primeNumberの評判・年収・選考対策|転職で押さえるべきポイント

primeNumber 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/11

公的データから見た、会社の輪郭

primeNumberは非上場です。有価証券報告書を提出していないため、従業員数や平均年収を開示資料から読むことはできません。

gBizINFOに掲載されている内容(法人番号 4020001113695)

項目内容
法人名株式会社primeNumber
所在地東京都品川区上大崎3丁目1番1号 JR東急目黒ビル5階
従業員数118人(事業所の被保険者数)
商標2件
特許0件
意匠0件
補助金交付0件
調達0件

118人という規模

gBizINFOの従業員数は、事業所の被保険者数をもとにした数字です。社会保険の加入者数にあたるため、業務委託の方は含まれません。

この数字の使い方

会社が発信する「メンバー数」と一致しないことがあります。どちらかが誤りというわけではなく、数えている対象が違うだけです。

調達0件・補助金0件

官公庁からの受注や補助金の交付実績が記録されていないことを示します。民間向けの事業が中心であると読めます。

本記事の内容は2026年8月時点の公開情報にもとづきます。最新の情報は各社公式サイトおよびgBizINFOをご確認ください。

データ基盤という領域の需給

厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)の「データサイエンティスト」の区分を見ます。

項目数値
就業者数79,260人
平均労働時間月159時間
平均年収611.9万円
平均年齢43.9歳
時間当たり賃金(一般労働者)3,000円
求人賃金(月額)30.3万円
有効求人倍率11.88

有効求人倍率11.88

募集1件に対し、求職者は約0.08人という計算になります。募集のほうが圧倒的に多い状態です。

他の区分と比べる

区分有効求人倍率
データサイエンティスト11.88
システムエンジニア(組込み、IoT)4.77
システムエンジニア(基盤システム)2.28
プログラマー0.94
ITコンサルタント0.89

13倍以上の開き

0.89と11.88。同じIT領域でも、需給はまったく違います。

「IT業界は人手不足」という一般論は成立しない

区分によっては、募集より求職者のほうが多い状態です。自分がどの区分に近いかで、市場での立ち位置が変わります。

平均年齢43.9歳という特徴

データサイエンティストの区分は、プログラマーの区分(37.1歳)より6.8歳高くなっています。経験を積んだ層が中心の職種です。

転職の観点

データ基盤の領域は、求人が多い一方、求められる経験の幅も広い構造です。詳しくはAIスタートアップのキャリアパスで整理しています。

商標2件という記録の読み方

gBizINFOには知的財産の件数が記録されています。商標2件、特許0件、意匠0件。

商標と特許の違い

商標は名称やロゴを守るもの、特許は技術上の発明を守るものです。同じ知的財産でも、守る対象が違います。

ソフトウェア企業に多い構成

商標があり特許がないという構成は、ソフトウェアの領域では珍しくありません。 アルゴリズムやビジネスモデルは特許の対象になり得ますが、出願と維持には費用と時間がかかります。

転職を考えるうえでの意味

特許の件数は、技術力の指標ではありません。 出願しない方針の会社も多くあります。

では何を見るか

技術の情報発信です。技術ブログ、登壇資料、公開されているドキュメント。これらは会社が何を大切にしているかを示します。

面接での確認

「技術的な意思決定は、どのように行われますか」「使う技術を選ぶとき、誰が決めますか」。この2つで、開発組織の性格が見えます。

規模との関係

118人という規模では、一人が担う範囲が広くなります。 役割が細かく分かれた大手から移る場合、この点は前提として押さえる価値があります。

エージェントベストの見解

有効求人倍率11.88という数字は、job tagのなかでも際立って高い水準です。同じIT領域でも、プログラマーの区分は0.94、ITコンサルタントの区分は0.89と1を下回ります。この差は、転職の戦略を大きく左右します。求人倍率が1を下回る区分では、募集より求職者が多いため、選考の通過が難しくなります。一方、11.88の区分では、条件を満たす人が足りていません。ここで大切なのは、自分の経験がどちらの区分に読まれるかです。同じ「エンジニア」でも、データの設計や基盤の構築を担ってきた方と、アプリケーションの実装を担ってきた方では、市場での位置が違います。職務経歴書の書き方ひとつで、読まれ方が変わることもあります。自分の経験のうち、どの部分を前面に出すか。ここは相談する価値のある論点です。

