第一生命情報システムの評判|年収・働き方・選考対策まで解説
第一生命情報システムという社名で検索する方が今も多くいますが、この会社の現在の商号は第一ライフテクノクロス株式会社です。しかも変更は1度ではありません。公式の会社概要にある沿革によれば、2024年に「第一生命テクノクロス株式会社」へ、2026年に現社名へと2度変わっています。この記事では、その経緯と現在の姿を整理します。
社名は2度変わり、事業も分割されている
まず沿革の該当箇所です。
| 年 | 内容 |
|---|---|
| 1988年 | 設立(1988年4月1日) |
| 2024年 | 「第一生命情報システム株式会社」から「第一生命テクノクロス株式会社」に商号変更 |
| 2026年 | 「第一生命テクノクロス株式会社」から「第一ライフテクノクロス株式会社」に商号変更。会社分割により事務サービス事業を第一ライフBizプラス株式会社へ承継 |
公式の会社概要に記載されている内容です。
2026年の変更では、商号だけでなく事業の一部も動いています。会社分割により事務サービス事業が第一ライフBizプラス株式会社へ承継されました。つまり現在の第一ライフテクノクロスは、事務サービスを切り出したあとの会社です。
現在の会社概要は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商号 | 第一ライフテクノクロス株式会社(略称DLTX/Daiichi Life Techno Cross Co., Ltd.) |
| 上場区分 | 非上場 |
| 株主 | 株式会社第一ライフグループ |
| 設立 | 1988年(昭和63年)4月1日 |
| 資本金 | 10億円 |
| 従業員数 | 1,593名(2026年4月1日現在) |
| 売上高 | 368億円(2025年度) |
| 拠点 | 新宿・豊洲 |
| 事業内容 | システムソリューション、DX関連人財育成、サブスクリプション型サービス |
売上高368億円を従業員1,593名で割ると、1人あたり約23.1百万円になります。
事業内容の3区分にも注目してください。システムソリューションに加えて、「DX関連人財育成」と「サブスクリプション型サービス」が並んでいます。受託開発だけの会社ではない、という構成です。
保険グループのIT子会社4社を並べる
保険会社のIT子会社は各グループにあります。公表されている数値で並べると、位置づけが見えます。
| 会社 | 従業員数 | 売上高 | 1人あたり売上高 | 資本金 |
|---|---|---|---|---|
| 第一ライフテクノクロス | 1,593名(2026年4月1日現在) | 368億円(2025年度) | 約23.1百万円 | 10億円 |
| 東京海上日動システムズ | 1,829名(2026年4月1日現在) | 310億円(2026年3月期) | 約17.0百万円 | 5,000万円 |
| 明治安田システム・テクノロジー | 1,523名(2026年4月1日現在) | 388億円(2026年3月期) | 約25.5百万円 | 1億円 |
| SOMPOシステムズ | 1,804名(2026年4月現在) | 非公表 | - | 7,000万円 |
いずれも各社の公式会社概要によります。事業内容や顧客構成、内部取引の扱いが異なるため、1人あたり売上高の差をそのまま優劣とは読めません。
ただし4社とも従業員は1,500名から1,900名の帯にあり、規模は近い水準です。資本金では第一ライフテクノクロスの10億円が最も大きくなっています。
事業内容の書き方には差があります。第一ライフテクノクロスは「システムソリューション、DX関連人財育成、サブスクリプション型サービス」の3区分。東京海上日動システムズは「企画・提案・設計・開発・保守・運用」と工程を列挙。明治安田システム・テクノロジーは計算受託業務やソフトウェア開発に加えて介護・健康分野の調査・分析・助言と情報サイト運営を含みます。SOMPOシステムズは情報処理サービスの受託業務とソフトウェアの開発受託および販売業務です。
エージェントベストの見解
この社名で相談に来られたら、まず現況をお伝えしています。第一生命情報システム株式会社は、2024年に第一生命テクノクロス株式会社へ、2026年に第一ライフテクノクロス株式会社へと、2度商号が変わりました。同時に2026年には会社分割で事務サービス事業が第一ライフBizプラス株式会社へ承継されています。つまり社名も事業範囲も動いた会社です。従業員数を見ると、公表されている直近は1,593名(2026年4月1日現在)。事務サービスを切り出したあとの数字だと読めます。応募を検討するときに確認すべきは3点。1つ目は現商号で求人を探すこと。2つ目は募集ポジションが3事業(システムソリューション、DX関連人財育成、サブスクリプション型サービス)のどれかということ。3つ目は勤務地で、新宿か豊洲か。旧社名の情報だけで判断すると、事業範囲の認識がずれます。
開示された情報から読み取れること
以下は、公式の会社概要から読み取れる範囲の整理です。個別の口コミではなく、開示された情報をもとにしています。
