キャディの評判|年収・働き方・選考対策まで解説

キャディ 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/13

キャディ株式会社は、製造業向けのデータプラットフォームを手がける非上場企業です。公式の会社概要によると、従業員数は911名(2026年7月1日時点)、資本金は257.3億円(資本準備金含む)。拠点は国内4か所に加えて、アメリカ、ベトナム、タイの3か国に広がっています。この記事では、公開されている情報から事業の構造と組織の状態を読み取り、選考で何を確認すべきかまで整理します。

会社概要と拠点の広がり

公式の会社概要に載っている項目です。

項目内容
会社名キャディ株式会社(CADDi)
上場区分非上場
代表者代表取締役 加藤 勇志郎
資本金257.3億円(資本準備金含む)
従業員数911名(2026年7月1日時点)
本社所在地〒111-0053 東京都台東区浅草橋4-2-2 D’sVARIE浅草橋ビル6階
ミッションモノづくり産業のポテンシャルを解放する

拠点は本社のほか、関西オフィス(大阪)、名古屋オフィスおよびオペレーションセンター、福岡オフィス、アメリカ(シカゴ)、ベトナム(ホーチミン、ハノイ)、タイ(バンコク)です。

国内の拠点配置が示していること

国内拠点の並びに注目すると、大阪、名古屋、福岡と、いずれも製造業の集積地です。とくに名古屋には「オペレーションセンター」という名称の拠点が置かれています。営業拠点とは別に、業務を実行する機能を持つ場所があるという意味です。

顧客のいる場所に拠点を置く構成は、製造業を相手にする事業では自然な形です。図面や部品の話は、現物と現場を前提にした会話になりやすいためです。応募する立場からは、勤務地によって顧客との距離が変わる点を意識しておきたいところです。

海外3か国の位置づけ

アメリカ(シカゴ)、ベトナム(ホーチミン、ハノイ)、タイ(バンコク)という並びも、それぞれ性格が異なります。シカゴは米国の製造業が集まる地域で、市場としての意味を持ちます。ベトナムとタイは、日系製造業の生産拠点が多い地域です。

つまり海外拠点は「売りに行く先」と「顧客の工場がある場所」の両方を含んでいます。同社の体制の詳細は公開されていないため、各拠点の役割は選考の過程で確認する項目になります。

評判の傾向

以下は公開されている口コミの傾向を要約したものです。個別の投稿は引用していません。

年収・評価制度

非上場のため平均年間給与の公式開示はありません。成長段階のSaaS企業では基本給に加えてストックオプションを組み合わせる設計が採られることが多い領域だとされますが、同社の制度が公開されているわけではありません。報酬の構成は選考の過程でご確認ください。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

ワークライフバランス

顧客が製造業であり、海外拠点も持つため、時差や現場の稼働に合わせた動きが求められる場面があるという傾向が語られます。勤務制度の詳細は公式の会社概要に記載がありません。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

キャリア・成長機会

事業の軸が受発注のプラットフォームから製造業向けAIへ広がっており、担当領域が変わりやすいという声が見られます。従業員数は911名(2026年7月1日時点)で、組織としては1,000名に近づいた段階です。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

社風・人間関係

ミッションとして掲げられている「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」に沿った議論が多いという傾向が挙げられます。国内4拠点と海外3か国という構成上、拠点をまたいだ連携が前提になります。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

エージェントベストの見解

この会社を検討される方に、事業の説明の変化を確認していただきたいです。公式の会社概要はいま、事業内容を「製造業AIデータプラットフォームの構築・展開」と書き、特注部品の受発注プラットフォームと、CADDi ExplorerやCADDi Agentといった製造業向けAIソリューションを並べています。つまり受発注の取次だけの会社ではありません。この違いは仕事の中身に直結します。受発注は現物と納期と品質の世界で、調達や生産管理の知識が効きます。AIソリューションは図面や仕様のデータを扱う世界で、データの構造化とプロダクト開発の知識が効きます。同じ会社の中で必要な経験が違うのです。面接では「どちらのプロダクトを担当するのか」を先に確認してください。求人票の職種名だけでは、この境目が見えないことがあります。

事業の中身とプロダクト構成

公式の会社概要では、事業内容が「製造業AIデータプラットフォームの構築・展開」と説明され、その中身として特注部品の受発注プラットフォームの運営と、製造業向けAIソリューション(CADDi Explorer、CADDi Agent等)の提供が挙げられています。

