株式会社DYMの評判|年収・働き方・選考対策まで解説
株式会社DYMは、WEB、人材、医療、M&Aなど12の事業を持つ非上場企業です。公式の会社概要によると従業員数は連結3,039名、単体835名(2026年4月1日現在)。グループ会社は20社以上とされています。連結と単体の差が2,200名あるということは、大多数が子会社側にいることを意味します。この記事では、公開されている情報から事業と組織の構造を読み取り、選考で何を確認すべきかまで整理します。
会社概要と12の事業
公式の会社概要に載っている項目です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社DYM(DYM Co., Ltd.) |
| 上場区分 | 非上場 |
| 設立 | 2003年8月22日 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 本社所在地 | 東京都品川区大崎一丁目11番2号 ゲートシティ大崎イーストタワー10階 |
| 代表者 | 代表取締役社長 水谷 佑毅 |
| 従業員数 | 連結3,039名/単体835名(2026年4月1日現在) |
| 拠点 | 東京本社、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡 |
事業として記載されているのは次の12です。
WEB事業、人材事業、研修事業、エグゼパート事業、ウェルフェアステーション事業、投資育成事業、不動産仲介・オフィスコンサルティング事業、M&A事業、医療事業、スポーツ事業、コールセンター事業、飲食業。
グループ会社として、株式会社DYMキャリア、株式会社DYM M&Aコンサルティング、株式会社メディカルソリューション、株式会社DYM NEXT、株式会社DYMリアルエステートほか計20社以上が挙げられています。
事業の幅が生む構造
12の事業を並べると、性格の異なるものが混在していることが分かります。
WEB事業と人材事業は、企業を顧客とするサービスです。医療事業とウェルフェアステーション事業は、制度と資格の絡む領域になります。飲食業とスポーツ事業は、店舗や施設という現物を持つ事業です。M&A事業と投資育成事業は、資本に関わる領域です。
1つの会社の中に、これだけ性格の違う事業が同時にあるということは、配属先によって仕事の中身が根本的に変わることを意味します。
売上高の推移
公式の会社概要には売上高も記載されています。
| 期 | 売上高 |
|---|---|
| 第21期 | 258.0億円 |
| 第22期 | 324.6億円 |
| 第23期 | 401.7億円 |
| 第24期 | 576.5億円(連結目標) |
ここで注意したいのは、第24期の576.5億円が連結目標と明記されている点です。実績ではありません。実績として読めるのは第23期の401.7億円までです。
第21期から第23期までの推移を見ると、258.0億円から401.7億円へ2期で約1.56倍。着実に伸びています。
評判の傾向
以下は公開されている口コミの傾向を要約したものです。個別の投稿は引用していません。
年収・評価制度
非上場のため平均年間給与の公式開示はありません。人材やWEBの領域では、固定給に加えて成果に連動する報酬を組み合わせる設計が採られることが多いとされますが、同社の制度が公開されているわけではありません。報酬の構成は選考の過程でご確認ください。
※公開されている口コミの傾向をまとめたものです
ワークライフバランス
事業によって働き方が大きく異なるという傾向が語られます。飲食業やコールセンター事業のようにシフト勤務が想定される事業と、法人営業中心の事業では前提が変わります。
※公開されている口コミの傾向をまとめたものです
キャリア・成長機会
12の事業があり、グループ会社も20社以上あるため、異動の幅が広いという声が見られます。連結3,039名に対し単体835名という構成です。
※公開されている口コミの傾向をまとめたものです
社風・人間関係
設立から23年ほどの会社で、拠点は札幌から福岡まで7か所に広がっています。事業と拠点の両方が広い組織であることが読み取れます。
※公開されている口コミの傾向をまとめたものです
エージェントベストの見解
会社概要に並んだ売上高を読むとき、必ず確認してほしいことがあります。それが実績なのか目標なのかです。この会社は第21期258.0億円、第22期324.6億円、第23期401.7億円、第24期576.5億円と4期分を載せていますが、第24期には「連結目標」と明記されています。つまり実績として確認できるのは第23期の401.7億円まで。第23期から第24期は401.7億円から576.5億円へ約1.4倍という計画で、これは相当に強気な数字です。この違いを踏まえずに「売上570億円の会社」と理解すると、面接での会話がずれます。誠実なのは、目標だと明記している点です。だから面接では「第24期の着地はどうでしたか」と聞いてください。目標に対する実績の説明の仕方に、その会社の経営姿勢が出ます。
