クラスメソッドの評判・年収・選考対策|転職で押さえるべきポイント

クラスメソッド 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/12

公的データから見た、会社の輪郭

クラスメソッドは非上場です。有価証券報告書を提出していないため、平均年収や平均勤続年数を開示資料から読むことはできません。

gBizINFOに掲載されている内容(法人番号 5011101037603)

項目内容
法人名クラスメソッド株式会社
所在地東京都港区西新橋1丁目1番1号
設立年月日2004年7月7日
従業員数562人(男性450人、女性112人)
業種G.情報通信業
事業概要クラウド(AWS等)の技術コンサルティング、開発、運用/データ分析基盤の技術コンサルティング、開発、運用/アプリケーション(LINE、iOS等)の企画開発、運用 等
特許0件
意匠0件
商標61件
補助金交付0件
調達18件
表彰0件
届出・認定1件

562人という規模

gBizINFOの従業員数は事業所の被保険者数をもとにした数字です。業務委託の方は含まれません。

女性比率は約19.9%

562人のうち112人。クラウド技術の領域としては珍しくない水準です。

事業概要が3つの区分で書かれている

クラウド、データ分析基盤、アプリケーション。 いずれも技術コンサルティング・開発・運用が並びます。

一貫して担う構造

コンサルティングから運用まで、3領域すべてで同じ並びになっています。

本記事の内容は2026年8月時点の公開情報にもとづきます。最新の情報は各社公式サイトおよびgBizINFOをご確認ください。

特許0件・商標61件という構成

知的財産の記録

特許0件、意匠0件、商標61件

同時期に調べた各社と並べる

会社特許商標従業員数
ゼロボード22件89件140人
グロービス4件79件778人
クラスメソッド0件61件562人
セイファート0件31件146人
ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ0件17件190人
コーン・フェリー・ジャパン0件0件166人

