GMOペイメントゲートウェイの評判|年収・働き方・選考対策まで解説

GMOペイメントゲートウェイ 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/18

有価証券報告書によると、GMOペイメントゲートウェイ株式会社の直近期は売上収益82,499,385千円(前年同期比11.8%増)、営業利益31,340,267千円(同24.4%増)。提出会社の平均年間給与は10,973,370円、平均勤続年数6.3年です。営業活動によるキャッシュ・フローは53,759,555千円で、売上収益の約65%にあたります。この記事では、有価証券報告書から事業と組織の実態を整理します。

会社概要と3つのセグメント

項目内容
会社名GMOペイメントゲートウェイ株式会社
上場区分東京証券取引所(証券コード3769)
決算期9月
会計基準国際会計基準(IFRS)
従業員数連結882人〔臨時27人〕/提出会社594人〔臨時11人〕(2025年9月30日現在)
報告セグメント決済代行事業/金融関連事業/決済活性化事業
グループGMOインターネットグループの一員

セグメント別の売上収益と従業員数

セグメント売上収益前年同期比連結従業員数提出会社従業員数
決済代行事業61,677,405千円10.3%増564人394人
金融関連事業19,188,123千円16.6%増132人93人
決済活性化事業1,766,200千円17.0%増56人11人
全社(共通)130人96人
合計82,499,385千円11.8%増882人594人

**決済代行事業が売上収益の約74.8%、従業員の約63.9%**を占めます。

取扱量の伸び

有価証券報告書は、決済の取扱量についても記載しています。

オンライン課金分野、継続課金分野、対面分野と「GMO後払い」合計の決済処理件数は前年同期比17.4%増、決済処理金額は前年同期比16.5%増となり

売上収益の伸び(11.8%)より、決済処理件数(17.4%)と決済処理金額(16.5%)の伸びのほうが大きい構造です。

評判の傾向

以下は公開されている口コミの傾向を要約したものです。個別の投稿は引用していません。

年収・評価制度

有価証券報告書(第32期・2025年9月期)によると、提出会社の平均年間給与は10,973,370円、平均年齢37.5歳、平均勤続年数6.3年です。賞与および基準外賃金を含んだ数字です。平均年間給与が1,000万円を超える会社は、当メディアが同じ時期に有価証券報告書から読んだなかでも少数です。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

ワークライフバランス

有価証券報告書には「労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております」と記載されています。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

キャリア・成長機会

事業は決済代行事業(オンライン課金・継続課金・対面)、金融関連事業(前年同期比16.6%増)、決済活性化事業(同17.0%増)の3つ。決済代行だけでなく、金融サービスも手がける構成です。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

社風・人間関係

提出会社の平均年齢は37.5歳、平均勤続年数は6.3年。連結882人のうち決済代行事業が564人と最大で、全社(共通)が130人という構成です。**提出会社594人のうち96人(約16.2%)が全社(共通)**です。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

エージェントベストの見解

**「営業CF 53,759,555千円」。売上収益82,499,385千円の約65%が、営業キャッシュ・フローとして入ってきています。**当メディアはこの数か月、有価証券報告書を50社以上読んできました。通常の事業会社では、営業CFは売上の5〜15%程度が一般的です。この会社は桁が違います。

決算期売上収益(千円)営業CF(千円)対売上比
2021年9月41,667,235△6,343,236
2022年9月50,298,3547,656,330約15.2%
2023年9月63,119,1176,128,597約9.7%
2024年9月73,785,05549,472,425約67.0%
2025年9月82,499,38553,759,555約65.2%

**理由は、決済事業の資金の流れにあります。**加盟店の代金を一度預かり、後日支払う——**その預り金が期末時点で手元に残るため、資金の増減が営業CFに乗ります。**総資産406,800,093百万円(売上収益の約4.9倍)、**親会社所有者帰属持分比率27.8%**という数字も、同じ構造から来ています。**当メディアが同じ時期に読んだBASEも、自己資本比率が47.2%から25.3%へ下がる一方で現預金248億円を持っていました。****決済を扱う会社では、財務指標の見た目が事業の健全性と直結しません。****では、この会社の実力はどこに出るか。****3つあります。****1つ目、営業利益率。**31,340,267千円÷82,499,385千円=約38.0%当メディアが読んできた企業のなかで最上位クラスです(福井コンピュータHDの経常利益率44.9%、プロシップの36.7%と並ぶ水準)。**2つ目、取扱量の伸び。**決済処理件数+17.4%、決済処理金額+16.5%。**売上収益の伸び(11.8%)を上回っています。****3つ目、事業の広がり。**決済代行(61,677百万円)だけでなく、**金融関連事業(19,188百万円・+16.6%)**が売上の約23.3%を占めます。決済を通すだけの会社ではありません。****応募者にとっての意味は3つあります。1つ目、平均年収10,973,370円という水準には裏付けがある。営業利益率約38.0%の事業です。2つ目、財務指標の見た目に惑わされない。持分比率27.8%は決済事業の構造によるものです。3つ目、金融関連事業の比重が上がっている。伸び率は決済代行(10.3%)より高い16.6%です。面接では3つ聞いてください。1つ目、「金融関連事業とは具体的に何ですか」。2つ目、「配属候補は3セグメントのどれですか」。3つ目、「営業利益率38%は、どの部分から生まれていますか」