連結3,039名と単体835名の差
公式の会社概要に記載された従業員数は、連結3,039名、単体835名(2026年4月1日現在)です。差は2,204名で、全体の約7割が子会社側にいる計算になります。
グループ会社として挙げられているのは、株式会社DYMキャリア、株式会社DYM M&Aコンサルティング、株式会社メディカルソリューション、株式会社DYM NEXT、株式会社DYMリアルエステートほか計20社以上です。社名から、キャリア(人材)、M&A、医療、不動産といった事業ごとに法人が分かれている構成が読み取れます。
応募する立場から見ると、この構造は重要です。「DYMで働く」といっても、雇用される法人が本体なのかグループ会社なのかで、給与体系も評価制度も異なる可能性があるためです。求人の掲載元がどの法人かを確認する必要があります。
また拠点は東京本社に加えて札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡の7か所です。事業と法人と拠点の3つが交差する組織構造になっています。
働き方と労働環境
事業ごとに働き方の性格が異なる会社です。
法人向けのWEB事業や人材事業は平日日中の稼働が中心になりますが、飲食業やコールセンター事業ではシフト勤務が想定されます。医療事業は制度と資格が関わる領域です。
勤務制度、リモートワークの可否、残業時間、有給休暇取得率、平均年間給与はいずれも公開されていません。非上場のため有価証券報告書もなく、労働条件に関する一次情報は確認できませんでした。募集要項でご確認ください。
キャリア形成の特徴
同社でのキャリアを考えるうえで軸になるのは、事業の幅とグループの広さです。
12の事業と20社以上のグループ会社という構成では、社内での異動が実質的な転職に近い変化になり得ます。人材事業から医療事業へ、あるいはWEB事業からM&A事業へ移れば、扱う商材も顧客も変わります。
この環境には両面があります。一方で、幅広い経験を積める機会があります。他方で、1つの専門領域を深めたい方には向きにくい構造です。
もう1つの軸は拠点の広さです。札幌から福岡まで7拠点があるため、勤務地の選択肢がある一方、転居を伴う異動の可能性も考えられます。この点は公開されていないため、面接での確認事項になります。
向いている人/向いていない人
向いている人
幅広い事業に触れたい方
12の事業とグループ会社20社以上という構成です。異動によって扱う領域が変わる可能性があります。
成果で評価される環境を求める方
人材やWEBの領域が中心にあります。成果が数値で見えやすい仕事です。
東京以外の拠点で働く選択肢に関心がある方
拠点は東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡の7か所です。
向いていない人
入社前に年収水準を公開データで確認したい方
非上場で有価証券報告書がなく、公式の会社概要にも給与に関する記載はありません。
1つの専門領域に絞って深めたい方
事業とグループ会社の数が多く、担当領域が変わる可能性を織り込む必要があります。
エージェントベストの見解
事業数が多い会社を受けるとき、最も多い失敗があります。会社を気に入って入社し、配属された事業が想定と違ったというケースです。この会社には12の事業があります。WEB、人材、研修、エグゼパート、ウェルフェアステーション、投資育成、不動産仲介、M&A、医療、スポーツ、コールセンター、飲食。飲食業とM&A事業が同じ会社概要に並んでいる、という事実の意味を考えてみてください。求められる経験も、働く時間帯も、キャリアの積み上がり方も違います。さらに連結3,039名に対して単体835名。7割は子会社側です。だから確認すべきは3つ。「配属される事業はどれか」「雇用される法人はどれか」「勤務地はどこか」。この3つが決まって初めて、条件の比較ができます。求人票の会社名だけで判断しないでください。
選考に向けた準備
応募の前に確かめること
株式会社DYMは非上場です。設立は2003年8月22日、資本金は5,000万円、本社は東京都品川区大崎、代表取締役社長は水谷佑毅氏、従業員数は連結3,039名・単体835名(2026年4月1日現在)です。
利益、平均年間給与、事業別の売上内訳、離職率はいずれも公開されていません。売上高は第23期401.7億円までが実績で、第24期576.5億円は連結目標と明記されています。
面接で確認する項目を事前に決めておくことをおすすめします。とくに配属予定の事業、雇用される法人、勤務地、成果に連動する報酬の設計は押さえておきたい項目です。
