Reproの評判|年収・働き方・選考対策まで解説

Repro 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/18

Repro株式会社は、マーケティングオートメーション「Repro MA」とサイト高速化ツール「Repro Booster」を提供するSaaS企業です。公式サイトの沿革によると、2020年2月にシリーズCで総額約30億円を調達しています。掲げるビジョンは「世界で最も価値のあるマーケティングソリューションを実現する」。**非上場のため有価証券報告書はなく、従業員数・売上・平均年収は公式に開示されていません。**この記事では、公式サイトとプレスリリースから事業と組織の実態を整理します。

会社概要と2つのプロダクト

項目内容
会社名Repro株式会社
設立2014年4月
代表者平田 祐介
所在地東京都渋谷区代々木1-36-4 全理連ビル 4階
資本金1億円
事業内容Webとアプリの収益最大化を支援するマーケティングツールの開発・提供
ビジョン「世界で最も価値のあるマーケティングソリューションを実現する」
上場区分非上場(有価証券報告書の提出義務がないため、従業員数・売上高・平均年収などは公表されていません)

この記事で扱う数値は、すべて同社の公式サイトおよび公式プレスリリースに記載されたものです。

プロダクトの構成

プロダクト内容
Repro MAマルチチャネル統合マーケティングオートメーションプラットフォーム
Repro BoosterWebサイト高速化ツール(2024年5月リリース)
Repro Booster for Appアプリ内WebViewの高速化ソリューション(2026年4月にベータ版提供開始)

公式サイトには、ISO 27001認証取得プライバシーマーク保持GDPR・CCPA対応と記載されています。マーケティングデータを扱う事業の性質上、情報管理の認証を明示している点が特徴です。

評判の傾向

以下は公開されている口コミの傾向を要約したものです。個別の投稿は引用していません。

年収・評価制度

**同社は非上場のため、平均年収は公式に開示されていません。**上場企業であれば有価証券報告書に記載される「平均年間給与」「平均年齢」「平均勤続年数」に相当する情報も公表されていません。給与水準は求人票の提示レンジと面接での確認が手がかりになります。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

ワークライフバランス

**働き方に関する制度の詳細は、公式リリースからは確認できません。**なお、SaaSプロダクトを2系統(Repro MA/Repro Booster)運用しているため、サービスを止められない運用が伴うと考えられます。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

キャリア・成長機会

同社は事業を「“テクノロジーの力”と”人の力”を組み合わせたマーケティングソリューション提供」と説明しています。ツールを提供するだけでなく、人が伴走する構成です。加えて、2024年5月に「Repro Booster」、2026年4月に「Repro Booster for App」ベータ版と、新プロダクトの投入が続いています。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

社風・人間関係

**従業員数は公式に開示されていません。**設立は2014年4月、代表者は平田祐介氏、資本金は1億円。所在地は東京都渋谷区代々木です。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

エージェントベストの見解

**「2024年5月 サイトスピード改善ツール『Repro Booster』リリース」。公式の沿革で、2021年12月の受賞から次に来る項目がこれです。**沿革を並べると、この会社の10年が見えてきます。

時期出来事
2014年4月Repro株式会社創業
2015年4月シリーズAで総額1億円を調達/モバイルアプリ向けマーケティングツール「Repro App」リリース
2015年7月・9月「THE BRIDGE Mixer Tokyo」優勝、「B Dash Camp Arena 2015」優勝
2016年3月シリーズBで総額3億円を調達
2016年11月「CTO of the year 2016」受賞
2017年11月「Ruby biz Grand prix 2017」特別賞受賞
2018年10月Webサイト向けマーケティングツール「Repro Web」リリース
2019年3月・11月「BOXIL SaaS AWARD 2019」Smart Thinking賞、みずほ銀行「Mizuho Innovation Award 2019 3Q」受賞
2020年2月シリーズCで総額約30億円を調達
2021年12月「第21回 Japan Venture Awards」中小機構理事長賞受賞
2024年5月サイトスピード改善ツール「Repro Booster」リリース

この年表から読み取れることが3つあります。****1つ目、プロダクトの拡張が4年おきに起きている。2015年にアプリ向け(Repro App)、2018年にWeb向け(Repro Web)、そして2024年にサイト高速化(Repro Booster)。マーケティングオートメーションという1つのカテゴリの中で、届ける対象を広げてきた。****2つ目、Repro Boosterは「マーケティングツール」ではない。****サイトの表示速度を上げるツールです。マーケティングオートメーションとは、技術的にも売り方も違う。なぜこれを作ったのか。答えは、この会社の事業内容の書き方にあります。「Webとアプリの収益最大化を支援する」。****顧客の目的は「マーケティングをすること」ではなく「収益を上げること」。****表示が遅ければ、どれだけ配信を最適化しても離脱される。だから速度に手を出した——という筋が通ります。当メディアがこの数か月に読んだ企業でいえば、Macbee PlanetがLTV予測から解約抑止チャットボットまで手を広げていたのと同じ発想です。****3つ目、公表されている調達は2020年2月のシリーズC 約30億円が最後です。当メディアが同じ時期に読んだ非上場企業では、LayerXが2025年9月に150億円、Luupが2025年11月に44億円、Natureが2024年6月にシリーズD 12.2億円を公表していました。Reproの直近の公表は、それらより前になります。これは良し悪しの判断ではなく、「自己資金で回っている可能性」と「非公表の調達がある可能性」の両方があるということです。面接では3つ聞いてください。1つ目、「従業員数と、開発・ビジネスの人数比を教えてください」。2つ目、「Repro MAとRepro Booster、売上の比率はどちらが大きいですか」。3つ目、「直近の資金調達はいつですか」

