Chatwork(kubell)の評判|年収・働き方・選考対策まで解説
ビジネスチャット「Chatwork」を提供する会社は、現在の商号を株式会社kubellといいます。有価証券報告書によると、直近期は売上高9,529,226千円(前年同期比12.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益215,051千円。第18期から第21期まで4期連続で当期純損失を計上しており、5期ぶりの黒字です。一方で提出会社の従業員数は65名減少し、理由は「人事制度の大幅な見直し等に伴う自己都合退職の増加」と明記されています。この記事では、有価証券報告書から事業と組織の実態を整理します。
会社概要と2つのドメイン
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社kubell(ビジネスチャット「Chatwork」を提供) |
| 上場区分 | 東京証券取引所グロース市場(証券コード4448) |
| 決算期 | 12月 |
| 従業員数 | 連結658名〔臨時19名〕/提出会社355名〔臨時4名〕(2025年12月31日現在) |
| ミッション | 「働くをもっと楽しく、創造的に」 |
| 事業ドメイン | Chatwork(プラットフォーム)/BPaaS |
事業の前提となる市場認識が、有価証券報告書に具体的に書かれています。
少子高齢化が進む日本社会において、社会福祉を支え国際競争力を上げるにあたり労働生産性の向上が最大の焦点となっています。特に日本の労働人口の69.7%を占める中小企業において労働生産性は長期で伸び悩んでおり、低労働生産性の根本原因となっております。労働生産性向上にはIT投資(DX)が重要でありますが、リテラシーや予算の問題が大きく投資が進んでおらず、80%以上の中小企業がDXに取り組めていないのが現状であります。
主力サービスの位置づけも明記されています。「現在の主力サービスであるビジネスチャット『Chatwork』は国内中小企業を中心とした顧客企業の労働生産性向上や働き方の多様化を支援しており、国内利用者数No.1のサービスとなっております」。
BPaaSという第2の柱
有価証券報告書は、BPaaSを次のように定義しています。
BPaaS(Business Process as a Service)は、ソフトウェアの提供にとどまらず、ビジネスプロセス(業務工程)そのものをクラウド経由でアウトソーシングとして請け負うサービスです。IT人材が不足し、自社リソースのみでのSaaS活用やDX推進が困難な多くの企業に対し、チャットを通じた依頼で業務を請け負い、当社のオペレーターやAI、SaaSを組み合わせることで、業務プロセスそのものの効率化及び生産性の向上を実現しております。
従来のBPOとの違いも明示されています。
当社グループのBPaaS事業は、DXが未浸透な顧客層を主要ターゲットとしておりますが、国内最大級のビジネスチャット「Chatwork」のプラットフォーム基盤を活用し、膨大な既存ユーザーを共有することで顧客獲得コストを最小化できる点に優位性を有しております。加えて、業務の「型化(標準化)」と「AI・テクノロジーの活用」を徹底することで、労働集約的になりがちな従来のBPOとは異なり、導入しやすい価格帯での提供と高い利益率を両立する、効率的なビジネスモデルを構築しております。
具体的なサービスは2つ挙げられています。
| サービス | 内容 |
|---|---|
| タクシタ(Chatwork アシスタント) | 経理、総務、労務、採用、営業事務など、企業のノンコア業務(バックオフィス業務等)を幅広く請け負うオンラインアシスタントサービス。「Chatwork」上でのチャットで、必要な時に必要な分だけ業務を依頼できる |
| MINAGINE 労務アウトソーシング(Chatwork 労務管理) | 人事労務領域に特化した専門性の高いBPaaS。社会保険労務士等の専門家の知見に基づき、給与計算、年末調整、社会保険手続きなどを代行 |
収益モデルも記載されています。「月額固定のプラン、稼働時間に応じた従量課金、従業員数等に応じた月額利用料等によるストック型収益を主体としております。また、年末調整等のスポット業務に応じた手数料を受領しております」。
このほか、Chatworkのフリープランユーザー等に広告を配信する「Chatwork 広告」(BtoB向け広告サービス)もあります。OEM提供先はKDDI株式会社と注記されています。
評判の傾向
以下は公開されている口コミの傾向を要約したものです。個別の投稿は引用していません。
年収・評価制度
有価証券報告書(第22期・2025年12月期)によると、提出会社の平均年間給与は7,594千円、平均年齢34.83歳、平均勤続年数2.74年です。注記には「当事業年度より、平均年間給与の算出に確定給付企業年金に係る掛金を含めることとしたため、前事業年度と比較して増加しております」と記載されており、**前期との単純比較はできません。**また「期中入社の従業員については年間換算額を用いて算定」とされています。
