ログラスの評判|年収・働き方・選考対策まで解説
株式会社ログラスは、経営管理のクラウドサービスを開発している非上場企業です。2024年7月のシリーズBで70億円を調達し、累計調達額は100億円。そのリリースには「2027年4月までに社員500名以上へ拡大」という具体的な人数目標まで書かれています。この記事では、公開されている情報から事業と組織の状態を読み取り、選考で何を確認すべきかまで整理します。
会社概要とプロダクト
公式の会社概要に載っている項目です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ログラス |
| 上場区分 | 非上場 |
| 設立 | 2019年5月30日 |
| 資本金 | 1億円 |
| 本社所在地 | 〒108-0073 東京都港区三田3-11-24 国際興業三田第2ビル 9階 |
| 代表者 | 布川 友也 |
| 事業内容 | 新しいデータ経営の在り方を生み出すDXサービスの企画・開発・販売 |
| 拠点 | 東京本社/東海拠点(愛知県名古屋市)/関西拠点(大阪府大阪市) |
| ミッション | 良い景気を作ろう。 |
プロダクトは「Loglass 経営管理」です。従業員数と導入社数の記載は公式の会社概要にありません。
経営管理という領域が向き合う相手
同社が扱うのは経営管理、いわゆる予算実績管理の領域です。この領域の特徴を押さえておくと、仕事の中身が見えてきます。
多くの企業では、予算の策定と実績の集計が表計算ソフトで行われています。部門ごとにファイルが分かれ、集計のたびに転記が発生し、数値の定義が部署によって違う、という状態が起こりやすい領域です。
つまり同社のプロダクトを導入する相手は、経営企画部や財務経理部です。現場の従業員が日々使うツールではなく、会社の数字を作る部署が使うシステムになります。
この構造は仕事の性質を決めます。導入までに社内の合意形成が必要で、決算のスケジュールに合わせた進行が求められ、扱うデータは会社の機密そのものです。
拠点が東京・名古屋・大阪にある
公式の会社概要には、東京本社に加えて東海拠点(名古屋)と関西拠点(大阪)が記載されています。シリーズBのリリースでは、資金使途の1つとして2024年11月の関西支社開設が挙げられていました。
顧客のいる場所に拠点を置く構成です。経営管理の導入は対面での議論が必要になる場面が多く、地域展開は営業の体制に直結します。
評判の傾向
以下は公開されている口コミの傾向を要約したものです。個別の投稿は引用していません。
年収・評価制度
非上場のため平均年間給与の公式開示はありません。成長段階のSaaS企業では基本給に加えてストックオプションを組み合わせる設計が採られることが多い領域だとされますが、同社の制度が公開されているわけではありません。報酬の構成は選考の過程でご確認ください。
※公開されている口コミの傾向をまとめたものです
ワークライフバランス
顧客の決算スケジュールに業務が紐づくため、時期による波があるという傾向が語られます。勤務制度の詳細は公式の会社概要に記載がありません。
※公開されている口コミの傾向をまとめたものです
キャリア・成長機会
組織の拡大が続いており、役割が増えていくという声が見られます。シリーズBのリリースには、60名規模の新規事業開発チームの組成が資金使途として挙げられています。
※公開されている口コミの傾向をまとめたものです
社風・人間関係
ミッションとして掲げられた「良い景気を作ろう。」に沿った議論が多いという傾向が挙げられます。設立は2019年5月で、7年ほどの会社です。
※公開されている口コミの傾向をまとめたものです
エージェントベストの見解
この会社の公式リリースには、他社ではあまり見ない記載があります。「2027年4月までに社員500名以上へ拡大」という人数目標です。応募を検討される方にとっては、これほど分かりやすい判断材料はありません。読み方は2つあります。1つは機会です。組織が数倍になる過程では、役割が次々に生まれます。早く入るほど、担当できる範囲は広くなりやすい。もう1つは覚悟です。人数が急に増える組織では、昨日まで機能していた進め方が翌月には合わなくなります。制度も評価も作りながら走ることになる。どちらを重く見るかは人によります。だから面接では「いま何名で、この1年で何名増えましたか」と聞いてください。目標に対する進捗が分かると、自分が入る時期がどの局面かが見えます。
シリーズB70億円の中身
公式リリース(2024年7月31日)によると、シリーズBラウンドで70億円を調達し、累計調達額は100億円になったと公表されています。