商標61件は多い側

562人という規模で61件です。

特許0件をどう読むか

技術力の指標ではありません。 ソフトウェアの領域では、出願と維持の費用に見合わないと判断する会社が多くあります。

この会社に固有の事情

クラウド(AWS等)の技術コンサルティングという事業では、基盤となる技術は他社のものです。その上で価値を出す構造では、特許化する対象が生まれにくい面があります。

では商標61件は何か

サービス名や、発信するコンテンツの名称を守るものと考えられます。

技術情報の発信

クラウド領域では、技術ブログや登壇が採用にも顧客獲得にも効きます。 名称を守る必要が生じる構造です。

転職の観点

技術を外に出す文化があるかは、この領域では働きやすさに直結します。 学んだことを書ける環境かどうか。

確認したいこと

「技術ブログの執筆は業務時間内に行えますか」「登壇の支援はありますか」。この2つで、発信への姿勢が見えます。

「コンサルティング、開発、運用」という並び

事業概要には、3つの領域すべてで技術コンサルティング、開発、運用が並びます。

3つの段階

段階仕事の内容
技術コンサルティング何をどう作るかを決める
開発作る
運用動かし続ける

一貫して担う会社の特徴

上流だけ、実装だけ、という切り分けをしない構造です。

キャリアへの含意

同じ案件を通して見られる一方、どの段階に比重が置かれるかは配属で変わります。

運用が入っていること

クラウドの運用は、止めないことが求められます。 夜間・休日の対応体制があるかは確認する価値があります。

確認したいこと

「夜間・休日対応の有無と、その頻度を教えてください」「手当のしくみはありますか」。

3つの領域の違い

クラウド(AWS等)、データ分析基盤、アプリケーション(LINE、iOS等)。 求められる技術がそれぞれ違います。

確認したいこと

「配属される領域は、クラウド/データ分析基盤/アプリケーションのどれですか」。この特定が、応募の出発点になります。

調達18件

官公庁からの受注が18件記録されています。 事業の柱ではないものの、接点はあります。

届出・認定1件

制度上の届出が記録されています。

562人という規模

役割は一定程度分かれると考えられます。制度も整っている規模です。詳しくはITコンサルティングファームのキャリアパスで整理しています。

非上場という条件で、何を確認するか

平均年収が公的に確認できない

562人という規模でも、有価証券報告書がない以上、水準は外から読めません。

求人サイトの平均年収について

投稿数が母数になります。562人の会社でも、投稿が数十件であれば偏りが生じます。

では何で判断するか

面接で聞くしかありません。

確認したいこと

「提示額の内訳(基本給・賞与・手当)を教えてください」「賞与の実績レンジを教えてください」「等級はいくつありますか」。

技術者の年収を決めるもの

クラウド領域では、扱える範囲と資格が処遇に効くことがあります。

確認したいこと

「資格取得は処遇に反映されますか」「対象となる資格を教えてください」。

西新橋という立地

所在地は東京都港区西新橋。都心の中心部にあたります。

設立2004年

22年の歴史があります。急に立ち上がった組織ではありません。

成長の速さ

設立から562人。同時期に調べたゼロボード(2021年設立・140人)と比べると、時間をかけて積み上げた構成です。

転職の観点

歴史がある会社では、制度も進め方も定まっていると考えられます。年収の水準はITコンサルティングファームの年収相場もあわせてご覧ください。

エージェントベストの見解

特許0件・商標61件という構成は、クラウド技術を扱う会社としては理にかなっています。AWS等のクラウドは他社の基盤です。その上で構築や運用の価値を出す事業では、特許化する対象が生まれにくい。一方、サービス名や発信するコンテンツの名称は資産になります。商標61件は、その投資の記録です。ここから読めるのは、この会社が技術情報の発信に価値を置いている可能性です。クラウド領域では、技術ブログや登壇が採用にも顧客獲得にも直結します。転職を考える技術者にとって、これは働きやすさに関わります。学んだことを外に書ける環境かどうかで、成長の速さが変わるからです。面接では「技術ブログの執筆は業務時間内に行えますか」と聞いてください。業務外の持ち出しになるのか、業務として認められるのかで、実態が分かります。

選考で確認しておきたいこと

  1. 配属される領域(クラウド/データ分析基盤/アプリケーション)
  2. 担当する段階(技術コンサルティング/開発/運用)
  3. 夜間・休日対応の有無と、その頻度
  4. 技術ブログの執筆や登壇の支援
  5. 資格取得が処遇に反映される仕組み
  6. 提示額の内訳と、賞与の実績レンジ

1つ目と2つ目は連動します。事業概要には3領域それぞれにコンサルティング・開発・運用が並びます。

3つ目は、運用まで担う会社であるためです。クラウドの運用は止めないことが求められます。

4つ目は、商標61件という記録を踏まえた確認です。

6つ目は、非上場のため平均年収が公的に確認できないためです。

近い規模の会社はケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの評判・年収・選考対策ゼロボードの評判・年収・選考対策もあわせてご覧ください。

エージェントベストの見解

gBizINFOの事業概要は、会社が何をしているかを行政の記録として残したものです。クラスメソッドの記載は「クラウド(AWS等)の技術コンサルティング、開発、運用/データ分析基盤の技術コンサルティング、開発、運用/アプリケーション(LINE、iOS等)の企画開発、運用」。3つの領域すべてに、コンサルティングから運用までが並んでいます。この構造は、キャリアの設計に関わります。上流だけを担う会社では、作る力が鈍ることがあります。実装だけの会社では、何を作るかを決める経験が積めません。3段階を持つ会社では、どの段階にも移れる可能性がある一方、配属によって日々がまったく変わります。面接では「配属される領域と、担当する段階」の2つを特定してください。求人票の職種名だけでは、この組み合わせが見えないことがあります。

まとめ

クラスメソッドについて、公的なデータから確認できる点を整理します。

本記事の内容は2026年8月時点の公開情報にもとづきます。統計の数値は調査区分全体のものであり、特定の企業の実態を示すものではありません。詳細はgBizINFOおよび各社公式サイトでご確認ください。

よくある質問

Q. 平均年収は分かりますか。

A. 非上場のため有価証券報告書がなく、公的なデータからは確認できません。562人という規模でも水準は外からは読めないため、面接で内訳を確認するのが確実です。

Q. 特許0件は、技術力が低いということですか。

A. そうとは限りません。クラウドは他社の基盤であり、その上で価値を出す事業では特許化する対象が生まれにくい面があります。商標は61件記録されています。

Q. gBizINFOの562人は、社員数ですか。

A. 事業所の被保険者数です。業務委託の方は含まれません。会社が発信する人数と一致しないことがあります。

Q. どの領域に配属されますか。

A. gBizINFOの事業概要にはクラウド、データ分析基盤、アプリケーションの3領域が挙げられています。求められる技術が違うため、面接で確認する価値があります。

出典

本記事は 2026/8/12 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)