※公開されている口コミの傾向をまとめたものです
ワークライフバランス
有価証券報告書には「労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定して推移しており、特記すべき事項はありません」と記載されています。提出会社の**男性労働者の育児休業取得率は88.89%**です。
※公開されている口コミの傾向をまとめたものです
キャリア・成長機会
中期経営計画2024-2026の2年目として「高成長と利益創出の両立に向けた体制構築と事業拡大」に取り組んだ旨が記載されています。Chatworkでは「プロダクト主導のPLG(Product-Led Growth)戦略」を推進、BPaaSでは2025年7月に株式会社kubellパートナーと株式会社ミナジンの経営統合を完了しています。
※公開されている口コミの傾向をまとめたものです
社風・人間関係
提出会社の平均年齢は34.83歳、平均勤続年数は2.74年。前事業年度末に比べ従業員数が65名減少しており、理由は「人事制度の大幅な見直し等に伴う自己都合退職の増加」と明記されています。一方、連結では76名増加しており、理由は「BPaaSの業容拡大に伴い、当該事業を担うオペレーターの期中採用が増加したこと」とされています。管理職に占める女性労働者の割合は8.5%です。
※公開されている口コミの傾向をまとめたものです
エージェントベストの見解
**「提出会社は65名減、連結は76名増」。同じ期に、正反対のことが起きています。**有価証券報告書は、それぞれ理由を明記しています。
| 区分 | 増減 | 有価証券報告書の記載 |
|---|---|---|
| 提出会社 | △65名(355名) | 「人事制度の大幅な見直し等に伴う自己都合退職の増加によるものであります」 |
| 連結 | +76名(658名) | 「BPaaSの業容拡大に伴い、当該事業を担うオペレーターの期中採用が増加したことによるものであります」 |
当メディアはこの数か月、有価証券報告書を50社以上読んできました。**従業員の増減理由が書かれること自体は珍しくありませんが、「人事制度の見直しによる自己都合退職の増加」と明記する会社はほとんどありません。**同じ時期に読んだCARTA HOLDINGSは「希望退職者募集の実施」(会社都合の募集)でしたが、この会社は「自己都合退職」と書いています。****制度を変えたら人が辞めた、と自ら開示しているということです。**これは応募者にとって、二重の意味を持ちます。****1つ目は、率直な開示だという評価です。**書かずに済ませることもできる内容を書いています。**2つ目は、その制度がいま自分に適用されるという事実です。**どう変わったのか、何が理由で退職が増えたのかは、面接で確認すべき最重要事項です。**同時に、組織の重心が移っていることも読み取れます。**提出会社(Chatwork本体)が減り、BPaaSのオペレーターが増えている。連結658名のうち、提出会社は355名(約54%)。残りの約46%は、BPaaSを担う子会社(kubellパートナー、ミナジンなど)です。****つまりこの会社は、SaaS企業から「SaaS+人が動くサービス」の会社へ変わりつつあります。有価証券報告書自身が「労働集約的になりがちな従来のBPOとは異なり」と書いているとおり、型化とAI活用で労働集約性を下げるのが方針ですが、現時点ではオペレーターの採用が人員増の主因です。応募者にとっての意味は3つあります。1つ目、職種によって所属する会社が変わる。****2つ目、Chatwork本体とBPaaSでは、仕事の性質がかなり違う。****3つ目、人事制度が直近で大きく変わった。面接では3つ聞いてください。1つ目、「人事制度は何がどう変わりましたか」。2つ目、「配属候補は提出会社と子会社のどちらですか」。3つ目、「BPaaSの型化とAI活用は、いまどこまで進んでいますか」。
提出会社355名の年収759万円
有価証券報告書の従業員の状況です(2025年12月31日現在)。
連結会社の状況
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 従業員数 | 658名〔臨時19名〕 |
「第22期は第21期末に比べ従業員数が76名増加しております。主な理由は、BPaaSの業容拡大に伴い、当該事業を担うオペレーターの期中採用が増加したことによるものであります」。
提出会社の状況
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 従業員数 | 355名〔臨時4名〕 |
| 平均年齢 | 34.83歳 |
| 平均勤続年数 | 2.74年 |
| 平均年間給与 | 7,594千円 |
注記が3点あります。
- 「当社はプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております」
