SAS Institute Japanの評判|年収・働き方・選考対策まで解説

SAS Institute Japan 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/5

SAS Institute Japanは、アナリティクスソフトウェアを提供する米国SAS Institute Inc.の日本法人です。従業員数は258名(2026年1月現在)。外資系ソフトウェア企業のなかでも、日本法人としては小規模な部類にあたります。この規模の会社では、組織の大きさそのものが働き方を規定します。この記事では公式情報から確認できる範囲を整理し、応募を検討する際に何を確かめるべきかを説明します。

従業員258名、六本木ヒルズに本社

項目内容
社名SAS Institute Japan株式会社(SAS Institute Japan Ltd.)
設立1985年10月3日
資本金1億円
本社所在地東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー11階(〒106-6111)
拠点本社(東京)および関西オフィス(大阪)
従業員数258名(2026年1月現在)
親会社SAS Institute Inc.(米国ノースカロライナ州キャリー)が全額出資

記載は公式サイトの会社概要によります。非上場のため、報酬水準は公表されていません。

1985年設立、日本での歴史は40年

設立は1985年10月3日です。2026年で41年目にあたります。

外資系ソフトウェア企業の日本法人としては、かなり早い時期の設立です。エンタープライズ向けのアナリティクスという領域で、長く事業を続けてきたことになります。

親会社はSAS Institute Inc.。所在地は米国ノースカロライナ州キャリーで、日本法人の株式を全額保有しています。

なお親会社は非上場企業です。上場企業の日本法人であれば本国の年次報告から事業規模を確認できますが、この会社の場合はその手段がありません。

拠点は東京と大阪の2か所

公式サイトによると、拠点は本社(東京)と関西オフィス(大阪)の2か所です。

従業員258名という規模を考えると、大半が本社に所属していると推測されます。

営業、コンサルティング、技術サポート、マーケティング、管理といった機能が、この人数のなかに収まる構成です。1つの職種あたりの人数は多くありません。

公開情報から読み取れる範囲

以下は、公式サイトから読み取れる範囲の整理です。非上場のため、報酬や労働時間の数値は公表されていません。

年収・評価制度

報酬水準は公表されていません。非上場であり、有価証券報告書の提出会社でもないためです。親会社のSAS Institute Inc.も非上場企業のため、本国の開示から推し量ることもできません。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

ワークライフバランス

労働時間に関する公表データはありません。従業員258名という規模のため、部門ごとの人数は限られます。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

キャリア・成長機会

アナリティクスソフトウェアを提供する会社です。1985年の設立から40年以上、この領域で事業を続けています。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

社風・人間関係

従業員は258名(2026年1月現在)、拠点は東京の本社と大阪の関西オフィスです。親会社は米国ノースカロライナ州に本拠を置くSAS Institute Inc.です。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

エージェントベストの見解

この会社を検討する方に最初にお伝えしているのは、258名という数字の意味です。外資系ソフトウェア企業の日本法人としては小さい部類にあたります。この規模では、1つの職種あたりの人数が限られます。営業、コンサルティング、技術サポート、マーケティング、管理を合わせて258名。単純に割れば、1機能あたり数十名という計算になります。ここから読めることが2つあります。ひとつは、役割が細かく分業されていないということ。ひとりが複数の役割を担う場面が増えます。もうひとつは、上のポジションの数が限られるということ。組織が小さければ管理職の枠も少なくなります。これは悪いことではありません。分業されていない環境では、案件の全体像が見えます。ただし「大きな組織で専門性を深めたい」「明確な昇進ルートがほしい」という動機で入ると、想定とずれます。応募前に、自分が入る部門の人数と、そこでの役割の範囲を確認してください。

報酬について確認できること

同社は非上場であり、有価証券報告書の提出会社ではありません。したがって平均年間給与は公表されていません。

さらに、親会社であるSAS Institute Inc.も非上場企業です。上場企業の日本法人であれば、本国の年次報告から事業規模や報酬制度の方針を確認できますが、この会社にはその手段がありません。