この2つは、顧客の中で使われる場面が異なります。

受発注のプラットフォームは、部品を発注したい企業と加工できる企業をつなぐ仕組みです。ここでは図面から加工の難易度や適した加工先を判断する力が要ります。

AIソリューションは、企業が持っている図面や調達のデータを扱う仕組みです。製造業では過去の図面が大量に蓄積されている一方、検索や再利用がしにくい状態にあることが多いとされます。この蓄積を扱えるようにすること自体が価値になります。

資本金257.3億円(資本準備金含む)という規模は、この2つを並行して進めるための資金が投じられてきたことを示します。ただし資本金は「これまでに払い込まれた額」であり、いま手元にいくらあるかを示すものではありません。売上高、利益、資金の使途はいずれも公開されていないため、事業の現在地は面接での確認事項になります。

働き方と労働環境

拠点は本社(東京都台東区浅草橋)のほか、大阪、名古屋、福岡、シカゴ、ホーチミン、ハノイ、バンコクです。国内4か所、海外3か国という構成になります。

勤務制度、リモートワークの可否、残業時間、有給休暇取得率などの数値は公式の会社概要に記載がありません。非上場のため有価証券報告書もなく、労働時間に関する一次情報は確認できませんでした。

なお海外拠点を持つ会社では、職種によって英語やベトナム語での業務が発生することがあります。同社の言語要件は公開されていないため、募集要項でご確認ください。

キャリア形成の特徴

同社でのキャリアを考えるうえで軸になるのは、製造業という顧客と、AIというプロダクトの掛け合わせです。

製造業向けのプロダクトを扱う会社では、業界知識の有無が成果に効きます。図面の見方、加工方法の違い、調達の商習慣といった知識は、短期間で身につくものではありません。この領域で経験を積むと、製造業とソフトウェアの両方が分かる人材になります。市場での希少性は高い一方、活かせる会社は限られます。

もう1つの軸は海外です。国内4拠点に対して海外3か国という構成は、日本のスタートアップとしては拠点数が多い部類です。拠点をまたぐ役割に関わる機会があれば、キャリアの幅は広がります。

向いている人/向いていない人

向いている人

製造業の現場を理解しに行ける方

顧客は製造業です。図面、加工、調達といった業務を理解しようとする姿勢が成果に直結します。

事業の軸が動く環境を楽しめる方

受発注のプラットフォームと製造業向けAIソリューションが並んでいます。担当が変わることを前提に動ける方が合います。

拠点をまたいだ仕事に関心がある方

国内4拠点、海外3か国という体制です。地理的に離れたチームと進める場面が想定されます。

向いていない人

入社前に会社の規模や年収を数字で確認したい方

非上場で有価証券報告書がなく、公式の会社概要にも売上高・給与の記載はありません。

制度と役割が固まった環境を求める方

従業員911名まで拡大し、事業の説明も変化しています。組織や役割が動く可能性を織り込む必要があります。

エージェントベストの見解

産業特化型SaaSを検討される方は、実際には複数社を並べて比較されています。判断が割れるのは「業界知識がどれだけ要るか」です。同じ産業DXでも、建設向けの現場管理ツールのように業務フローの理解が中心になるものと、この会社のように図面や加工といった技術的な知識が絡むものがあります。後者は入り口が狭い代わりに、身につけた知識が他社で通用しにくい。逆に言えば、その領域で長く働く覚悟があるなら希少性になります。もう1つの比較軸は海外比率です。国内4拠点に対して海外3か国という体制は、日本のスタートアップでは多いほうです。海外拠点との連携をキャリアに組み込みたいのか、国内で完結したいのか。この2軸を自分の中で整理してから面接に臨むと、志望動機に一貫性が出ます。

選考に向けた準備

応募の前に確かめること

キャディ株式会社は非上場です。従業員数911名(2026年7月1日時点)、資本金257.3億円(資本準備金含む)、本社は東京都台東区浅草橋、代表取締役は加藤勇志郎氏です。

売上高、利益、平均年間給与、取引社数はいずれも公開されていません。面接で確認する項目を事前に決めておくことをおすすめします。とくに担当することになるプロダクト、配属予定チームの人数、勤務地、直近の資金調達の時期は押さえておきたい項目です。

募集要項の詳細と選考フローは公式の採用ページでご確認ください。内容は職種と時期により変動します。

志望動機で問われること

「なぜ製造業か」と「なぜキャディか」の2段で組み立てます。

前者については、製造業のどの工程に関わりたいのかを具体化します。設計、調達、加工、生産管理、品質保証と、工程は分かれています。「製造業は古い体質だから変えたい」で止まると、業界を軽んじていると受け取られる場合があります。