- 「前事業年度末に比べ従業員数が65名減少しておりますが、人事制度の大幅な見直し等に伴う自己都合退職の増加によるものであります」
- 「当事業年度より、平均年間給与の算出に確定給付企業年金に係る掛金を含めることとしたため、前事業年度と比較して増加しております」
平均年間給与の増加には算定方法の変更が含まれているため、実質的な賃上げ幅とは切り分けて読む必要があります。
従業員数の推移は次のとおりです。
| 決算期 | 連結従業員数 | 臨時雇用者(外数) | 売上高(千円) | 1人あたり売上高 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年12月 | 251名 | 3名 | 3,372,285 | 約1,343万円 |
| 2022年12月 | 314名 | 3名 | 4,593,178 | 約1,463万円 |
| 2023年12月 | 459名 | 2名 | 6,485,207 | 約1,413万円 |
| 2024年12月 | 582名 | 5名 | 8,470,717 | 約1,455万円 |
| 2025年12月 | 658名 | 19名 | 9,529,226 | 約1,448万円 |
**5期で連結は251名→658名(約2.6倍)、売上高は+182.6%。**1人あたり売上高は約1,400万円台でほぼ横ばいです。臨時雇用者数が5名→19名へ増えている点も、BPaaSの拡大と整合します。
男女に関する指標(提出会社)は次のとおりです。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 8.5% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 88.89% |
| 男女の賃金の差異(全労働者) | 66.8% |
| 男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 67.8% |
| 男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 251.4% |
連結子会社には、株式会社kubellストレージ(電気通信事業・議決権51%)、株式会社kubellパートナーなどがあります。
4期連続赤字から黒字転換へ
有価証券報告書の連結経営指標等の推移(第18期〜第22期)です。
| 決算期 | 売上高(千円) | 経常利益(千円) | 当期純利益(千円) | 連結従業員数 | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年12月 | 3,372,285 | △710,964 | △745,631 | 251名 | 63.7% |
| 2022年12月 | 4,593,178 | △715,642 | △678,532 | 314名 | 51.8% |
| 2023年12月 | 6,485,207 | △686,084 | △620,440 | 459名 | 38.6% |
| 2024年12月 | 8,470,717 | 75,476 | △1,172,456 | 582名 | 26.1% |
| 2025年12月 | 9,529,226 | 458,084 | 215,051 | 658名 | 29.9% |
※当期純利益は親会社株主に帰属する当期純利益または当期純損失
第18期から第21期まで4期連続で当期純損失。第22期に215,051千円の黒字となりました。経常利益は第21期に75,476千円で黒字化しており、第22期は458,084千円です。
自己資本比率は63.7%から26.1%まで下がり、直近期に29.9%へ戻しています。
財政状態の内訳は次のとおりです。
| 項目 | 前連結会計年度末比 |
|---|---|
| 資産 | +568,971千円(6,682,954千円。現金及び預金+542,307千円、前払費用+154,593千円、投資その他の資産△269,530千円) |
| 負債 | +167,834千円(4,683,025千円。1年内返済予定の長期借入金△315,976千円、契約負債+242,964千円、株式報酬引当金+164,583千円) |
| 純資産 | +401,137千円(1,999,928千円。資本金+86,008千円、資本剰余金+86,008千円、利益剰余金+215,051千円) |
契約負債(前受け)が242,964千円増えている点は、ストック型収益の積み上がりと整合します。
キャッシュ・フローは次のとおりです。
| 決算期 | 営業CF(千円) | 投資CF(千円) | 財務CF(千円) |
|---|---|---|---|
| 2023年12月 | +469,541 | △1,454,024 | +236,936 |
| 2024年12月 | +1,476,540 | △650,117 | △14,594 |
| 2025年12月 | +937,856 | △585,824 | △156,689 |