提出会社594人の年収1,097万円

有価証券報告書の従業員の状況です(2025年9月30日現在)。

連結会社の状況

セグメント従業員数臨時雇用者(外数)
決済代行事業564人10人
金融関連事業132人6人
決済活性化事業56人1人
全社(共通)130人10人
合計882人27人

提出会社の状況

項目数値
従業員数594人〔臨時11人〕
平均年齢37.5歳
平均勤続年数6.3年
平均年間給与10,973,370円

提出会社の内訳は、決済代行事業394人、金融関連事業93人、決済活性化事業11人、全社(共通)96人です。

連結882人のうち提出会社は594人で、約67.3%。

平均勤続年数6.3年は、当メディアが同じ時期に有価証券報告書から読んだ新興企業(多くは2〜4年)と比べると長い側です。同じGMOグループのGMOインターネットグループ(6.4年)とほぼ同水準で、GMOグローバルサイン・HD(9.0年)より短くなっています。

5期で売上収益が約2倍

有価証券報告書の連結経営指標等の推移(第28期〜第32期/IFRS)です。

決算期売上収益(千円)税引前利益(千円)当期利益(千円)持分比率ROE
2021年9月41,667,23513,285,6438,818,82025.9%20.1%
2022年9月50,298,35434,756,56124,152,14031.9%33.8%
2023年9月63,119,11720,636,41213,475,51331.6%15.0%
2024年9月73,785,05527,504,68918,705,44529.9%19.2%
2025年9月82,499,38531,911,31721,829,23527.8%20.2%

※当期利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。持分比率は親会社所有者帰属持分比率、ROEは親会社所有者帰属持分当期利益率

5期で売上収益がほぼ倍増し、利益は2.4倍以上になりました。第29期(2022年9月期)は税引前利益34,756,561千円と突出しており、その期を除けば右肩上がりです。

直近期の内訳は次のとおりです。

項目前連結会計年度当連結会計年度増減率
売上収益73,785,055千円82,499,385千円+11.8%
営業利益25,187,463千円31,340,267千円+24.4%
税引前利益27,504,689千円31,911,317千円+16.0%
親会社の所有者に帰属する当期利益18,705,445千円21,829,235千円+16.7%

営業利益の伸び(+24.4%)が売上収益の伸び(+11.8%)の2倍以上です。**営業利益率は約38.0%**にあたります。

総資産は406,800,093千円で、売上収益の約4.9倍。**親会社所有者帰属持分比率は27.8%**です。決済代行事業では加盟店への支払い前の資金を預かるため、総資産と負債が事業規模以上に膨らむ構造になります。

3つの事業の役割

決済代行事業(564人・売上収益61,677,405千円)

売上収益の約74.8%を占める主力です。有価証券報告書は、決済の分野を4つに分けて記載しています。

分野
オンライン課金分野
継続課金分野
対面分野
「GMO後払い」

この4分野合計で、決済処理件数は前年同期比17.4%増、決済処理金額は同16.5%増となりました。

金融関連事業(132人・売上収益19,188,123千円)

前年同期比16.6%増と、決済代行事業(10.3%増)を上回る伸びです。**売上収益の約23.3%**を占めます。

決済活性化事業(56人・売上収益1,766,200千円)

前年同期比17.0%増。3事業のなかで最も小規模ですが、伸び率は最も高くなっています。

エージェントベストの見解

**GMOグループの決済関連3社を並べると、それぞれの役割が見えてきます。**当メディアはこの数か月で、GMOインターネットグループとその関連上場会社を続けて読んできました。

会社対象領域連結従業員売上収益平均年間給与(提出会社)
GMOペイメントゲートウェイオンライン課金・継続課金・対面・後払い+金融関連882人82,499,385千円10,973,370円
GMOフィナンシャルゲート対面決済に特化123名17,927,780千円13,346千円
GMOグローバルサイン・HD電子認証・電子契約・クラウド962人20,670,761千円6,208千円
GMOインターネットグループ(持株会社)グループ統括6,484名285,261百万円8,412千円

