UPSIDERの評判|年収・働き方・選考対策まで解説

UPSIDER 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/11

UPSIDERを調べるとき、最初に押さえておきたいことが2つあります。1つは、現在の親会社が「株式会社UPSIDERホールディングス」であること。2024年5月に持株会社が設立されています。もう1つは、非上場でありながら年間売上規模が公式リリースで示されていることです。この記事では、公開されている情報を整理します。

2024年5月に持株会社が設立されている

まず公式の会社概要です。

項目内容
会社名株式会社UPSIDERホールディングス(UPSIDER Holdings, Inc.)
上場区分非上場
設立2024年5月(株式会社UPSIDERの設立は2018年5月)
代表者宮城 徹
資本金14,293百万円(資本準備金等を含むグループ連結)
本社所在地東京都港区六本木7-15-7
主要株主宮城 徹/水野 智規/株式会社みずほ銀行

事業会社である株式会社UPSIDERの設立は2018年5月で、その6年後の2024年5月に持株会社が設けられたという構成です。

求人を見るときに影響するのはこの点です。応募先が持株会社なのか事業会社なのかで、担う機能が変わります。

事業として挙げられているのは次のとおりです。

カード決済、請求書払い、融資、ファンド、そして基盤の外部提供と、金融の複数の機能が並んでいます。

加入協会・認定として、一般社団法人日本資金決済業協会、JIIMA認証、ISMS認証(登録番号 IS 799150)が記載されています。

なお従業員数は公式の会社概要に記載されていません。

年間売上規模が公表されている

2025年11月18日の公式リリースには、事業の数値がまとまって掲載されています。

指標数値
導入企業数累計10万社
累計決済額1兆円
うち法人カード「UPSIDER」8,500億円
うち「支払い.com」1,500億円
累計与信枠5兆円
年間売上規模約100億円
融資総額(グロースデットファンド)130億円超
AI自動化処理件数年間約1.1億件
正社員数約25倍(2020年9月末比)

事業開始から5周年の時点での数値です。

非上場のスタートアップが年間売上規模を公表する例は多くありません。約100億円という水準が示されている点は、判断材料として価値があります。

決済額の内訳も押さえておきたいところです。累計決済額1兆円のうち、法人カード「UPSIDER」が8,500億円(約85%)、請求書カード払い「支払い.com」が1,500億円(約15%)。主力が法人カードであることが読み取れます。

累計与信枠5兆円という数字は、実際の決済額1兆円の5倍にあたります。与信枠は使われた分だけが決済額になるため、この差は自然なものですが、審査を通した総額の規模を示しています。

正社員数については「約25倍(2020年9月末比)」という表現で、実数は示されていません。基準時点からの倍率のみです。

エージェントベストの見解

非上場スタートアップで年間売上規模が公表されているのは珍しく、この会社を検討するうえで大きな手がかりになります。約100億円という水準に対して、累計決済額は1兆円、累計与信枠は5兆円。ここから読み取れるのは、この会社の収益が決済額そのものではなく、そこから生じる手数料や金利で成り立っているということです。フィンテックの求人を見るとき、この構造を理解しているかどうかで面接の受け答えが変わります。決済額を伸ばせば売上が伸びるのか、それとも与信の質が利益を決めるのか。法人カードとオンライン融資とグロースデットファンドを併せ持つ会社では、後者の比重が大きくなります。面接で聞くべきは「収益はどの機能から生まれているか」。カードの手数料か、融資の金利か、ファンドの運用益か。答えによって、自分の経験がどこで効くかが見えます。

開示された情報から読み取れること

以下は、公式の会社概要とリリースから読み取れる範囲の整理です。個別の口コミではなく、開示された情報をもとにしています。

年収・評価制度

UPSIDERの平均年間給与は公開されていません。非上場で有価証券報告書がなく、公式の会社概要にも給与の記載がないためです。

従業員数も実数は公表されておらず、正社員数が2020年9月末比で約25倍になったという倍率のみが示されています。

一般に、成長段階のフィンテック企業では基本給に加えてストックオプションを組み合わせる設計が採られることが多い領域です。ただし同社の制度が公開されているわけではないため、報酬の構成と水準は選考の過程でご確認ください。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

ワークライフバランス

残業時間や育児休業取得率は公開されていません。

本社は東京都港区六本木7-15-7です。公式の会社概要に他の拠点の記載はありません。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

キャリア・成長機会

事業は法人カード「UPSIDER」、請求書カード払い「支払い.com」、グロースデットファンド「UPSIDER BLUE DREAM Fund」、法人カード「PRESIDENT CARD」、オンライン融資「UPSIDER キャッシュブースト」、コミュニティ「Breakthrough GRID」、法人カード基盤の外部提供と多岐にわたります。