Repro Boosterという第2の柱

公式リリースの一覧を見ると、直近1年はRepro Booster関連の発表が中心です。

日付リリース
2026年1月22日Repro Boosterに新開発の「ゼロ秒表示エンジン」を搭載し、平均ページ遷移表示時間が約2倍に
2026年3月24日DECORTÉ公式オンラインブティックでのサイトスピード改善成果を発表
2026年4月7日「Repro Booster for App」ベータ版を提供開始
2026年4月14日「ENDLESS MODE」で表示速度を最大約4倍改善、売上成長に寄与

Repro Booster for App

2026年4月7日付のリリースによると、この製品は次のような仕組みです。

項目内容
対象モバイルアプリ内のWebView
技術CDNエッジでの最適化
特徴アプリのコード改修が不要
動作サーバーサイド(CDNエッジ)で、ユーザーとWebサーバーの間の配信に最適化処理を適用
提供形態ベータ版

**「アプリ改修なしで」という点が、この製品の要です。**アプリの改修はリリース審査を伴い、時間がかかります。それを回避できる設計にしたと読めます。

なお、**このリリースには導入サイト数や高速化率の具体的な数値は記載されていません。**個別企業の導入事例では、DECORTÉ公式オンラインブティックやENDLESS MODEの改善成果が公表されています。

自社で消費者調査を行っている

同社は、プロダクトのリリースだけでなく独自の消費者調査も公表しています。2026年6月16日付のリリースが、その一例です。

項目内容
テーマ「店舗・サービスの公式アプリについての消費者調査」
対象者数1,854名(10代〜60代以上の各世代309名ずつ)
実施時期2026年5月18日〜19日
方法インターネットアンケート
対象小売、ファッション、飲食、金融サービス、宿泊などの公式アプリを1つ以上インストールしている消費者

主な調査結果

結果数値
インストール後に購入・利用頻度が増えたと回答28.6%
行動変化があった人のうち、アプリを毎日使う人約60%
ゲーミフィケーション機能(定期ログインでのポイント/スタンプ)を支持62%
AIによって乗り換え抵抗が下がったと回答41.8%(強くそう思う12.1%+ややそう思う29.7%)
AIの選択肢があってもブランドを使い続ける理由にアプリの特典を挙げた63.9%

**この調査のテーマ設定に、同社の問題意識が表れています。**リリースの見出しは「AI時代もLTV改善・ブランド強化に公式アプリは有効か」。AIが商品選びを代行するようになると、ブランドと顧客の関係はどうなるか——という問いです。

**41.8%が「AIによって乗り換えへの抵抗が下がった」と回答する一方、63.9%が「アプリの特典があるからブランドを使い続ける」と答えている。**この2つを並べたことが、調査の主張だと読めます。

エージェントベストの見解

**「“テクノロジーの力”と”人の力”を組み合わせたマーケティングソリューション提供」。公式サイトの事業説明です。**SaaS企業の説明としては、少し珍しい書き方をしています。当メディアがこの数か月に読んだSaaS企業の事業説明を並べます。

会社事業の説明
Repro”テクノロジーの力”と”人の力”を組み合わせたマーケティングソリューション提供
PKSHA Technologyアルゴリズムモジュールを用いた研究開発・ソリューション提供・プロダクト拡販
Macbee Planetデータ解析プラットフォームでLTVを予測し、コンサルティングを含めて成果報酬型で提供
PR TIMESプレスリリース配信プラットフォーム+PRパートナーサービス等の関連サービス
LayerX業務効率化AIクラウドサービス(コンパウンド・スタートアップ)

