Sakana AIの評判|年収・働き方・選考対策まで解説

Sakana AI 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/10

Sakana AIは2023年7月設立で、2026年8月時点でまだ3年ほどの会社です。それに対して公式サイトには、研究部門とプロダクト群に加えて、金融と防衛・インテリジェンスという応用領域が並んでいます。この記事では、公開されている情報からこの会社の構成を整理します。

3年で研究・応用・プロダクトの3層

まず公式の企業情報です。

項目内容
会社名Sakana AI株式会社(Sakana AI K.K.)
上場区分非上場
設立2023年7月
本社所在地東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー22階
代表者David Ha(CEO兼共同創業者)、Ren Ito(会長兼共同創業者)
資金調達最新ラウンドはシリーズB

掲げているのは “Building Frontier AI in Japan” です。日本を拠点にフロンティアAIを作る、という位置づけになります。

資本金と従業員数は公式の企業情報に記載されていません。非上場のため有価証券報告書もなく、売上高や損益も公開されていません。

一方、事業の構成は明確に示されています。組織はResearch(研究)、Applied(応用)、Product(プロダクト)、Corporate(コーポレート)の区分で語られており、採用ページもResearch / Product / Corporateの職種に加えてApplied Team向けの特設ページが用意されています。

公開されているプロダクトは次のとおりです。

プロダクト種別
Sakana Fuguプロダクト
Sakana Namazuプロダクト
Sakana Marlinプロダクト
Sakana Chatウェブサービス
Sakana Translateウェブサービス

さらに研究組織としてRecursive Self-Improvement Lab(RSI Lab、再帰的自己改善の研究室)が置かれています。

設立から3年でこの構成に達している点が、この会社の特徴です。

応用領域に金融と防衛が並ぶ

公式サイトで研究・応用の領域として示されているのは次の3つです。

AI企業の応用領域として金融が挙がるのは珍しくありません。市場データの分析や取引の支援など、AIの適用余地が大きい産業だからです。

一方、防衛・インテリジェンスが公式サイトに並ぶ日本のAI企業は限られます。この領域は顧客が政府機関や関連組織になり、求められる要件も一般の商用サービスとは異なります。情報の取り扱い、調達の手続き、開発の進め方のいずれもが変わる領域です。

応募を検討する立場からは、この点は事前に押さえておくべき情報です。同じ会社のなかに、一般ユーザー向けのウェブサービス(Sakana ChatやSakana Translate)と、金融機関向けの応用と、防衛・インテリジェンス向けの応用が併存しているためです。

3つは顧客も、開発の進め方も、成果の測り方も違います。どの領域に配属されるかで、日々の仕事の性質が大きく変わります。

なお、各領域の売上規模や人員配置は公開されていません。どこが主力かは外からは判断できないため、面接での確認事項になります。

エージェントベストの見解

生成AIの会社を志望する方に、この会社ではとくに確認していただきたい点があります。公式サイトの応用領域にDefense/Intelligence(防衛・インテリジェンス)が入っていることです。これは日本のAIスタートアップとしては珍しく、賛否ではなく事実として、働き方に直結します。この領域の仕事は顧客が政府機関や関連組織になり、情報の取り扱いや調達の手続きが一般の商用サービスと異なります。開発物を公開できるかどうかも変わってきます。研究者として応募する方にとっては、成果を論文や実装として外に出せるかが職業上の大きな論点になるはずです。面接で聞くべきは「自分が配属される領域では、成果をどこまで公開できるか」。Research、Finance、Defense/Intelligenceのどこに入るかで答えが変わります。曖昧なまま入ると、期待していた働き方とずれます。

開示された情報から読み取れること

以下は、公式サイトと企業情報から読み取れる範囲の整理です。個別の口コミではなく、開示された情報をもとにしています。

年収・評価制度

Sakana AIの平均年間給与は公開されていません。非上場で有価証券報告書がなく、公式の企業情報にも給与の記載がないためです。

資本金と従業員数も記載されていません。転職サイトや企業データベースに載る数字は出典が確認できないため、本記事では扱いません。

一般に、研究開発の比重が大きいAI企業では、職種や専門性に応じて報酬に幅を持たせる設計が採られることが多い領域です。ただし同社の制度が公開されているわけではないため、水準と構成は選考の過程でご確認ください。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

ワークライフバランス

残業時間や育児休業取得率は公開されていません。

本社は東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー22階です。公式の企業情報に他の拠点の記載はありません。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