導入企業数は累計10万社、累計決済額は1兆円、年間売上規模は約100億円と公表されています。

AI自動化処理件数が年間約1.1億件(カード関連業務および「UPSIDER AI経理」)と示されており、業務の自動化にも取り組んでいる構成です。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

社風・人間関係

代表者は宮城徹氏です。主要株主として宮城徹氏、水野智規氏に加えて株式会社みずほ銀行が挙げられています。金融機関が株主に入っている構成です。

加入協会・認定として一般社団法人日本資金決済業協会、JIIMA認証、ISMS認証(登録番号 IS 799150)が記載されています。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

持株会社化が意味すること

2018年5月に設立された株式会社UPSIDERに対し、2024年5月に株式会社UPSIDERホールディングスが設立されています。

一般に、スタートアップが持株会社を設ける理由はいくつかあります。事業ごとに法人を分けて管理しやすくするため。金融事業の免許や登録の単位を整理するため。資本政策の自由度を上げるためなどです。

この会社の場合、事業の並びを見ると分けやすい構造になっています。カード発行、請求書払い、融資、ファンド運用は、それぞれ適用される法令や必要な体制が異なる領域です。

応募を検討する立場から見ると、確認すべきは次の点です。

**1つ目は雇用契約を結ぶ法人です。**持株会社なのか、事業会社の株式会社UPSIDERなのか、それ以外のグループ会社なのか。

**2つ目は担当する事業です。**法人カード、請求書カード払い、融資、ファンドのどれか。金融の機能ごとに求められる知識が違います。

**3つ目は組織の規模です。**従業員数の実数が公表されていないため、何人の組織に入るのかが分かりません。所属予定チームの人数と直近の増減を確認してください。

**4つ目は報酬の構成です。**基本給、賞与、ストックオプションの有無と条件。資本金14,293百万円(資本準備金等を含むグループ連結)という規模の会社では、株式報酬の設計が総報酬を左右します。

向いている人/向いていない人

向いている人

事業の数値が公開されている会社を選びたい方

非上場ながら年間売上規模約100億円、導入企業数累計10万社、累計決済額1兆円が公表されています。

金融の複数の機能に関わりたい方

カード発行、請求書カード払い、オンライン融資、ファンド運用と事業が並んでいます。

規模が拡大している局面に加わりたい方

正社員数は2020年9月末比で約25倍と公表されています。

向いていない人

入社前に組織の規模や年収を数字で確認したい方

従業員数の実数と平均年間給与は公開されていません。

単一の事業に集中したい方

事業は7つ挙げられており、持株会社の下に複数の機能が並ぶ構成です。

エージェントベストの見解

法人カードの会社と聞くと決済の仕組みを作る会社だと考えがちですが、この会社の事業の並びを見ると別の絵が見えます。法人カード「UPSIDER」、請求書カード払い「支払い.com」、オンライン融資「UPSIDER キャッシュブースト」、グロースデットファンド「UPSIDER BLUE DREAM Fund」。融資総額は130億円超、累計与信枠は5兆円。つまり与信、すなわち「この会社にいくらまで貸せるか」を判断する機能が事業の中心にあります。しかも顧客はスタートアップを含む法人で、財務諸表だけでは判断しづらい相手です。だからAI与信モデルの話が出てくる。志望する方には、決済の便利さではなく与信の難しさから話を組み立てることをおすすめしています。「実績の乏しい会社にどう与信をつけるか」という問いに自分なりの答えを持っていると、面接での深さが変わります。

選考に向けた準備

応募の前に確かめること

株式会社UPSIDERホールディングス(UPSIDER Holdings, Inc.)は非上場です。設立は2024年5月で、事業会社である株式会社UPSIDERの設立は2018年5月です。代表者は宮城徹氏、本社は東京都港区六本木7-15-7、資本金は14,293百万円(資本準備金等を含むグループ連結)です。

主要株主は宮城徹氏、水野智規氏、株式会社みずほ銀行です。

従業員数の実数と平均年間給与は公開されていません。面接で確認する項目を事前に決めておくことをおすすめします。

求人がどの法人のもので、どの事業を担当するのかを確認してください。

募集要項の詳細は公式の採用ページでご確認ください。

志望動機で問われること

「なぜフィンテックか」と「なぜUPSIDERか」の2段で組み立てます。

前者については、決済、与信、融資、資金調達のどこに関わりたいのかを具体化します。この4つは必要な知識も規制の枠組みも異なります。

後者の材料は公式情報にあります。導入企業数が累計10万社、累計決済額が1兆円(法人カード8,500億円、支払い.com 1,500億円)、累計与信枠が5兆円、年間売上規模が約100億円であること。グロースデットファンドの融資総額が130億円超であること。2024年5月に持株会社が設立されていること。主要株主に株式会社みずほ銀行が入っていること。AI自動化処理件数が年間約1.1億件であること。