共同リード投資家は、米国の機関投資家であるSequoia Heritageと、既存株主のALL STAR SAAS FUNDです。新規の引受先としてMITIMCo、SMBCベンチャーキャピタル、Moore Strategic Ventures、Angel Bridge、SuMi TRUSTイノベーションファンド、ニッセイ・キャピタル、住商ベンチャー・パートナーズ、パーソルベンチャーパートナーズ、山口キャピタルが挙げられ、既存株主としてみずほキャピタル、三菱UFJイノベーション・パートナーズ、Spiral Capitalが参加しています。
米国の機関投資家がリードに入り、そこに国内の金融系ベンチャーキャピタルが並ぶ構成です。
資金使途として公表されているのは次のとおりです。
- 全職種での採用強化(2027年4月までに社員500名以上へ拡大)
- 60名規模の新規事業開発チームの組成
- ベトナム・インド等での海外開発拠点の設置
- 2024年11月の関西支社開設
- マーケティング・PR施策への35億円規模の投資
実績としては、シリーズA時と比較して累計導入社数が6倍以上に増加したこと、2023年度の予実管理SaaS/PaaS市場でシェア1位を確立したことが記載されています。
なお導入社数の実数は公表されていません。「6倍以上」は倍率であり、母数が分からないため絶対数は読み取れない点にご注意ください。
働き方と労働環境
拠点は東京本社、東海拠点(名古屋)、関西拠点(大阪)の3か所です。加えてシリーズBの資金使途に、ベトナム・インド等での海外開発拠点の設置が挙げられています。
従業員数、勤務制度、リモートワークの可否、残業時間、有給休暇取得率、平均年間給与はいずれも公開されていません。非上場のため有価証券報告書もなく、労働条件に関する一次情報は確認できませんでした。
キャリア形成の特徴
同社でのキャリアを考えるうえで軸になるのは、会社が拡大の途上にあることです。
シリーズBの資金使途には、採用強化、新規事業開発チームの組成、海外開発拠点の設置、支社開設が並んでいます。いずれも組織を増やす方向の投資です。
こうした環境では、入社時のポジションと2年後のポジションが違う可能性があります。新しい役割が生まれ、組織が分かれ、マネジメントの層ができていくためです。1つの職務を深く極めたい方より、変化に合わせて動ける方に向いています。
もう1つの軸は、経営管理という領域の専門性です。予算実績管理、部門別の損益、資金計画といった知識は、事業会社の経営企画で働くうえでも使えます。この領域でプロダクトを作った経験は、他の業界へ移るときにも説明しやすい専門性になります。
向いている人/向いていない人
向いている人
会社の数字に関心がある方
扱うのは予算と実績、部門別の損益です。会計や経営管理の知識が仕事に直結します。
組織が急に大きくなる環境を楽しめる方
公式に「2027年4月までに社員500名以上」という目標が示されています。制度を作りながら走る局面です。
顧客の経営企画・財務と話せる方
導入先は経営企画部や財務経理部です。現場向けのツールとは会話の相手が異なります。
向いていない人
入社前に会社の規模や年収を数字で確認したい方
非上場で有価証券報告書がなく、公式の会社概要にも従業員数・売上高・給与の記載はありません。
役割が固まった環境を求める方
新規事業開発チームの組成や海外拠点の設置が資金使途に挙げられています。組織が動き続ける可能性が高い環境です。
エージェントベストの見解
SaaS企業への転職で、意外と見落とされるのが「誰が使うプロダクトか」です。この会社が扱うのは経営管理。使うのは経営企画部と財務経理部で、現場の従業員ではありません。ここが分かっていないと面接で噛み合いません。何が違うか。まず導入の意思決定者がCFOや経営企画部長になるので、商談の相手の役職が高い。次に、導入の効果が「作業時間の短縮」だけでなく「経営判断の速さ」で語られる。そして扱うデータが会社の予算と実績、つまり最も機密性の高い情報です。営業なら決算期のスケジュールを理解している必要がありますし、カスタマーサクセスなら顧客の経理業務の流れを追える必要があります。志望動機を組むときは、「SaaSがやりたい」ではなく「経営の数字を扱う仕事がしたい」まで踏み込んでください。この一段で伝わり方が変わります。
選考に向けた準備
応募の前に確かめること
株式会社ログラスは非上場です。設立は2019年5月30日、資本金は1億円、本社は東京都港区三田、代表者は布川友也氏です。
従業員数、売上高、利益、平均年間給与、導入社数の実数はいずれも公開されていません。面接で確認する項目を事前に決めておくことをおすすめします。とくに現在の従業員数と直近1年の増減、配属予定チームの人数、担当する顧客規模は押さえておきたい項目です。
募集要項の詳細と選考フローは公式の採用ページでご確認ください。内容は職種と時期により変動します。
志望動機で問われること