キャリア・成長機会

組織はResearch、Applied、Product、Corporateの区分で示されています。採用ページもResearch / Product / Corporateの職種に加えて、Applied Team向けの特設ページが用意されています。

公開されているプロダクトはSakana Fugu、Sakana Namazu、Sakana Marlin、Sakana Chat、Sakana Translateです。研究組織としてRecursive Self-Improvement Lab(RSI Lab)があります。

設立は2023年7月で、3年ほどの会社です。研究からプロダクトまでの層が短期間で立ち上がっている構成です。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

社風・人間関係

代表者はDavid Ha氏(CEO兼共同創業者)とRen Ito氏(会長兼共同創業者)です。共同創業者が経営に残っている構成です。

会社名は日本語表記が「Sakana AI株式会社」、英語表記が「Sakana AI K.K.」です。掲げているのは “Building Frontier AI in Japan” で、日本を拠点とする点が前面に出ています。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

研究とプロダクトが同居する会社の見方

AIの会社を検討するとき、研究組織とプロダクト組織のどちらが軸かで働き方が変わります。

この会社は両方を持っています。Recursive Self-Improvement Lab(RSI Lab)という研究組織があり、同時にSakana Fugu、Sakana Namazu、Sakana Marlinというプロダクト群と、Sakana Chat、Sakana Translateというウェブサービスがあります。

一般に、研究組織とプロダクト組織では評価の物差しが異なります。研究は新規性や再現性、プロダクトは利用者数や収益が指標になります。両方を持つ会社では、この2つをどう接続するかが組織運営の焦点になる領域です。

Applied(応用)という区分が別に立てられているのは、この接続を担う機能として置かれていると読めます。採用でもApplied Team向けの特設ページが用意されています。

つまり応募する側から見ると、選択肢は大きく4つです。研究をする、応用として顧客の課題に当てる、プロダクトを作る、コーポレートとして会社を支える。それぞれで求められる経験も、成果の測り方も違います。

設立3年という点も押さえておきたいところです。この段階の会社では、組織の区分そのものが動く可能性があります。入社時の区分がそのまま続くとは限りません。

向いている人/向いていない人

向いている人

基盤モデルの研究開発に関わりたい方

Recursive Self-Improvement Lab(RSI Lab)という研究組織があり、“Building Frontier AI in Japan” を掲げています。

研究と実装の距離が近い環境を求める方

Research、Applied、Product、Corporateの区分があり、Applied Team向けの採用ページが別に用意されています。

立ち上がって間もない組織で働きたい方

設立は2023年7月で、3年ほどの会社です。

向いていない人

入社前に会社の規模や年収を数字で確認したい方

非上場で有価証券報告書がなく、公式の企業情報にも資本金・従業員数・給与の記載がありません。

成果を外部に公開できることを重視する方

応用領域にFinance、Defense/Intelligenceが含まれます。領域によって公開できる範囲が異なる可能性があります。

エージェントベストの見解

設立3年の会社を「まだ小さいから不安定」と見る方がいますが、この会社ではもう1段踏み込んで見てください。2023年7月設立で、すでにプロダクトが5つ(Sakana Fugu、Sakana Namazu、Sakana Marlin、Sakana Chat、Sakana Translate)公開され、研究組織のRSI Labがあり、応用領域として金融と防衛・インテリジェンスが立っています。3年でここまで層を持つのは、資金と人がかなりの速度で入っている証拠です。裏を返すと、組織の区分が今後も動く可能性が高いということでもあります。この段階の会社に入る方には、「入社時の役割が2年後も同じとは限らない」という前提を持っていただくようお伝えしています。むしろ確認すべきは、いま自分が入る領域が会社としてどれくらいの優先順位にあるか。研究、金融、防衛、プロダクトのどこに人が増えているかを聞けば、その領域の勢いが分かります。

選考に向けた準備

応募の前に確かめること

Sakana AI株式会社(Sakana AI K.K.)は非上場です。設立は2023年7月、本社は東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー22階、代表者はDavid Ha氏(CEO兼共同創業者)とRen Ito氏(会長兼共同創業者)です。

資本金、従業員数、売上高、平均年間給与はいずれも公開されていません。資金調達については最新ラウンドがシリーズBと記載されています。

組織はResearch、Applied、Product、Corporateの区分です。募集ポジションがどの区分かで、求められる経験が大きく変わります。

募集要項の詳細は公式の採用ページでご確認ください。

志望動機で問われること

「なぜAIか」と「なぜSakana AIか」の2段で組み立てます。

前者については、研究をしたいのか、応用として顧客の課題に当てたいのか、プロダクトを作りたいのかを具体化します。この3つは仕事の性質が異なります。

後者の材料は公式情報にあります。設立が2023年7月で、3年ほどでプロダクトが5つ公開されていること。研究組織としてRecursive Self-Improvement Lab(RSI Lab)があること。応用領域としてFinanceとDefense/Intelligenceが挙げられていること。“Building Frontier AI in Japan” を掲げ、本社を麻布台ヒルズ森JPタワーに置いていること。最新の資金調達ラウンドがシリーズBであること。