営業CFは第20期から3期連続でプラスです。
中期経営計画2024-2026と直近の施策
有価証券報告書は、直近期を「中期経営計画2024-2026の2年目」と位置づけ、「高成長と利益創出の両立に向けた体制構築と事業拡大」に取り組んだと記載しています。主な施策は次の2つです。
① Chatwork:PLG戦略
Chatworkにおいてはプロダクト主導のPLG(Product-Led Growth)戦略を軸としたユーザー拡大戦略を推進いたしました。具体的には、パスワードレス機能の実装やアカウント登録プロセスの簡略化等により、利便性と新規登録完了率を向上させました。また、社労士向けシェアトップクラスのSaaS「社労夢」とのAPI連携を開始し、業務効率化の支援を通じたChatwork未利用ユーザーの招待・獲得を促進いたしました。
② BPaaS:グループ再編
BPaaSにおいては、2025年7月に当社グループ会社である株式会社kubellパートナーと株式会社ミナジンの経営統合を完了させ、成長スピードの向上とグループ管理の効率化を図りました。
中長期のビジョンも明記されています。
中長期のビジョンとしてこのビジネスチャットが中小企業市場で圧倒的なシェアを確立していることを強みとし、あらゆるビジネスの起点となるビジネス版スーパーアプリとしてプラットフォーム化を進めることで、さらなる中小企業のDX推進に貢献してまいります。
**「ビジネス版スーパーアプリ」**という言葉が、この会社の方向を端的に示しています。
エージェントベストの見解
**「顧客獲得コストを最小化できる」。BPaaSの優位性として書かれたこの一文が、この会社の戦略の核心です。**有価証券報告書はこう説明しています。
国内最大級のビジネスチャット「Chatwork」のプラットフォーム基盤を活用し、膨大な既存ユーザーを共有することで顧客獲得コストを最小化できる点に優位性を有しております。
**つまり、無料〜低価格のチャットで中小企業を大量に抱え、そこにBPaaS(業務代行)を売る。**当メディアはこの数か月、有価証券報告書を50社以上読んできました。**SaaS企業が別事業を始める例は多いのですが、「既存ユーザー基盤を顧客獲得コストの削減装置として使う」と明言する会社は多くありません。****この設計には、明確な合理性があります。**中小企業向けSaaSの最大の課題は、1社あたりの単価が低いのに営業コストがかかることです。すでにChatworkを使っている企業に、チャット経由で業務代行を提案できるなら、その課題は小さくなります。****そのうえで、この会社は「労働集約性」に正面から向き合っています。「業務の『型化(標準化)』と『AI・テクノロジーの活用』を徹底することで、労働集約的になりがちな従来のBPOとは異なり、導入しやすい価格帯での提供と高い利益率を両立する」。**当メディアが同じ時期に読んだ企業では、ポールトゥウィンHDが「労働集約型ビジネスから脱却し、AI技術を中心に据えた知識集約型のビジネスモデルへの転換」を掲げていました。**同じ課題に、入口から型化を組み込むという形で答えているのがこの会社です。**ただし、現時点の数字は正直です。**連結従業員は+76名で、理由は「BPaaSの業容拡大に伴い、当該事業を担うオペレーターの期中採用が増加」。臨時雇用者も5名→19名。いまはまだ、人を増やして回している段階です。1人あたり売上高も5期で約1,400万円台のまま横ばいです。応募者にとっての意味は3つあります。1つ目、「型化」の担い手が求められている。業務を標準化してAIに載せる仕事は、これから増えると考えられます。2つ目、Chatwork側の仕事はPLG(プロダクト主導成長)が軸である。パスワードレス実装、登録プロセス簡略化、API連携——営業ではなくプロダクトで伸ばす方針です。3つ目、収益はストック型が主体である。月額固定、従量課金、月額利用料。契約負債も242,964千円増えました。面接では3つ聞いてください。1つ目、「BPaaSの粗利率はいまどのくらいで、目標はどこですか」。2つ目、「型化はどの職種が担当していますか」。3つ目、「ChatworkからBPaaSへの送客は、実際どのくらい機能していますか」。
働き方とキャリア形成の特徴
有価証券報告書から読み取れる働き方の特徴は、次のとおりです。
1. 社名はkubell、サービス名はChatwork
有価証券報告書の提出会社名は株式会社kubellです。ビジネスチャット「Chatwork」はサービス名として使われています。
2. 2つのドメインがある
Chatwork(プラットフォーム)とBPaaS(業務プロセスの代行)。プロダクト開発の仕事と、業務オペレーションの仕事が同じグループにあります。
3. 提出会社は単一セグメントである
「当社はプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております」と記載されています。
4. 人事制度が直近で変わった
