3月
従業員数連結153名/提出会社120名(2026年3月31日現在)
事業デジタル・ソリューション事業/キャリアイノベーション事業/シェアリング事業

デジタル・ソリューション事業(技術領域)

有価証券報告書の記載では、企業のDX推進を支援するため、基幹業務システムを活かしつつ最適なクラウドソリューションを組み合わせたデジタルプラットフォームの構築や、SalesforceやHubSpotなどのクラウドソリューション、AIソリューションの導入支援を行っています。加えてITコンサルティングとして、DX戦略やAI活用戦略の立案、DXプロジェクトのプロジェクト管理支援(PMO)を提供しています。

「DX戦略、要件定義といった上流領域から運用・定着化支援まで一貫して提供」と明記されており、上流から運用までを1社で担う体制を目指していることが読み取れます。

キャリアイノベーション事業(人材領域)

企業の年収・評判・面接体験などの口コミ情報や求人情報を掲載する情報プラットフォーム「キャリコネ」などのメディアサービスを展開する一方、外資系・IT・コンサルティング業界を中心にハイクラス人材を対象とした有料職業紹介サービスを提供しています。

情報プラットフォームと人材紹介の両方を持つ構成です。有価証券報告書では、求職者にとっては企業情報の取得から転職機会の獲得まで、企業にとっては人材へのアプローチまでを一気通貫で支援する事業と説明されています。

シェアリング事業

グループ会社の株式会社タイムチケットが、個人の時間を売買できる「TimeTicket」、法人と個人間で個人の時間を販売できる「TimeTicket Pro」を運営しています。加えてTikTok Live代理店、コンサルティングサービス「CRiPTコンサルティング」を展開しています。

なお2024年3月にTimeTicket GmbHの解散が決議され、2025年6月2日付で清算結了しています。

評判の傾向

以下は公開されている口コミの傾向を要約したものです。個別の投稿は引用していません。

年収・評価制度

有価証券報告書に給与決定方針が明記されている点が特徴です。年2回の人事評価で、担当業務の成果と専門スキルの習得状況(認定資格取得・プロジェクト貢献度等)を総合的に評価し、昇給および賞与に反映すると記載されています。提出会社の平均年間給与は6,498千円(対前事業年度△1.2%)です。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

ワークライフバランス

有価証券報告書には、フルリモートワークおよびフレックスタイム制度の活用が、育児・介護等のライフイベントを抱える従業員のキャリア継続に有効に機能するとの記載があります。制度として存在することが一次情報で確認できるケースです。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

キャリア・成長機会

技術領域と人材領域の2つを持つため、担当領域が分かれるという傾向が語られます。提出会社120名のうちデジタル・ソリューション事業78名、キャリアイノベーション事業35名、全社(共通)7名という構成です。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

社風・人間関係

連結153名という規模のため、組織の距離が近いという声が見られます。有価証券報告書には、労働組合は結成されていないが労使関係は円満に推移している旨が記載されています。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

エージェントベストの見解

この会社の有価証券報告書には、他社ではあまり見ない記載があります。給与の決定方針が3項目で明示されているのです。1つ目が「市場水準との連動」。ここに「キャリアイノベーション事業における人材紹介事業を通じて日常的に把握している人材市場の動向を踏まえ」と書かれています。自社が人材紹介をやっているから相場を知っている、という論理です。2つ目が年2回の人事評価による反映、3つ目が業績改善と連動した継続的な処遇改善へのコミットメント。ここまで書く会社は多くありません。ただし同じ節に「2026年3月期の平均年間給与は前事業年度比△1.2%」とも書かれています。方針と実績の間には差がある、ということです。面接では方針の3項目をそのまま持ち出して、「この期は△1.2%でしたが、どの層で何が起きたのですか」と聞いてください。答え方に会社の姿勢が出ます。

数字で見る第22期(2026年3月期)

有価証券報告書の連結経営指標から、直近3期を並べます。

項目第20期(2024年3月期)第21期(2025年3月期)第22期(2026年3月期)
売上高2,456,194千円3,071,643千円4,014,358千円
経常利益/経常損失(△)△335,701千円△277,599千円311,666千円
親会社株主に帰属する当期純利益/純損失(△)△199,141千円△320,046千円192,871千円
純資産額1,481,244千円1,175,891千円1,489,895千円
自己資本比率53.44%40.41%42.63%
従業員数(連結)139名146名153名

第19期から第21期まで3期連続で経常損失を計上していましたが、第22期に黒字へ転じています。売上高は第20期の24億56百万円から第22期の40億14百万円へ、2期で1.6倍を超えました。

営業活動によるキャッシュ・フローも、第19期から第21期まで3期連続でマイナスだったものが、第22期は301,395千円のプラスに転じています。損益と現金の両面で局面が変わった期だと読めます。