後者の材料は公式情報にあります。事業を「製造業AIデータプラットフォームの構築・展開」と位置づけていること。特注部品の受発注プラットフォームとAIソリューションの両方を持つこと。ミッションが「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」であること。名古屋にオペレーションセンターを置いていること。海外はシカゴ、ホーチミン、ハノイ、バンコクに展開していること。

このうちどこに関心を持ったのかを、自分の経験と結びつけて話せると説得力が出ます。

職務経歴書で見られるポイント

製造業向けのプロダクトを扱う会社の中途採用では、担当した領域と動かした数値が読まれます。

製造業での実務経験がある方は、担当した工程と扱った製品、部品の種類を書きます。図面を読む業務や、調達・購買の経験があれば具体的に書きます。取引先の数と発注規模まで書けると情報量が増えます。

法人営業の経験がある方は、担当した業種と顧客規模、受注件数、単価、継続率を書きます。製造業を担当した経験があれば明記します。

プロダクトマネジメントの経験がある方は、担当プロダクトの利用者規模と、動かした指標を書きます。

エンジニアリングの経験がある方は、扱ったシステムの規模と、データの構造化や機械学習に関わった経験があれば具体的に書きます。非構造なデータを扱えるようにした経験は、この会社では直接の武器になります。

海外業務の経験がある方は、関わった国と役割、使用言語を書きます。

いずれの場合も、置かれていた状況、選んだ打ち手、動いた数値の3点を短く添えます。

まとめ

キャディ株式会社は、製造業向けのデータプラットフォームを手がける非上場企業です。公式の会社概要によると、従業員数は911名(2026年7月1日時点)、資本金は257.3億円(資本準備金含む)、本社は東京都台東区浅草橋、代表取締役は加藤勇志郎氏です。事業は「製造業AIデータプラットフォームの構築・展開」と位置づけられ、特注部品の受発注プラットフォームと、CADDi ExplorerやCADDi Agentといった製造業向けAIソリューションの両方を持ちます。拠点は国内が東京・大阪・名古屋・福岡、海外がシカゴ、ホーチミン、ハノイ、バンコクです。売上高や平均年間給与は公開されていないため、事業規模と報酬の実態は選考の過程で確認する必要があります。担当するプロダクトによって求められる経験が異なる点は、応募前に整理しておきたいところです。

よくある質問

Q. キャディの年収はどのくらいですか。

A. 平均年間給与は公開されていません。非上場で有価証券報告書がなく、公式の会社概要にも給与に関する記載がないためです。公式に出ている数値は、従業員数911名(2026年7月1日時点)、資本金257.3億円(資本準備金含む)、本社所在地、代表者、拠点、事業内容、ミッションです。転職サイトや企業データベースに載る数字は出典を確認できないため、本記事では扱っていません。成長段階のSaaS企業では基本給にストックオプションを組み合わせる設計が多い領域だとされますが、同社の制度は公開されていないため、選考の過程でご確認ください。

Q. 製造業の経験がないと応募できませんか。

A. 募集ごとの要件は公開されている採用ページでご確認ください。一般に産業特化型のプロダクトを扱う会社では、業界知識のある方と、職種としての専門性を持つ方の両方が採用対象になることが多いとされます。同社の場合、事業が特注部品の受発注プラットフォームと製造業向けAIソリューションに分かれており、前者は調達や生産管理の知識が、後者はデータやプロダクト開発の知識が効きやすい構成です。どちらを担当するかで求められる経験が変わるため、面接で配属予定のプロダクトを確認することをおすすめします。

Q. 勤務地はどこになりますか。

A. 公式の会社概要によると、拠点は本社(東京都台東区浅草橋)のほか、関西オフィス(大阪)、名古屋オフィスおよびオペレーションセンター、福岡オフィス、アメリカ(シカゴ)、ベトナム(ホーチミン、ハノイ)、タイ(バンコク)です。国内4か所、海外3か国という構成になります。国内拠点はいずれも製造業の集積地に置かれており、名古屋には業務を実行する機能を持つオペレーションセンターがあります。配属拠点の決め方や転勤の有無は公開されていないため、募集要項の確認と面接での質問をおすすめします。

本記事は2026年8月時点で公開されている情報にもとづいています。最新の募集要項や選考プロセスは、各社の公式サイトでご確認ください。

出典

本記事は 2026/8/13 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)