「人の力」を事業説明に入れているのは、Reproと(コンサルティングを強みに挙げる)Macbee Planetです。****これは応募者にとって重要な情報になります。ツールだけを提供する会社なら、必要な職種はエンジニアとセールスが中心です。「人の力」を組み合わせる会社では、カスタマーサクセスやコンサルタントが事業の中核に入ります。****実際、この会社が扱う領域を見ると、その必要性が見えてきます。****マーケティングオートメーションは、導入しただけでは成果が出ません。誰に、いつ、何を送るか。そのシナリオ設計は顧客企業ごとに違う。****だから伴走が要る。****そして、Repro Boosterはその逆の性格を持っています。****サイトを速くする——これは設定すれば効く、成果が数字で出る製品です。「表示速度を最大約4倍改善」「平均ページ遷移表示時間が約2倍」という表現でリリースが打てるのは、効果が測れるからです。Repro Booster for Appに至っては「アプリのコード改修が不要」。****手離れの良さを、明確に設計している。****つまり、この会社は「人の力が要る製品」と「人の力が要らない製品」の両方を持っています。****応募者が確認すべきは、自分がどちらに関わるかです。****もう1つ、非上場企業として珍しく資本金を公表している点にも触れておきます。****資本金1億円。当メディアが同じ時期に読んだ非上場企業では、Kyashも同じく1億円を公表していました。シリーズCで約30億円を調達しながら資本金が1億円ということは、大半を資本準備金に計上していることを意味します。税務上の中小企業の区分にとどまる境界の数字として知られており、財務の設計をしている会社であると読めます。面接では3つ聞いてください。1つ目、「Repro MAとRepro Booster、どちらのチームですか」。2つ目、「カスタマーサクセスは何名いますか」。3つ目、「Repro Boosterの導入社数を教えてください」

働き方とキャリア形成の特徴

公式情報から読み取れる特徴は、次のとおりです。上場企業と異なり働き方の制度は公表されていないため、確認できる範囲のみを記載します。

1. プロダクトが2系統ある

Repro MA(マーケティングオートメーション)とRepro Booster(サイト高速化)。性格の異なる2つです。

2. 「人の力」を事業説明に含めている

ツール提供だけでなく、伴走を含めたソリューションと位置づけています。

3. 情報管理の認証を取得している

ISO 27001認証、プライバシーマーク、GDPR・CCPA対応。

4. 自社で消費者調査を実施している

2026年5月には1,854名を対象とした公式アプリの消費者調査を実施・公表しています。

5. 従業員数は公表されていない

公式サイトの会社概要にも記載がありません(資本金1億円は記載あり)。

向いている人/向いていない人

向いている可能性がある人

向いていない可能性がある人

選考に向けた準備

1. 2つのプロダクトの性格の違いを理解する

**Repro MAは「人の力」が要る製品、Repro Boosterは設定すれば効く製品。**この違いを説明できると、事業理解が伝わります。どちらのチームに応募しているかも面接で確認しておきましょう。

2. 「収益最大化」という事業定義を押さえる

事業内容は「Webとアプリの収益最大化を支援するマーケティングツールの開発・提供」。マーケティングが目的ではなく、収益が目的という定義です。だからサイト高速化まで手を広げた、という筋を自分の言葉で語れるようにしておきましょう。

3. 開示されていない情報は、質問リストにしておく

従業員数・売上・給与レンジは公表されていません。資本金1億円、シリーズC約30億円、創業2014年4月という公表情報から逆算した質問(組織規模、プロダクト別の売上比率、直近の調達)を用意しておくと、準備の深さが伝わります。

まとめ

よくある質問

Q. Reproの平均年収はいくらですか?

A. **同社は非上場のため有価証券報告書の提出義務がなく、平均年収は公式に開示されていません。**公式サイトの会社概要には資本金1億円の記載がありますが、従業員数の記載はありません。給与水準は求人票の提示レンジと面接での確認が手がかりになります。

Q. どんなプロダクトがありますか?

A. Repro MA(マルチチャネル統合マーケティングオートメーションプラットフォーム)、Repro Booster(Webサイト高速化ツール。2024年5月リリース)、Repro Booster for App(アプリ内WebViewの高速化ソリューション。2026年4月にベータ版提供開始。CDNエッジで最適化し、アプリのコード改修が不要)です。沿革では2015年4月にモバイルアプリ向け「Repro App」、2018年10月にWebサイト向け「Repro Web」がリリースされています。

Q. 資金調達の状況はどうなっていますか?

A. 公式サイトの沿革によると、2015年4月にシリーズAで総額1億円、2016年3月にシリーズBで総額3億円、2020年2月にシリーズCで総額約30億円を調達しています。それ以降の調達については公式サイトで確認できる情報がないため、直近の状況は面接で確認することをおすすめします。


※本記事は、Repro株式会社の公式サイトおよび公式のプレスリリースをもとに構成しています。同社は非上場であり、有価証券報告書による開示がないため、従業員数・売上高・平均年収などは扱っていません。数値は各リリースに記載された時点のものです。募集要項や制度は変更される場合がありますので、応募前に公式採用ページを必ずご確認ください。口コミに関する記述は、公開されている投稿の傾向を要約したものであり、個別の投稿を引用したものではありません。

出典

本記事は 2026/8/18 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)