サントリーホールディングスの評判|年収・働き方・選考対策まで解説

サントリーホールディングス 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/6

サントリーホールディングス株式会社の公式サイトによると、2025年12月期の連結売上収益(酒税控除後)は30,701億円、連結営業利益は2,212億円です。前期の営業利益は3,289億円でしたから、約33%減っています。売上はほぼ横ばいです。この記事では、その中身を公表情報から整理します。

売上は横ばい、営業利益は約33%減

公式サイトの業績ハイライト(IFRS基準)によると、通期の推移は次のとおりです。

項目2021年12月期2022年12月期2023年12月期2024年12月期2025年12月期
売上収益(酒税込み)25,592億円29,701億円32,851億円34,179億円34,325億円
売上収益(酒税控除後)22,857億円26,588億円29,521億円30,797億円30,701億円
営業利益2,475億円2,765億円3,172億円3,289億円2,212億円
親会社の所有者に帰属する当期利益1,140億円1,362億円1,727億円1,762億円866億円
調整後営業利益2,519億円2,706億円3,169億円3,172億円2,843億円
売上営業利益率11.0%10.2%10.7%10.3%9.3%
資本合計21,474億円26,228億円30,583億円35,680億円37,443億円
総資産49,340億円54,804億円60,428億円63,315億円65,795億円

数値は公式サイトの業績ハイライト(2026年3月6日更新)によります。売上営業利益率は調整後営業利益を売上収益(酒税控除後)で割ったものと注記されています。

売上収益(酒税控除後)は30,797億円から30,701億円へ、ほぼ横ばいです。

一方、営業利益は3,289億円から2,212億円へ約32.7%減。当期利益は1,762億円から866億円へ約50.9%減となりました。

調整後営業利益との差が広がった

公式サイトの注記には、調整後営業利益が「営業利益から非経常的な要因により発生した損益を除いて算出」したものと記載されています。

年度営業利益調整後営業利益
2023年12月期3,172億円3,169億円+3億円
2024年12月期3,289億円3,172億円+117億円
2025年12月期2,212億円2,843億円△631億円

2024年12月期までは営業利益が調整後営業利益と同水準か上回っていました。2025年12月期は調整後営業利益2,843億円に対して営業利益2,212億円と、631億円下回っています。

非経常的な要因による損失が発生したことが、この差から読み取れます。

調整後営業利益で見ると3,172億円から2,843億円へ約10.4%減。営業利益の約32.7%減より緩やかです。

なお2026年12月期の予想は売上収益(酒税込み)35,800億円、営業利益2,800億円、当期利益1,150億円とされています。

会社の規模

公式サイトの企業概要によると、次のとおりです。

項目内容
会社名サントリーホールディングス株式会社
創業1899年
設立2009年2月16日
資本金700億円
事業内容グループ全体の経営戦略の策定・推進、およびコーポレート機能
グループ会社259社(2025年12月31日現在)
従業員数41,628人(2025年12月31日現在)
本社大阪オフィス(大阪市北区堂島浜)/サントリーワールドヘッドクォーターズ(東京都港区台場)

創業は1899年ですが、持株会社である現在のサントリーホールディングス株式会社の設立は2009年2月16日です。

公開情報から読み取れる範囲

以下は、公式サイトの公表情報から読み取れる範囲の整理です。個別の口コミではなく、開示された数値をもとにしています。

年収・評価制度

サントリーホールディングス株式会社は非上場です。有価証券報告書は提出していますが、公式サイトの企業概要や業績ハイライトには平均年間給与の記載がありません。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

ワークライフバランス

労働時間に関する公表数値は、公式サイトの企業概要と業績ハイライトからは確認できません。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

キャリア・成長機会

グループ会社は259社(2025年12月31日現在)、従業員数は41,628人です。連結売上収益(酒税込み)は34,325億円で、酒類・飲料を中心に事業を展開しています。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

社風・人間関係

創業は1899年、持株会社の設立は2009年2月16日です。資本金700億円で、株式は上場していません。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

エージェントベストの見解

2025年12月期の数字は、読み方を間違えやすい形をしています。営業利益が3,289億円から2,212億円へ約33%減。当期利益は約51%減。ここだけ見ると事業が急に悪化したように見えます。ところが売上収益(酒税控除後)は30,797億円から30,701億円へほぼ横ばいで、調整後営業利益は3,172億円から2,843億円へ約10.4%減にとどまります。公式サイトの注記によれば、調整後営業利益は「営業利益から非経常的な要因により発生した損益を除いて算出」したものです。つまり2025年の落ち込みの大半は、その期限りの要因によるものと読めます。応募を検討する立場では、この2つの数字を両方見てください。本業の稼ぐ力は約10%落ち、そこに一時的な要因が上乗せされた。2026年12月期の予想は営業利益2,800億円ですから、回復を見込んでいることも分かります。面接で業績に触れるなら、調整後営業利益まで含めて話すと理解の深さが伝わります。