年収・評価制度
平均年間給与は公開されていません。非上場で自社の有価証券報告書がなく、公式の会社概要にも給与の記載がないためです。
株主である株式会社第一ライフグループについても、この会社の給与に関する記載は確認できません。
公開されているのは売上高368億円(2025年度)と従業員数1,593名(2026年4月1日現在)です。
待遇は選考の過程でご確認ください。
※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです
ワークライフバランス
残業時間や育児休業取得率は公開されていません。
沿革には、2018年に経済産業省・日本健康会議の共同認定「健康経営優良法人2018」(ホワイト500)大規模法人部門に認定されたことが記載されています。健康経営に関する外部認定を受けている会社です。
拠点は新宿と豊洲です。勤務地は募集ポジションによって異なる可能性があります。
※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです
キャリア・成長機会
事業内容は3区分です。システムソリューション、DX関連人財育成、サブスクリプション型サービス。
「DX関連人財育成」が事業として立っている点は、他の保険グループIT子会社と比べても特徴的です。自社のシステムを作るだけでなく、人材育成をサービスとして提供する構成が読み取れます。
「サブスクリプション型サービス」も同様で、受託開発とは収益の立て方が異なる事業です。
設立は1988年4月1日で、40年近い歴史があります。
※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです
社風・人間関係
株主は株式会社第一ライフグループです。資本金は10億円で、保険グループのIT子会社4社のなかでは最も大きい水準です。
2026年に事務サービス事業を第一ライフBizプラス株式会社へ承継しており、組織の輪郭が変わった直後にあたります。
※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです
事業の切り出しが意味すること
2026年の会社分割について、応募を考えるうえで押さえておきたい点を整理します。
会社分割により事務サービス事業は第一ライフBizプラス株式会社へ承継されました。承継後の第一ライフテクノクロスに残るのは、システムソリューション、DX関連人財育成、サブスクリプション型サービスの3事業です。
従業員数は1,593名(2026年4月1日現在)です。分割前の人員規模と直接比較できる公表数値はありませんが、事務サービス事業に従事していた人員は承継先へ移っていると考えられます。
つまり現在の第一ライフテクノクロスは、IT・デジタル領域に事業を寄せた会社になっている、と読めます。売上高368億円(2025年度)は分割前の期間を含む数値である可能性があるため、今後の水準は変わりうる点も押さえておいてください。
商号変更と事業分割が短期間に続いていることから、グループ内での役割の見直しが進んでいる局面だと考えられます。応募時には、募集ポジションが分割後のどの事業に属するかを確認することをおすすめします。
向いている人/向いていない人
向いている人
保険・金融の業務システムに関わりたい方
株主は株式会社第一ライフグループで、事業の中心はシステムソリューションです。
受託開発以外の事業にも関心がある方
事業内容にDX関連人財育成とサブスクリプション型サービスが含まれます。収益の立て方が異なる事業が並んでいます。
健康経営の認定を受けた環境で働きたい方
沿革には、2018年に「健康経営優良法人2018」(ホワイト500)大規模法人部門に認定されたことが記載されています。
向いていない人
入社前に平均年収を数字で確認したい方
非上場で自社の有価証券報告書がなく、公式の会社概要にも給与の記載がありません。株主側の開示からも確認できません。
組織や社名が動かない環境を求める方
2024年と2026年に商号が変わり、2026年には会社分割で事務サービス事業が別会社へ承継されました。
エージェントベストの見解
社名が2度変わり、事業も分割された会社では、面接で聞くべきことが通常と変わります。押さえたいのは4点。1つ目は、募集ポジションが2026年の会社分割の前後でどう位置づけられたか。事務サービス事業は第一ライフBizプラス株式会社へ移っているので、その周辺の仕事だと所属が変わっている可能性があります。2つ目は、3つの事業(システムソリューション、DX関連人財育成、サブスクリプション型サービス)のどれを担当するか。3つ目は勤務地で、新宿か豊洲か。4つ目は等級制度と、商号変更にともなう人事制度の変更があったかどうかです。公開情報が会社概要のページに限られる以上、この4点を面接で持ち帰れるかどうかで判断の精度が変わります。旧社名の情報をそのまま前提にしないでください。
選考に向けた準備
応募の前に確かめること
現在の商号は第一ライフテクノクロス株式会社です。求人を探すときも、面接で会社について話すときも、現商号を使ってください。