募集要項の詳細と選考フローは公式の採用ページでご確認ください。内容は職種と時期により変動します。
志望動機で問われること
「なぜこの事業領域か」と「なぜDYMか」の2段で組み立てます。
前者については、志望する事業を先に決めます。12の事業は性格が異なるため、どこを志望するかで話す内容が変わります。
後者の材料は公式情報にあります。2003年8月の設立から23年ほど事業を続けていること。売上高が第21期258.0億円から第23期401.7億円へ伸びていること。事業が12あり、グループ会社が20社以上あること。拠点が札幌から福岡まで7か所にあること。連結3,039名という規模であること。
「なぜ事業を広げてきた会社を選ぶのか」を自分の言葉で説明できると、下調べの深さが伝わります。
職務経歴書で見られるポイント
事業が多い会社の中途採用では、担当した領域と動かした数値が読まれます。
人材紹介・人材サービスの経験がある方は、担当した業界と職種、年間の成約件数、単価を書きます。
WEB・広告の経験がある方は、担当したクライアントの業種と予算規模、改善した指標を書きます。
法人営業の経験がある方は、担当した業種と顧客規模、受注件数と継続率を書きます。新規開拓の比率まで書けると情報量が増えます。
医療・介護領域の経験がある方は、対象とした施設の種別と、扱った制度の種類を書きます。
M&A・投資領域の経験がある方は、関与した案件の規模と担った工程を書きます。
マネジメントの経験がある方は、管掌した人数と組織の規模、拠点の立ち上げ経験があれば具体的に書きます。拠点が7か所ある会社では、この経験が評価されやすいと考えられます。
いずれの場合も、置かれていた状況、選んだ打ち手、動いた数値の3点を短く添えます。
まとめ
株式会社DYMは、WEB、人材、研修、エグゼパート、ウェルフェアステーション、投資育成、不動産仲介・オフィスコンサルティング、M&A、医療、スポーツ、コールセンター、飲食業の12事業を展開する非上場企業です。公式の会社概要によると、設立は2003年8月22日、資本金は5,000万円、本社は東京都品川区大崎、代表取締役社長は水谷佑毅氏、従業員数は連結3,039名・単体835名(2026年4月1日現在)です。グループ会社は20社以上、拠点は東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡の7か所。売上高は第21期258.0億円、第22期324.6億円、第23期401.7億円と推移し、第24期576.5億円は連結目標と明記されています。連結と単体の差が2,200名あるため、応募前に配属される事業と雇用される法人を確認することをおすすめします。
よくある質問
Q. DYMの年収はどのくらいですか。
A. 平均年間給与は公開されていません。非上場で有価証券報告書がなく、公式の会社概要にも給与に関する記載がないためです。公式に出ている数値は、設立2003年8月22日、資本金5,000万円、従業員数連結3,039名・単体835名(2026年4月1日現在)、売上高(第21期258.0億円、第22期324.6億円、第23期401.7億円、第24期576.5億円は連結目標)、拠点7か所、グループ会社20社以上です。転職サイトや企業データベースに載る数字は出典を確認できないため、本記事では扱っていません。報酬の構成は選考の過程でご確認ください。
Q. 売上高576.5億円の会社ということですか。
A. 公式の会社概要では第24期の576.5億円に「連結目標」と明記されています。実績として確認できるのは第23期の401.7億円までです。推移は第21期258.0億円、第22期324.6億円、第23期401.7億円で、2期で約1.56倍となっています。第23期から第24期の計画は約1.4倍にあたります。目標と実績は別の数字ですので、区別して受け取る必要があります。第24期の着地については公開情報からは読み取れないため、面接で確認することをおすすめします。
Q. どの事業に配属されるかは選べますか。
A. 公式の会社概要では事業が12に分けられており、グループ会社も20社以上あります。従業員数は連結3,039名に対し単体835名で、約7割が子会社側に所属している計算になります。グループ会社として株式会社DYMキャリア、株式会社DYM M&Aコンサルティング、株式会社メディカルソリューション、株式会社DYM NEXT、株式会社DYMリアルエステートなどが挙げられており、事業ごとに法人が分かれている構成が読み取れます。配属の決め方は公開されていないため、応募前に募集要項を確認し、面接で配属予定の事業・雇用される法人・勤務地の3点を確認することをおすすめします。
本記事は2026年8月時点で公開されている情報にもとづいています。最新の募集要項や選考プロセスは、各社の公式サイトでご確認ください。
本記事は 2026/8/15 時点の公開情報にもとづいて作成しています。