同じグループ内でも、平均年間給与に倍以上の開きがあります。****決済に関わる2社(GMO-PG、GMO-FG)が高く、電子認証・クラウドのGMOグローバルサイン・HDが低い。****これは事業の利益率の差と対応しています。GMO-PGの営業利益率は約38.0%、GMO-FGは少人数で1人あたり当期利益約1,327万円。一方、GMOグローバルサイン・HDの営業利益率は約7.1%(1,475,276千円÷20,670,761千円)です。****応募者にとって、これは重要な示唆です。****同じグループでも、どの会社に入るかで報酬水準が大きく変わる。****そして、その差は個人の能力ではなく事業の収益構造から来ています。****決済は、取扱量が増えても人員を比例して増やす必要がない事業です。GMO-PGは連結882人で売上収益824億円(1人あたり約9,354万円)、GMO-FGは123名で179億円(同約1億4,575万円)。電子認証・クラウドのGMOグローバルサイン・HDは962人で206億円(同約2,149万円)。****4倍以上の差があります。そのうえで、GMO-PGには決済以外の柱もあります。****金融関連事業(19,188,123千円・+16.6%)は売上収益の約23.3%を占め、決済代行より速く伸びています。決済で得た取引データを金融サービスにつなげる——この方向は、当メディアが同じ時期に読んだBASEの「YELL BANK」(自社マーチャント向け資金調達)とも共通します。プラットフォームを持つ会社が金融に進むという流れです。面接では3つ聞いてください。1つ目、「金融関連事業の中身と、決済データとの関係を教えてください」。2つ目、「グループ内の他社との人事交流はありますか」。3つ目、「取扱量の伸びに対して、人員はどう増やす計画ですか」

働き方とキャリア形成の特徴

有価証券報告書から読み取れる働き方の特徴は、次のとおりです。

1. 決済が事業の中心である

オンライン課金、継続課金、対面、後払い。**決済代行事業だけで売上収益の約74.8%**を占めます。

2. 金融関連事業も柱の1つである

売上収益19,188,123千円(約23.3%)で、前年同期比16.6%増と決済代行より速く伸びています。

3. 提出会社に人員の約7割が所属する

連結882人のうち提出会社594人(約67.3%)。

4. 全社(共通)の比率が一定ある

連結130人、提出会社96人。提出会社の約16.2%です。

5. 労働組合はない

「労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております」と記載されています。

向いている人/向いていない人

向いている可能性がある人

向いていない可能性がある人

選考に向けた準備

1. 決済事業の資金の流れを理解する

営業CF53,759,555千円(売上収益の約65%)、総資産406,800,093千円(同約4.9倍)、持分比率27.8%。**これらはすべて、加盟店への支払い前の資金を預かる構造から来ています。**この点を理解して話せると、財務の読み方が伝わります。

2. 3つのセグメントの違いを押さえる

決済代行(564人・61,677百万円)、金融関連(132人・19,188百万円)、決済活性化(56人・1,766百万円)。**伸び率は金融関連16.6%、決済活性化17.0%が決済代行10.3%を上回ります。**応募先を確認しておきましょう。

3. 取扱量と売上の関係を語れるようにする

決済処理件数+17.4%、決済処理金額+16.5%に対し、売上収益は+11.8%。取扱量ほどには売上が伸びない構造を理解したうえで、「自分は何を伸ばすのか」を整理しておくと良いでしょう。

まとめ

よくある質問

Q. GMOペイメントゲートウェイの平均年収はいくらですか?

A. 有価証券報告書(第32期・2025年9月期)によると、提出会社の平均年間給与は10,973,370円です。平均年齢37.5歳、平均勤続年数6.3年で、賞与および基準外賃金を含みます。従業員数は提出会社594人(連結882人)です。

Q. どんな事業をしていますか?

A. 報告セグメントは3つです。決済代行事業(オンライン課金分野、継続課金分野、対面分野、「GMO後払い」。売上収益61,677,405千円)、金融関連事業(同19,188,123千円・前年同期比16.6%増)、決済活性化事業(同1,766,200千円・同17.0%増)です。

Q. 自己資本比率が低いようですが、財務は大丈夫ですか?

A. 有価証券報告書によると、親会社所有者帰属持分比率は27.8%です。ただし総資産406,800,093千円は売上収益の約4.9倍にあたり、決済代行事業では加盟店への支払い前の資金を預かるため、総資産と負債が事業規模以上に膨らむ構造があります。同期の営業活動によるキャッシュ・フローは53,759,555千円(売上収益の約65%)、営業利益率は約38.0%です。


※本記事は、GMOペイメントゲートウェイ株式会社が提出した有価証券報告書(第32期)および公式サイトの公開情報をもとに構成しています。数値は同報告書に記載された時点のものです。募集要項や制度は変更される場合がありますので、応募前に公式採用ページを必ずご確認ください。口コミに関する記述は、公開されている投稿の傾向を要約したものであり、個別の投稿を引用したものではありません。

出典

本記事は 2026/8/18 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)