「研究・応用・プロダクトの3層を理解したうえで、どこに入りたいか決めている」ことが伝わると、下調べの深さが出ます。

職務経歴書で見られるポイント

AI企業の中途採用では、扱った技術領域と、そこで出した成果が読まれます。

機械学習・研究開発の経験がある方は、扱ったモデルの規模と課題設定、成果をどの指標で測ったか、論文や実装の公開があれば具体的に書きます。

プロダクト開発の経験がある方は、担当したプロダクトの利用者規模と、どの指標をどれだけ動かしたかを書きます。プロダクトが5つ公開されている構成です。

金融領域の経験がある方は、扱った商品やデータと、そこで何を自動化・高度化したかを書きます。応用領域の1つにFinanceがあります。

公共・防衛領域の経験がある方は、担当した案件の性質と、扱った情報の管理体制のなかでどう動いたかを書きます。

コーポレート部門の経験がある方は、担当した機能と、急速に人が増える組織で何を整えたかを書きます。設立3年の会社です。

いずれの場合も、案件ごとに、置かれていた状況、自分が選んだ打ち手、動いた数値を短く添えます。

まとめ

Sakana AI株式会社(Sakana AI K.K.)は非上場のAI企業です。公式の企業情報によると、設立は2023年7月、本社は東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー22階、代表者はDavid Ha氏(CEO兼共同創業者)とRen Ito氏(会長兼共同創業者)、最新の資金調達ラウンドはシリーズBです。組織はResearch、Applied、Product、Corporateの区分で、研究組織としてRecursive Self-Improvement Lab(RSI Lab)があります。公開されているプロダクトはSakana Fugu、Sakana Namazu、Sakana Marlin、Sakana Chat、Sakana Translateの5つ。研究・応用の領域としてResearch、Finance、Defense/Intelligenceが挙げられています。一方、資本金、従業員数、売上高、平均年間給与はいずれも公開されていません。掲げているのは “Building Frontier AI in Japan” です。

よくある質問

Q. Sakana AIの年収はどのくらいですか。

A. 平均年間給与は公開されていません。非上場で有価証券報告書がなく、公式の企業情報にも給与の記載がないためです。資本金や従業員数も同様に記載がありません。転職サイトや企業データベースに載る数字は出典が確認できないため、本記事では扱っていません。一般に研究開発の比重が大きいAI企業では、職種や専門性に応じて報酬に幅を持たせる設計が採られることが多い領域ですが、同社の制度が公開されているわけではありません。水準と構成は選考の過程でご確認ください。

Q. どんな事業をしている会社ですか。

A. 公式サイトによると、組織はResearch(研究)、Applied(応用)、Product(プロダクト)、Corporate(コーポレート)の区分で構成されています。公開されているプロダクトはSakana Fugu、Sakana Namazu、Sakana Marlin、Sakana Chat、Sakana Translateの5つで、研究組織としてRecursive Self-Improvement Lab(RSI Lab)があります。研究・応用の領域としてResearch、Finance、Defense/Intelligenceが挙げられています。設立は2023年7月で、3年ほどでこの構成に達している点が特徴です。掲げているのは “Building Frontier AI in Japan” です。

Q. 応用領域に防衛が入っているのはどう考えればよいですか。

A. 公式サイトの研究・応用領域にDefense/Intelligence(防衛・インテリジェンス)が挙げられており、日本のAIスタートアップとしては珍しい構成です。この領域は顧客が政府機関や関連組織になり、情報の取り扱いや調達の手続きが一般の商用サービスと異なります。開発した成果を外部に公開できるかどうかも変わり得ます。同じ会社のなかに一般ユーザー向けのウェブサービス(Sakana ChatやSakana Translate)も併存しているため、配属される領域によって働き方が大きく変わります。各領域の人員配置や売上規模は公開されていないため、応募の前に配属領域と成果の公開範囲を確認することをおすすめします。

本記事は2026年8月時点で公開されている情報にもとづいています。最新の募集要項や選考プロセスは、各社の公式サイトでご確認ください。

出典

本記事は 2026/8/10 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)