報酬について確認できること

サントリーホールディングス株式会社は非上場です。公式サイトの企業概要や業績ハイライトには平均年間給与の記載がありません。

なお同社は社債を発行しており、有価証券報告書を提出しています。公式サイトには有価証券報告書のページが設けられています。

グループには上場会社もあります。サントリー食品インターナショナル株式会社は東証プライム市場に上場しており、有価証券報告書を提出しています。応募先がどの会社になるかによって、確認できる情報が変わります。

飲料・消費財の分野で有価証券報告書を提出している会社の水準を参考として挙げます。

会社平均年間給与開示の形
サントリーホールディングス非上場・公式サイトに記載なし
株式会社しまむら7,224千円有価証券報告書(正社員2,914名についての数値)
イオン株式会社(提出会社)9,329,258円有価証券報告書(純粋持株会社)

いずれもサントリーホールディングスの水準を示すものではありません。

実額は選考の過程で確認してください。

持株会社という位置づけ

公式サイトの企業概要によると、サントリーホールディングス株式会社の事業内容は「グループ全体の経営戦略の策定・推進、およびコーポレート機能」です。

つまり酒類や飲料の製造・販売そのものは、グループの事業会社が担っています。グループ会社は259社です。

従業員数41,628人はグループ全体の人数です。持株会社単体の人数は公式サイトには記載されていません。

本社は2か所記載されています。大阪オフィス(大阪市北区堂島浜)と、サントリーワールドヘッドクォーターズ(東京都港区台場)です。

創業は1899年で、公式サイトには創業者が大阪に鳥井商店を開業しぶどう酒の製造販売を始めたところから歴史が始まった旨が記載されています。

財務面では、資本合計が21,474億円(2021年12月期)から37,443億円(2025年12月期)へ増えています。総資産は49,340億円から65,795億円です。総資産に対する資本合計の比率は、2021年12月期の約43.5%から2025年12月期の約56.9%へ上がりました。

EBITDA(営業利益+減価償却費及び償却費-その他の収益+その他の費用と注記)は3,757億円(2021年12月期)から4,443億円(2025年12月期)へ推移しています。2024年12月期の4,665億円からは減少しました。

この環境で積める経験

この会社でのキャリアを考えるうえで、押さえるべき点が3つあります。

第一に、規模が大きいです。 連結売上収益(酒税込み)34,325億円、従業員41,628人、グループ会社259社。

第二に、直近は減益です。 営業利益は3,289億円から2,212億円へ約32.7%減、当期利益は1,762億円から866億円へ約50.9%減となりました。

第三に、上場していません。 株式市場の評価にさらされない一方、開示される情報は上場企業より限られます。

向いている人/向いていない人

向いている人

消費財のブランドづくりに関心がある方

創業1899年で、酒類・飲料を中心に事業を展開しています。連結売上収益(酒税込み)は34,325億円です。

海外を含む事業に関わりたい方

グループ会社は259社です。売上収益(酒税込み)は5期で25,592億円から34,325億円へ約1.34倍になりました。

長い時間軸で判断する環境を選びたい方

非上場のため、四半期ごとの株価の動きに事業判断が左右されにくい構成です。

向いていない人

入社前に処遇の水準を確認したい方

非上場であり、公式サイトの企業概要や業績ハイライトには平均年間給与の記載がありません。

業績が伸び続ける局面を求める方

2025年12月期は売上収益(酒税控除後)が前期比でほぼ横ばい、営業利益は約32.7%減、当期利益は約50.9%減となりました。

エージェントベストの見解

面接で問われるのは、「非上場であることをどう捉えているか」です。この会社は株式を公開していません。持株会社の設立が2009年で、創業は1899年。100年以上の歴史を持ちながら市場の評価にさらされない構造を選んでいます。応募者の多くはこれを「安定している」と受け取りますが、それだけでは浅い。上場していないということは、資金調達の手段が限られ、その代わりに短期の利益より長期の投資を選びやすいということです。実際、2025年12月期は営業利益が約33%減っても、2026年12月期は2,800億円への回復を見込む計画を出しています。準備としてお伝えしているのは、自分の経験のなかで「短期の数字を落としてでも先に投じた判断」を1つ用意しておくことです。ブランドや設備、人材の育成。回収に時間がかかるものに関わった経験は、この会社の時間軸と噛み合います。募集の有無と職種は、必ず公式の採用ページでご確認ください。

選考に向けた準備

応募の前に確かめること

サントリーホールディングス株式会社は持株会社で、事業内容は「グループ全体の経営戦略の策定・推進、およびコーポレート機能」です。実際の事業はグループの事業会社が担っています。