「なぜ経営管理の領域か」と「なぜログラスか」の2段で組み立てます。
前者については、経営管理のどの工程に関わりたいのかを具体化します。予算の策定、実績の集計、差異の分析、着地の見通しと、工程は分かれています。
後者の材料は公式情報にあります。ミッションが「良い景気を作ろう。」であること。2024年7月のシリーズBで70億円を調達し累計100億円になったこと。共同リードが米国のSequoia HeritageとALL STAR SAAS FUNDであること。2027年4月までに社員500名以上という目標を公表していること。2023年度の予実管理SaaS/PaaS市場でシェア1位とされていること。拠点が東京・名古屋・大阪にあること。
「なぜ表計算ソフトでは足りないのか」を自分の言葉で説明できると、下調べの深さが伝わります。
職務経歴書で見られるポイント
経営管理SaaSの中途採用では、担当した領域と動かした数値が読まれます。
経営企画・財務経理の経験がある方は、担当した予算の規模と、予実管理をどう回していたかを書きます。連結決算や部門別損益の経験があれば具体的に書きます。この経験はこの会社では直接の武器になります。
法人営業の経験がある方は、担当した業種と顧客規模、商談相手の役職、受注件数と単価を書きます。決裁者が経営層だった案件は明記します。
カスタマーサクセスの経験がある方は、担当社数と更新率、導入から定着までに何をしたかを書きます。
プロダクトマネジメントの経験がある方は、担当プロダクトの利用者規模と動かした指標を書きます。業務システムの経験があれば具体的に書きます。
エンジニアリングの経験がある方は、扱ったシステムの規模と、データの整合性や計算処理を担った経験があれば明記します。会計データを扱うシステムでは、正確さの要求水準が高くなります。
いずれの場合も、置かれていた状況、選んだ打ち手、動いた数値の3点を短く添えます。
まとめ
株式会社ログラスは、経営管理クラウド「Loglass 経営管理」を提供する非上場企業です。公式の会社概要によると、設立は2019年5月30日、資本金は1億円、本社は東京都港区三田、代表者は布川友也氏、ミッションは「良い景気を作ろう。」です。拠点は東京本社に加えて名古屋と大阪にあります。2024年7月31日にシリーズBで70億円を調達し累計調達額は100億円、共同リードは米国のSequoia HeritageとALL STAR SAAS FUNDでした。資金使途として2027年4月までに社員500名以上への拡大、60名規模の新規事業開発チーム組成、ベトナム・インド等での海外開発拠点設置が公表されています。従業員数・売上高・平均年間給与は公開されていないため、組織と報酬の実態は選考の過程で確認する必要があります。
よくある質問
Q. ログラスの年収はどのくらいですか。
A. 平均年間給与は公開されていません。非上場で有価証券報告書がなく、公式の会社概要にも給与に関する記載がないためです。同ページには従業員数の記載もありません。公式に出ているのは会社名、設立2019年5月30日、資本金1億円、本社所在地、代表者、事業内容、拠点、ミッションです。転職サイトや企業データベースに載る数字は出典を確認できないため、本記事では扱っていません。成長段階のSaaS企業では基本給にストックオプションを組み合わせる設計が多い領域だとされますが、同社の制度は公開されていないため、選考の過程でご確認ください。
Q. 従業員数はどのくらいですか。
A. 公式の会社概要に従業員数の記載はありません。ただし2024年7月31日のシリーズB資金調達のリリースには、資金使途として「全職種での採用強化、2027年4月までに社員500名以上へ拡大」と記載されています。この目標から、リリース時点では500名を下回る規模であり、拡大の途上にあることが読み取れます。加えて60名規模の新規事業開発チームの組成も資金使途に挙げられています。現在の人数と直近1年の増減は、面接で確認することをおすすめします。
Q. どんな顧客が使っているサービスですか。
A. プロダクトは「Loglass 経営管理」で、予算実績管理の領域を扱います。導入先の主な利用部署は経営企画部や財務経理部にあたります。公式リリースによると、シリーズA時と比較して累計導入社数が6倍以上に増加し、2023年度の予実管理SaaS/PaaS市場でシェア1位を確立したと公表されています。ただし導入社数の実数は公開されていないため、「6倍以上」という倍率から絶対数を読み取ることはできません。顧客の規模構成についても公表されていないため、選考の過程でご確認ください。
本記事は2026年8月時点で公開されている情報にもとづいています。最新の募集要項や選考プロセスは、各社の公式サイトでご確認ください。
本記事は 2026/8/15 時点の公開情報にもとづいて作成しています。