一方で自己資本比率は第20期の53.44%から第22期の42.63%へ低下しています。事業の拡大に伴って総資産が増えたためです。

従業員の内訳と給与の実態

有価証券報告書の従業員の状況(2026年3月31日現在)です。

連結会社では、デジタル・ソリューション事業78名、キャリアイノベーション事業35名、シェアリング事業33名、全社(共通)7名の合計153名です。前連結会計年度に比べ7名増加しており、理由は主に採用によるものと記載されています。

提出会社の状況は次のとおりです。

項目数値
従業員数120名
平均年齢38.9歳
平均勤続年数4.4年
平均年間給与6,498千円
平均年間給与の対前事業年度増減率△1.2%

提出会社の内訳はデジタル・ソリューション事業78名、キャリアイノベーション事業35名、全社(共通)7名です。シェアリング事業の33名は子会社の株式会社タイムチケット側にいます。

注記には、提出会社の従業員が前事業年度に比べ5名減少しており、主に自己都合による退職等の自然減によるものと記載されています。連結では7名増、提出会社では5名減という動きです。

給与決定方針として記載されている3項目は次のとおりです。

  1. 市場水準との連動 … 人材紹介事業を通じて把握している人材市場の動向を踏まえ、とくにデジタル・ソリューション事業のエンジニアおよびコンサルタント職についてIT専門人材の採用競争力を確保できる水準を基準に設定
  2. スキル・成果の評価反映 … 年2回の人事評価で成果と専門スキルの習得状況を総合評価し、昇給・賞与へ反映
  3. 継続的な処遇改善へのコミットメント … 業績の改善と連動した継続的な処遇改善を推進

なお前事業年度の平均年間給与は6,580千円で、第22期はそこから1.2%減となっています。

働き方とキャリア形成の特徴

有価証券報告書には、フルリモートワークおよびフレックスタイム制度の活用について、育児・介護等のライフイベントを抱える従業員が離職することなくキャリアを継続するうえで有効に機能するとの記載があります。あわせて、女性従業員が管理職・専門職として活躍できるキャリアパスの整備と登用機会の拡大を推進する方針も示されています。

キャリア形成という点では、技術領域と人材領域という性格の異なる事業を持つことが特徴です。デジタル・ソリューション事業ではSalesforceやHubSpotの導入支援、ITコンサルティング、PMOといった上流の役割が並びます。キャリアイノベーション事業ではメディア運営と人材紹介が並びます。

連結153名という規模を踏まえると、1人が担当する範囲は広くなりやすいと考えられます。分業が進んだ大企業とは異なる働き方になります。

向いている人/向いていない人

向いている人

上流から運用まで一貫して関わりたい方

有価証券報告書に「DX戦略、要件定義といった上流領域から運用・定着化支援まで一貫して提供」と明記されています。工程が分断されていない環境です。

リモートを前提に働きたい方

フルリモートワークとフレックスタイム制度の活用が有価証券報告書に記載されています。

業績が回復する局面に関わりたい方

3期続いた経常損失から第22期に黒字転換しています。立て直しの過程に入る立場になります。

向いていない人

規模の大きい組織で分業して働きたい方

連結153名、提出会社120名です。担当が広くなる可能性を織り込む必要があります。

安定した収益基盤を前提にしたい方

第19期から第21期まで3期連続の経常損失がありました。黒字転換したのは直近期です。

エージェントベストの見解

黒字転換した直後の会社を受けるとき、確認すべき論点は決まっています。「その黒字が続く構造なのか」です。この会社の第22期は売上高40億14百万円で前期比30.7%増、経常利益3億11百万円で3期ぶりの黒字。営業キャッシュ・フローも3期ぶりにプラスへ転じました。ここまでは良い数字です。一方で提出会社の従業員は5名減、平均年間給与は△1.2%。つまり人を増やさず給与も上げずに、売上と利益が伸びた期だと読むこともできます。この読み方が正しいかどうかは外からは分かりません。だから面接で聞いてください。「増収の要因は単価と件数のどちらですか」「来期の採用計画は何名ですか」。この2つに具体的な答えが返ってくるなら、構造として伸びている可能性が高い。曖昧なら、一過性の要因を疑う材料になります。

選考に向けた準備

応募の前に確かめること

株式会社グローバルウェイは東証グロース上場(証券コード3936)、決算期は3月です。第22期(2026年3月期)の連結売上高は4,014,358千円、経常利益311,666千円、連結従業員153名、提出会社120名です。

提出会社の平均年間給与は6,498千円、平均年齢38.9歳、平均勤続年数4.4年です。ただし提出会社120名にはデジタル・ソリューション事業とキャリアイノベーション事業の両方が含まれるため、職種による幅がある点は考慮が必要です。