公式サイトで確認できるのは、資本金1億円、従業員数258名(2026年1月現在)、設立1985年10月3日、拠点2か所という情報です。

参考として、厚生労働省のjob tagでは経営コンサルタントの平均年収を1,134.6万円(令和7年賃金構造基本統計調査ほか)、平均年齢を39.4歳、月間労働時間を162時間としています。外資系ソフトウェア企業の職種はこの区分とは別ですが、比較の起点にはなります。

実額は選考の過程で確認してください。とくに外資系ソフトウェア企業では、営業職の場合に固定給と歩合の比率が待遇を左右します。また親会社が非上場である以上、株式報酬の設計も上場企業とは異なる可能性があります。この点は面接で確認する価値があります。

少人数の外資系日本法人という構造

従業員258名、資本金1億円という規模から、この会社の位置づけが読み取れます。

比較のために、同じ外資系ソフトウェア企業の日本法人を並べます。SAPジャパンの公式サイトに掲載されている社員数は1,651名(2021年1月現在)。アドビ株式会社は日本法人の従業員数を公表していませんが、日本オフィスは東京都品川区の1か所です。

規模が小さいということは、日本市場での位置づけも本国との関係も変わります。

確認すべき論点は3つあります。ひとつめは、応募するポジションが日本市場向けの業務なのか、アジア太平洋の一部なのか。ふたつめは、レポートラインが日本にあるのか海外にあるのか。3つめは、日本市場向けの製品や施策について、日本側でどこまで決められるのか。

少人数の日本法人では、この3点によって仕事の内容が大きく変わります。

この環境で積める経験

この会社でのキャリアを考えるうえで、押さえるべき点が3つあります。

第一に、案件の全体像が見えます。 従業員258名という規模では、役割が細かく分業されにくくなります。担当する案件について、上流から実装まで関わる場面が増えます。

第二に、アナリティクスという専門領域です。 1985年の設立から40年以上、この領域で事業を続けている会社です。

第三に、本国との距離が近くなります。 日本法人が小規模であるほど、本国の組織との直接のやり取りが発生しやすくなります。

向いている人/向いていない人

向いている人

少人数の環境で幅広く関わりたい方

従業員258名という規模です。役割が細かく分業された環境とは働き方が異なります。

データ分析の領域に専門性を持ちたい方

アナリティクスソフトウェアを扱う会社です。技術領域が明確に定まっています。

東京または大阪で働きたい方

拠点は本社(東京・六本木ヒルズ森タワー)と関西オフィス(大阪)の2か所です。

向いていない人

開示された数値で会社を判断したい方

非上場であり、親会社のSAS Institute Inc.も非上場です。事業規模も報酬水準も、外部から確認する手段が限られます。

大きな組織で専門性を深めたい方

従業員258名では、1つの職種あたりの人数が限られます。同じ役割の同僚が多数いる環境とは異なります。

エージェントベストの見解

面接の終盤で問われるのは、「分析結果を意思決定につなげた経験があるか」です。アナリティクスを扱う会社では、ここで差がつきます。分析ができることは前提として読まれます。求められるのは、その先です。分析の結果を誰に説明し、どういう反応が返ってきて、最終的に何が変わったか。準備としてお伝えしているのは、自分が関わった分析のうち1つを選び、「意思決定者が動いた瞬間」まで含めて語れるようにしておくことです。多くの方は、手法とツールの話で説明を終えてしまいます。それでは技術者としての評価にとどまります。逆に、分析の結果が経営判断や現場の運用を変えた事例を1つ持っている方は、少人数の組織で顧客と直接向き合うポジションに接続します。分析が採用されなかった経験でも構いません。なぜ採用されなかったのか、次に何を変えたのかを語れれば、それは実務の記録として読まれます。募集の有無と職種は、必ず公式の採用ページでご確認ください。