提出会社の従業員が65名減った理由として「人事制度の大幅な見直し等に伴う自己都合退職の増加」が明記されています。
5. 労働組合はない
「労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定して推移しており、特記すべき事項はありません」と記載されています。
向いている人/向いていない人
向いている可能性がある人
- 中小企業のDXに関わりたい人……「日本の労働人口の69.7%を占める中小企業」が主要ターゲットです
- PLG(プロダクト主導成長)を経験したい人……Chatworkの拡大戦略の軸です
- 業務の型化・標準化に関心がある人……BPaaSの優位性の源泉とされています
- 黒字転換後の局面に加わりたい人……4期連続赤字から直近期に黒字化しました
- ストック型収益のビジネスを扱いたい人……月額固定・従量課金・月額利用料が主体です
向いていない可能性がある人
- 人事制度の安定を重視する人……直近期に大幅な見直しがあり、自己都合退職が増えました
- 長期勤続の組織を望む人……提出会社の平均勤続年数は2.74年です
- 大企業向けの営業をしたい人……主要ターゲットはDXが未浸透な中小企業です
- 業績の連続性を重視する人……第18期から第21期まで4期連続で当期純損失でした
- 単一プロダクトに集中したい人……ChatworkとBPaaSで仕事の性質が異なります
選考に向けた準備
1. 人事制度の変更について確認する
有価証券報告書に「人事制度の大幅な見直し等に伴う自己都合退職の増加」と明記されています。何がどう変わったのか、いまはどう運用されているのかを面接で確認しましょう。この点を避けずに聞けるかどうかが、入社後のミスマッチを防ぐ分かれ目になります。
2. ChatworkとBPaaSの違いを理解する
Chatworkはプロダクト主導(PLG)でユーザーを増やすSaaS、BPaaSはオペレーターとAI・SaaSを組み合わせて業務を請け負うサービス。**求められるスキルも評価のされ方も異なります。**応募職種がどちらに属するかを確認しておきましょう。
3. 「型化」の経験を整理する
BPaaSの優位性は「業務の型化(標準化)とAI・テクノロジーの活用」にあると明記されています。属人的な業務を手順化・仕組み化した経験があれば、具体的に語れるようにしておくと、この会社の課題と噛み合います。
まとめ
- ビジネスチャット「Chatwork」を提供する会社の商号は株式会社kubellです
- 直近期は売上高9,529,226千円(前年同期比12.5%増)、経常利益458,084千円、親会社株主に帰属する当期純利益215,051千円。第18期から第21期まで4期連続で当期純損失でした
- 提出会社の従業員は65名減少(355名)。理由は「人事制度の大幅な見直し等に伴う自己都合退職の増加」と明記されています
- 連結従業員は76名増加(658名)。理由は「BPaaSの業容拡大に伴うオペレーターの期中採用の増加」です
- 提出会社の平均年間給与は7,594千円(平均年齢34.83歳、平均勤続年数2.74年)。当事業年度から算出に確定給付企業年金の掛金が含まれています
よくある質問
Q. Chatwork(kubell)の平均年収はいくらですか?
A. 有価証券報告書(第22期・2025年12月期)によると、提出会社の平均年間給与は7,594千円です。平均年齢34.83歳、平均勤続年数2.74年で、賞与および基準外賃金を含みます。ただし「当事業年度より、平均年間給与の算出に確定給付企業年金に係る掛金を含めることとしたため、前事業年度と比較して増加しております」と注記されており、前期との単純比較はできません。
Q. 会社名はChatworkではないのですか?
A. 有価証券報告書の提出会社名は株式会社kubellです。ビジネスチャット「Chatwork」はサービス名として使われており、BPaaS領域では「タクシタ(Chatwork アシスタント)」「MINAGINE 労務アウトソーシング(Chatwork 労務管理)」といったサービスも展開しています。
Q. 従業員が減ったと聞きましたが、実際はどうですか?
A. 有価証券報告書によると、提出会社の従業員数は前事業年度末に比べ65名減少しており、理由は「人事制度の大幅な見直し等に伴う自己都合退職の増加」と明記されています。一方、連結の従業員数は76名増加しており、こちらは「BPaaSの業容拡大に伴い、当該事業を担うオペレーターの期中採用が増加したこと」が理由とされています。
※本記事は、株式会社kubellが提出した有価証券報告書(第22期)および公式サイトの公開情報をもとに構成しています。数値は同報告書に記載された時点のものです。募集要項や制度は変更される場合がありますので、応募前に公式採用ページを必ずご確認ください。口コミに関する記述は、公開されている投稿の傾向を要約したものであり、個別の投稿を引用したものではありません。
本記事は 2026/8/18 時点の公開情報にもとづいて作成しています。