選考フローは職種によって異なり、時期によっても変動します。最新の内容は公式の採用ページでご確認ください。

志望動機で問われること

「なぜこの事業領域か」と「なぜグローバルウェイか」の2段で組み立てます。

技術領域を志望する場合は、DXのどの工程に関わりたいのかを具体化します。戦略立案、要件定義、導入、運用・定着化と、工程は分かれています。同社は上流から運用までを一貫して提供する方針を掲げているため、どの工程に軸足を置きたいかを言語化しておくと話が通ります。

人材領域を志望する場合は、メディアと人材紹介のどちらに関心があるのかを整理します。「キャリコネ」のような情報プラットフォームと、ハイクラス人材の紹介では、日々の仕事がまったく異なります。

後者の材料は有価証券報告書にあります。3期ぶりに経常黒字へ転じたこと。給与決定方針が3項目で明記されていること。フルリモートワークとフレックスタイム制度が記載されていること。子会社の株式会社タイムチケットがシェアリング事業を担っていること。

職務経歴書で見られるポイント

事業領域が分かれている会社の中途採用では、担当した領域と動かした数値が読まれます。

ITコンサルティング・PMOの経験がある方は、担当したプロジェクトの規模(金額・期間・要員数)と、自分が担った工程を書きます。上流に関わった経験があれば具体的に書きます。

SalesforceやHubSpotなどのクラウドソリューションの導入経験がある方は、対応した製品名と導入社数、認定資格を明記します。有価証券報告書に認定資格取得が評価項目として挙げられているため、資格は書類上の情報になります。

エンジニアリングの経験がある方は、扱ったシステムの規模と技術スタック、クラウド基盤の構築経験を書きます。

人材紹介の経験がある方は、担当した業界と職種、年間の成約件数、単価を書きます。外資系・IT・コンサルティング業界の経験があれば明記します。

メディア運営の経験がある方は、担当メディアの規模(PV・UU)と、収益化のためにどの指標を動かしたかを書きます。

いずれの場合も、置かれていた状況、選んだ打ち手、動いた数値の3点を短く添えます。

まとめ

株式会社グローバルウェイは東証グロース上場(証券コード3936)で、技術領域のデジタル・ソリューション事業、人材領域のキャリアイノベーション事業、子会社の株式会社タイムチケットが担うシェアリング事業の3つを展開しています。第22期(2026年3月期)の連結売上高は4,014,358千円で前期比30.7%増、経常利益311,666千円と3期ぶりに黒字転換しました。連結従業員数は153名、提出会社は120名で、平均年間給与は6,498千円(対前期△1.2%)、平均年齢38.9歳、平均勤続年数4.4年です。有価証券報告書には給与決定方針が3項目で明記され、フルリモートワークとフレックスタイム制度についても記載があります。規模の小さい組織で上流から運用まで関わりたい方に向く一方、直近まで3期連続の経常損失があった点は押さえておきたいところです。

よくある質問

Q. グローバルウェイの年収はどのくらいですか。

A. 有価証券報告書(第22期・2026年3月期)によると、提出会社の平均年間給与は6,498千円、平均年齢38.9歳、平均勤続年数4.4年、従業員数120名です。賞与および基準外賃金を含みます。対前事業年度増減率は△1.2%で、前事業年度の実績は6,580千円でした。なお提出会社120名にはデジタル・ソリューション事業78名とキャリアイノベーション事業35名の両方が含まれるため、職種による幅があります。有価証券報告書には、デジタル・ソリューション事業のエンジニアおよびコンサルタント職についてIT専門人材の採用競争力を確保できる水準を基準に給与を設定する旨が記載されています。

Q. 業績は回復しているのですか。

A. 第22期(2026年3月期)の連結売上高は4,014,358千円で前期比30.7%増、経常利益は311,666千円、親会社株主に帰属する当期純利益は192,871千円でした。第19期から第21期までは3期連続で経常損失を計上していたため、第22期が黒字転換の期にあたります。営業活動によるキャッシュ・フローも3期連続のマイナスから301,395千円のプラスへ転じました。一方で自己資本比率は第20期の53.44%から第22期の42.63%へ低下しており、事業拡大に伴う総資産の増加が背景にあります。今後の継続性は公開情報からは読み取れないため、選考の過程でご確認ください。

Q. リモートワークはできますか。

A. 有価証券報告書には、フルリモートワークおよびフレックスタイム制度の活用が、育児・介護等のライフイベントを抱える従業員が離職することなくキャリアを継続するうえで有効に機能するとの記載があります。制度の存在が一次情報で確認できるケースです。ただし適用範囲が全職種か、出社の頻度がどの程度かといった運用面は記載されていません。子会社を含めると事業が3つに分かれており、職種によって条件が異なる可能性があります。募集要項でご確認いただくとともに、面接で実際の運用を確認することをおすすめします。

本記事は2026年8月時点で公開されている情報にもとづいています。最新の募集要項や選考プロセスは、各社の公式サイトでご確認ください。

出典

本記事は 2026/8/13 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)