グループ会社は259社で、そのなかにはサントリー食品インターナショナル株式会社のような上場会社も含まれます。応募先がどの会社になるかを確認してください。

また非上場のため、平均年間給与や労働時間の数値が公表されていません。処遇と働き方は選考の過程で確認する項目になります。

募集要項の詳細は公式の採用ページでご確認ください。

志望動機で問われること

「なぜ消費財か」と「なぜサントリーか」の2段で組み立てます。

前者については、素材メーカーやBtoB企業との違いをどう捉えているかを説明します。消費者が直接手に取る商品を扱う点が前提になります。

後者の材料は公表情報にあります。連結売上収益(酒税込み)34,325億円という規模。グループ会社259社、従業員41,628人。売上収益が5期で約1.34倍になった一方、2025年12月期は営業利益が約32.7%減となったこと。調整後営業利益で見ると約10.4%減にとどまること。2026年12月期は営業利益2,800億円への回復を見込んでいること。

営業利益と調整後営業利益の両方に触れられると、数字を丁寧に読んでいることが伝わります。

職務経歴書で見られるポイント

消費財の中途採用では、担当したブランドや商品と、動かした指標が読まれます。

マーケティングの経験がある方は、担当したブランドの規模と、認知率・購入率・リピート率などの指標をどう動かしたかを書きます。

営業の経験がある方は、担当したチャネルと得意先、そして配荷率や棚の確保をどう進めたかを書きます。飲料・酒類は流通との関係が事業の中心にあります。

生産・技術の経験がある方は、担当した工程と、品質や歩留まりの変化を書きます。

研究開発の経験がある方は、担当した領域と、商品化に至った件数を書きます。

海外での勤務経験がある方は、担当した地域と、市場ごとの違いにどう対応したかを書きます。

いずれの場合も、案件ごとに、置かれていた状況、自分が選んだ打ち手、動いた数値を短く添えます。

まとめ

サントリーホールディングス株式会社は非上場の持株会社で、創業1899年、設立2009年2月16日、資本金700億円です。公式サイトの企業概要によると、グループ会社は259社、従業員数は41,628人(いずれも2025年12月31日現在)。事業内容は「グループ全体の経営戦略の策定・推進、およびコーポレート機能」です。業績ハイライト(IFRS基準)によると、2025年12月期の連結売上収益は酒税込み34,325億円、酒税控除後30,701億円、営業利益2,212億円、親会社の所有者に帰属する当期利益866億円。前期は営業利益3,289億円、当期利益1,762億円でしたから、それぞれ約32.7%減、約50.9%減です。一方、非経常的な損益を除いた調整後営業利益は3,172億円から2,843億円へ約10.4%減にとどまります。資本合計37,443億円、総資産65,795億円。2026年12月期は売上収益(酒税込み)35,800億円、営業利益2,800億円、当期利益1,150億円を見込んでいます。

よくある質問

Q. サントリーホールディングスの年収はどのくらいですか。

A. 非上場であり、公式サイトの企業概要や業績ハイライトには平均年間給与の記載がありません。なお同社は社債を発行しており有価証券報告書を提出しているため、公式サイトの「有価証券報告書等」のページから確認できます。グループにはサントリー食品インターナショナル株式会社のような上場会社もあり、応募先によって確認できる情報が変わります。実額は選考の過程でご確認ください。

Q. 2025年12月期はなぜ減益だったのですか。

A. 公式サイトの業績ハイライトによると、2025年12月期の営業利益は2,212億円で前期の3,289億円から約32.7%減、親会社の所有者に帰属する当期利益は866億円で前期の1,762億円から約50.9%減です。一方、売上収益(酒税控除後)は30,797億円から30,701億円とほぼ横ばいで、非経常的な要因による損益を除いた調整後営業利益は3,172億円から2,843億円へ約10.4%減にとどまります。営業利益と調整後営業利益の差は2024年12月期の+117億円から2025年12月期の△631億円へ転じており、その期限りの要因による損失が発生したことが読み取れます。

Q. どのくらいの規模の会社ですか。

A. 公式サイトの企業概要によると、グループ会社は259社、従業員数は41,628人(いずれも2025年12月31日現在)です。2025年12月期の連結売上収益は酒税込みで34,325億円、酒税控除後で30,701億円。資本合計37,443億円、総資産65,795億円です。創業は1899年、持株会社であるサントリーホールディングス株式会社の設立は2009年2月16日で、資本金は700億円です。本社は大阪オフィス(大阪市北区堂島浜)とサントリーワールドヘッドクォーターズ(東京都港区台場)の2か所が記載されています。

本記事は2026年8月時点で公開されている情報にもとづいています。最新の募集要項や選考プロセスは、各社の公式サイトでご確認ください。

出典

本記事は 2026/8/6 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)