選考に向けた準備

ポジションの位置づけを確かめる

外資系ソフトウェア企業では、同じ職種名でも役割が異なります。日本市場向けの業務か、アジア太平洋の一部か。レポートラインは日本か海外か。日本側の意思決定の範囲はどこまでか。

加えて従業員258名という規模では、自分が入る部門の人数が仕事の性質を決めます。この点は面接で確認してください。

募集要項の詳細は公式の採用ページでご確認ください。

志望動機で問われること

「なぜアナリティクス領域か」と「なぜこの会社か」の2段で組み立てます。

前者については、データ分析を専業とする会社と、総合的なITベンダーの違いをどう捉えているかを説明します。前者は専門性で選ばれ、後者は総合力で選ばれる構造です。

後者の材料は公式サイトにあります。1985年10月3日という設立年。40年以上この領域で事業を続けてきたこと。従業員258名という規模。東京と大阪の2拠点。米国ノースカロライナ州の親会社。

とくに設立の古さと組織の小ささを、どう評価するかが志望動機の核になります。

職務経歴書で見られるポイント

データ分析やアナリティクスの職種では、手法の一覧ではなく成果が読まれます。

分析の経験がある方は、扱ったデータの規模と、分析結果が何を変えたかを書きます。手法名やツール名だけでは差がつきません。

コンサルティング出身の方は、顧客の意思決定に関与した経験を書きます。

営業職を志望する方は、無形商材の法人営業経験と、意思決定者と直接交渉した経験を書きます。エンタープライズ向けソフトウェアは検討期間が長くなります。

いずれの場合も、案件ごとに、置かれていた状況、自分が選んだ打ち手、動いた数値を短く添えます。

まとめ

SAS Institute Japan株式会社は1985年10月3日に設立された、米国SAS Institute Inc.の全額出資による日本法人です。本社は東京都港区六本木の六本木ヒルズ森タワー11階、資本金は1億円、従業員数は258名(2026年1月現在)。拠点は本社(東京)と関西オフィス(大阪)の2か所です。アナリティクスソフトウェアを提供する会社で、日本での事業は40年以上に及びます。非上場であり、親会社のSAS Institute Inc.も非上場企業であるため、事業規模も報酬水準も外部から確認する手段が限られます。従業員258名という規模では役割が細かく分業されにくく、1つの職種あたりの人数も多くありません。応募を検討する際は、自分が入る部門の人数、レポートラインの所在、日本側の意思決定の範囲を確認する必要があります。

よくある質問

Q. SAS Institute Japanの年収はどのくらいですか。

A. 公表されていません。非上場であり、有価証券報告書の提出会社でもないためです。さらに親会社であるSAS Institute Inc.も非上場企業のため、本国の開示から推し量ることもできません。参考として、厚生労働省のjob tagでは経営コンサルタントの平均年収を1,134.6万円(令和7年賃金構造基本統計調査ほか)としています。外資系ソフトウェア企業では営業職の固定給と歩合の比率が待遇を左右するため、オファーの内訳を選考の過程でご確認ください。

Q. どのくらいの規模の会社ですか。

A. 公式サイトによると、従業員数は258名(2026年1月現在)、資本金は1億円です。拠点は本社(東京都港区六本木の六本木ヒルズ森タワー11階)と関西オフィス(大阪)の2か所。外資系ソフトウェア企業の日本法人としては小規模な部類にあたります。参考として、SAPジャパンの公式サイトに掲載されている社員数は1,651名(2021年1月現在)です。

Q. どんな事業をしていますか。

A. アナリティクスソフトウェアを提供する会社です。親会社は米国ノースカロライナ州キャリーに本拠を置くSAS Institute Inc.で、日本法人の株式を全額保有しています。日本法人の設立は1985年10月3日で、この領域で40年以上事業を続けています。具体的な製品やサービスの詳細、そして応募するポジションが担当する領域については、公式サイトと募集要項でご確認ください。

本記事は2026年8月時点で公開されている情報にもとづいています。最新の募集要項や選考プロセスは、各社の公式サイトでご確認ください。

出典

本記事は 2026/8/5 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)