「決済ではなく与信が事業の軸にある」という点に触れられると、下調べの深さが伝わります。

職務経歴書で見られるポイント

フィンテック企業の中途採用では、担当した領域と、そこで動かした数値が読まれます。

与信・審査の経験がある方は、扱った与信の規模と、審査の基準をどう設計・運用したかを書きます。累計与信枠5兆円という規模の事業です。

金融機関での経験がある方は、担当した商品と顧客層、規制対応でどこを担ったかを書きます。主要株主に株式会社みずほ銀行が入っています。

エンジニアリングの経験がある方は、扱ったシステムの規模と、決済や与信に関わる実装経験があれば具体的に書きます。

データ・機械学習の経験がある方は、扱ったデータの規模と、モデルの成果をどの指標で測ったかを書きます。AI与信の領域です。

法人営業の経験がある方は、担当した業種と顧客規模、受注件数と継続率を書きます。導入企業数は累計10万社です。

コンプライアンス・法務の経験がある方は、担当した規制領域と、体制構築でどこを担ったかを書きます。資金決済に関わる事業です。

いずれの場合も、案件ごとに、置かれていた状況、自分が選んだ打ち手、動いた数値を短く添えます。

まとめ

株式会社UPSIDERホールディングス(UPSIDER Holdings, Inc.)は非上場のフィンテック企業です。公式の会社概要によると、設立は2024年5月(事業会社である株式会社UPSIDERの設立は2018年5月)、代表者は宮城徹氏、資本金は14,293百万円(資本準備金等を含むグループ連結)、本社は東京都港区六本木7-15-7、主要株主は宮城徹氏・水野智規氏・株式会社みずほ銀行です。事業は法人カード「UPSIDER」、請求書カード払い「支払い.com」、グロースデットファンド「UPSIDER BLUE DREAM Fund」、法人カード「PRESIDENT CARD」、オンライン融資「UPSIDER キャッシュブースト」、コミュニティ「Breakthrough GRID」、法人カード基盤の外部提供です。2025年11月18日のリリースでは、導入企業数累計10万社、累計決済額1兆円(法人カード8,500億円、支払い.com 1,500億円)、累計与信枠5兆円、年間売上規模約100億円、融資総額130億円超、AI自動化処理件数年間約1.1億件、正社員数が2020年9月末比で約25倍と公表されています。一方、従業員数の実数と平均年間給与は公開されていません。

よくある質問

Q. UPSIDERの年収はどのくらいですか。

A. 平均年間給与は公開されていません。非上場で有価証券報告書がなく、公式の会社概要にも給与の記載がないためです。従業員数の実数も公表されておらず、正社員数が2020年9月末比で約25倍になったという倍率のみが示されています。公式の会社概要に載っているのは会社名、設立(2024年5月/事業会社は2018年5月)、代表者、資本金(14,293百万円、資本準備金等を含むグループ連結)、本社所在地、主要株主、事業内容、加入協会・認定です。報酬の構成と水準は選考の過程でご確認ください。

Q. 会社名はUPSIDERですか、UPSIDERホールディングスですか。

A. 公式の会社概要に記載されている会社名は「株式会社UPSIDERホールディングス(UPSIDER Holdings, Inc.)」で、設立は2024年5月です。あわせて「株式会社UPSIDERの設立は2018年5月」と注記されており、事業会社が先に設立され、その6年後に持株会社が設けられた構成であることが分かります。応募を検討する際は、雇用契約を結ぶ法人が持株会社なのか事業会社なのか、それ以外のグループ会社なのかを確認しておくことをおすすめします。金融の機能ごとに法令や必要な体制が異なるため、法人が分かれている可能性があります。

Q. どのくらいの規模の会社ですか。

A. 2025年11月18日の公式リリースによると、事業開始から5周年の時点で導入企業数は累計10万社、累計決済額は1兆円(法人カード「UPSIDER」8,500億円、「支払い.com」1,500億円)、累計与信枠は5兆円、年間売上規模は約100億円です。グロースデットファンドの融資総額は130億円超、AI自動化処理件数は年間約1.1億件と記載されています。資本金は14,293百万円(資本準備金等を含むグループ連結)です。非上場のスタートアップで年間売上規模が公表される例は多くありません。ただし従業員数の実数は公表されていないため、組織の規模は選考の過程でご確認ください。

本記事は2026年8月時点で公開されている情報にもとづいています。最新の募集要項や選考プロセスは、各社の公式サイトでご確認ください。

出典

本記事は 2026/8/11 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)