118人という規模で働くということ

gBizINFOの従業員数は118人。この規模には固有の働き方があります。

役割の分かれ方

数千人規模の会社では、職務が細かく分かれます。要件を決める人、実装する人、運用する人。118人の会社では、この境目が緩やかになります。

一人が担う範囲

企画から実装、導入後の支援まで通して関わる機会が増えます。技術だけを深めたい方には、範囲の広さが負担になることもあります。

意思決定の距離

経営層との距離が近くなります。提案が届きやすい一方、判断の根拠を自分で用意する必要があります。誰かが整えてくれる前提では進みません。

制度の整備

大手ほど制度が整っていないことがあります。評価制度、等級制度、研修。 これらがどの程度定まっているかは、会社によって差があります。

確認したいこと

「評価制度は文書化されていますか」「等級はいくつありますか」。制度の有無ではなく、明文化されているかを聞くと実態が見えます。

大手から移る場合

担う範囲が広がり、支える仕組みが減るという変化になります。この方向を望むかどうかで、評価が分かれます。

小規模から移る場合

逆に、組織としての枠組みが増える方向の変化になります。118人という規模は、その中間にあたります。

転職の観点

規模そのものに良し悪しはありません。前職と比べてどちらの方向に動くかで、合う合わないが決まります。

採用の人数も限られる

118人の会社では、一つの職種の募集が年に数名ということもあります。求人が常に出ているとは限りません。タイミングが合うかどうかは、規模の小さい会社ほど影響します。

選考で確認しておきたいこと

  1. 正社員数と、業務委託の人数の内訳
  2. 配属予定のチームの人数と、直近1年の増減
  3. 技術的な意思決定の進め方
  4. 評価制度と、等級の上がり方
  5. ストックオプションの有無と、行使の条件
  6. 顧客の業種と、契約の継続期間

1つ目は、gBizINFOの118人という数字を出発点にした確認です。被保険者数には業務委託の方が含まれません。

5つ目は、非上場のスタートアップに固有の確認事項です。有無だけでなく、いつどの条件で行使できるかまで書面で確認するのが確実です。

6つ目は、データ基盤という領域に関わります。導入して終わりではなく、使い続けてもらう構造かによって、事業の安定度が変わります。

近い規模の会社はhacomonoの評判・年収・選考対策、転職の難易度はSaaSスタートアップの転職難易度もあわせてご覧ください。

エージェントベストの見解

非上場企業を調べるとき、gBizINFOの従業員数は出発点として使えます。ただし、この数字が何を数えたものかを理解しておく必要があります。primeNumberの118人は事業所の被保険者数、つまり社会保険の加入者数にあたります。業務委託で関わっている方は含まれません。スタートアップでは、業務委託の比率が高い会社があります。その場合、実際に働いている人数は公的データより多くなります。逆に、採用サイトの「メンバー数」に業務委託を含めている会社では、正社員数は公的データに近くなります。面接で「正社員は何名で、業務委託の方は何名ですか」と聞けば、この差は埋まります。数字が食い違っているように見えるとき、多くは誤りではなく定義の違いです。

まとめ

primeNumberについて、公的なデータから確認できる点を整理します。

本記事の内容は2026年8月時点の公開情報にもとづきます。統計の数値は調査区分全体のものであり、特定の企業の実態を示すものではありません。詳細はgBizINFOおよび各社公式サイトでご確認ください。

よくある質問

Q. 平均年収は分かりますか。

A. 非上場のため有価証券報告書がなく、公的なデータからは確認できません。job tagのデータサイエンティストの区分は611.9万円ですが、これは調査区分全体の統計であり、同社の実態を示すものではありません。

Q. gBizINFOの118人は、社員数ですか。

A. 事業所の被保険者数です。社会保険の加入者数にあたるため、業務委託の方は含まれません。会社が発信する人数と一致しないことがあります。

Q. 有効求人倍率11.88は、どう読めばよいですか。

A. 募集1件に対し求職者が約0.08人という水準です。ただしこれはjob tagのデータサイエンティストという区分全体の統計であり、特定の会社の採用状況を示すものではありません。

Q. 特許0件は、技術力が低いということですか。

A. そうとは限りません。ソフトウェアの領域では出願しない方針の会社も多くあります。技術ブログや登壇資料など、公開されている情報のほうが判断材料になります。

出典

本記事は 2026/8/11 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)