株主は株式会社第一ライフグループ、設立は1988年4月1日、資本金は10億円、従業員数は1,593名(2026年4月1日現在)、売上高は368億円(2025年度)です。
拠点は新宿と豊洲です。勤務地は確認事項になります。
2026年の会社分割で事務サービス事業は第一ライフBizプラス株式会社へ承継されています。募集ポジションがどちらの会社に属するかを確認してください。
年収は公開されていません。等級と評価の仕組みは選考の過程で確認することになります。
募集要項の詳細は公式の採用ページでご確認ください。
志望動機で問われること
「なぜ金融・保険のシステムか」と「なぜこの会社か」の2段で組み立てます。
前者については、保険の業務システム、DX人材の育成、サブスクリプション型サービスのどこに関わりたいのかを具体化します。
後者の材料は公式情報にあります。1988年4月1日設立で40年近い歴史があること。2024年と2026年に商号が変わり、2026年に会社分割で事務サービス事業を切り出したこと。売上高368億円・従業員1,593名という規模であること。事業内容が3区分で、受託開発以外の事業を持つこと。2018年に「健康経営優良法人2018」(ホワイト500)に認定されたこと。
「事業を絞り込んだ直後の会社である」という点に触れられると、下調べの深さが伝わります。
職務経歴書で見られるポイント
保険・金融系のシステムに関わる中途採用では、担当したシステムと、そこで動かした数値が読まれます。
基幹システム開発の経験がある方は、対象業務と規模、要件定義から運用までのどこを担ったか、関係部門とどう合意を作ったかを書きます。
保険業務の経験がある方は、担当した商品や業務プロセスと、システム側にどう関わったかを書きます。
プロダクト・サービス開発の経験がある方は、担当したサービスの利用者規模と、どの指標を動かしたかを書きます。サブスクリプション型サービスが事業区分にあります。
研修・人材育成の経験がある方は、設計した研修の受講者数と、習得度をどう測ったかを書きます。DX関連人財育成が事業の1つです。
インフラ・運用の経験がある方は、担当した基盤の規模と可用性、障害対応や移行でどこを担ったかを書きます。
いずれの場合も、案件ごとに、置かれていた状況、自分が選んだ打ち手、動いた数値を短く添えます。
まとめ
第一生命情報システム株式会社の現在の商号は、第一ライフテクノクロス株式会社です。公式の会社概要の沿革によると、2024年に「第一生命情報システム株式会社」から「第一生命テクノクロス株式会社」へ、2026年に「第一生命テクノクロス株式会社」から「第一ライフテクノクロス株式会社」へと2度商号が変更されました。2026年には会社分割により事務サービス事業を第一ライフBizプラス株式会社へ承継しています。現在は株式会社第一ライフグループが株主の非上場会社で、設立は1988年4月1日、資本金10億円、従業員数1,593名(2026年4月1日現在)、売上高368億円(2025年度)、拠点は新宿・豊洲です。事業内容はシステムソリューション、DX関連人財育成、サブスクリプション型サービスの3区分。売上高を従業員数で割ると1人あたり約23.1百万円になります。平均年間給与は公開されていません。
よくある質問
Q. 社名は変わったのですか。
A. 2度変わっています。公式の会社概要の沿革によると、2024年に「第一生命情報システム株式会社」から「第一生命テクノクロス株式会社」へ、2026年に「第一生命テクノクロス株式会社」から「第一ライフテクノクロス株式会社」へ商号変更されました。あわせて2026年には、会社分割により事務サービス事業を第一ライフBizプラス株式会社へ承継しています。応募や情報収集の際は、現商号の第一ライフテクノクロス株式会社でご確認ください。
Q. 年収はどのくらいですか。
A. 平均年間給与は公開されていません。非上場で自社の有価証券報告書がなく、公式の会社概要にも給与の記載がないためです。株主である株式会社第一ライフグループの開示からも確認できません。公開されているのは売上高368億円(2025年度)と従業員数1,593名(2026年4月1日現在)で、1人あたり売上高は約23.1百万円と計算できます。等級と評価の仕組みを含め、待遇は選考の過程でご確認ください。
Q. どんな事業をしている会社ですか。
A. 公式の会社概要によると、事業内容はシステムソリューション、DX関連人財育成、サブスクリプション型サービスの3区分です。株主は株式会社第一ライフグループで、保険グループのIT機能を担う位置づけと読めます。特徴的なのは、受託開発にあたるシステムソリューションだけでなく、人材育成とサブスクリプション型サービスが事業として立っている点です。なお2026年の会社分割により、事務サービス事業は第一ライフBizプラス株式会社へ承継されています。拠点は新宿と豊洲です。
本記事は2026年8月時点で公開されている情報にもとづいています。最新の募集要項や選考プロセスは、各社の公式サイトでご確認ください。
本記事は 2026/8/9 時点の公開情報にもとづいて作成しています。