損保ジャパンシステムズの評判|年収・働き方・選考対策まで解説

損保ジャパンシステムズ 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/8

損保ジャパンシステムズという社名で検索する方が今も多くいますが、この会社の現在の商号はSOMPOシステムズ株式会社です。公式サイトの沿革によると、2016年10月に損保ジャパン日本興亜システムズ株式会社から現社名へ変更されています。この記事では、公式の会社概要と親会社の有価証券報告書から、この会社の実像を整理します。

社名は3回変わっている

まず沿革を確認します。公式サイトには、2つの会社が合流してできた経緯が記載されています。

一方の系譜は、1984年4月に「安田システム開発株式会社」として設立され、1989年6月に「安田火災システム開発株式会社」へ社名変更。1995年8月に株式会社安田火災インフォメーション・テクノロジーのホスト開発部門と統合再編し、2002年7月に「株式会社損保ジャパン・システムソリューション」へ社名変更、2005年4月に株式会社損害保険ジャパンの情報システム部と組織再編しています。

もう一方の系譜は、1971年12月に日本チェコ機械株式会社のNCソフトウェア部門として設立され、1975年7月に「株式会社ニッカシステム開発」へ社名変更。1993年4月に「興亜火災情報システム株式会社」が設立され、2002年4月に両社を統合して「エヌ・ケイ・システムズ株式会社」となり、2010年10月に日本興亜損害保険株式会社の情報システム部と組織再編しています。

この2社が2011年4月に合併して「NKSJシステムズ株式会社」となり、2014年9月に「損保ジャパン日本興亜システムズ株式会社」へ、2016年10月に「SOMPOシステムズ株式会社」へと商号が変わりました。

年月商号
2011年4月NKSJシステムズ株式会社(2社が合併)
2014年9月損保ジャパン日本興亜システムズ株式会社
2016年10月SOMPOシステムズ株式会社

つまり「損保ジャパンシステムズ」に近い商号が使われていたのは2014年9月から2016年10月までの期間です。応募する際は、現商号のSOMPOシステムズ株式会社で採用情報を確認してください。

従業員1,804名、拠点は5か所

公式サイトの会社概要に記載されている内容です。

項目内容
会社名SOMPOシステムズ株式会社
上場区分非上場(SOMPOホールディングスの連結子会社)
本社所在地東京都立川市曙町2-41-19 損保ジャパン立川ビル
資本金7,000万円
従業員数1,804名(男性1,133名/女性671名、2026年4月現在)
事業内容コンピュータおよび関連機器による情報処理サービスの受託業務、ソフトウェアの開発受託および販売業務
主要取引先損害保険ジャパン株式会社、SOMPOひまわり生命保険株式会社、SOMPOダイレクト損害保険株式会社、他SOMPOグループ関連会社
拠点立川本社、中野、新宿、霞が関、大阪の5か所

本社が立川にある点は、応募前に確認しておくべきところです。公式サイトには立川駅北口から徒歩約5分と記載されています。都心のオフィスを想定していると前提がずれます。

事業の性格も、主要取引先の記載から読み取れます。並んでいるのは損害保険ジャパン、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOダイレクト損害保険と、他のグループ関連会社です。グループ内のシステムを担う会社という位置づけになります。

沿革を見ても、2005年4月に損害保険ジャパンの情報システム部と、2010年10月に日本興亜損害保険の情報システム部と、それぞれ組織再編しています。事業会社の情報システム部門が母体にある構成です。

エージェントベストの見解

この会社を検討する方から最も多い質問が年収です。先にお伝えすると、この会社の平均年間給与は公開されていません。非上場で自社の有価証券報告書がなく、親会社であるSOMPOホールディングスの有価証券報告書にも、この会社の売上・従業員数・給与は載っていないためです。載っているのは多様性の3指標だけです。ですから面接では、次の4点を自分から確認してください。1つ目は等級制度と、自分が入社時にどの等級に位置づけられるか。2つ目は賞与の決まり方(会社業績連動か個人評価か、その比率)。3つ目は勤務地で、立川本社・中野・新宿・霞が関・大阪の5拠点のどこになるか。4つ目は担当する領域で、損害保険ジャパン向けなのか、ひまわり生命向けなのか、ダイレクト損保向けなのかです。数字が公開されていない会社は、聞くべきことを決めてから面接に行くかどうかで、得られる情報量が大きく変わります。

開示された数値から読み取れること

以下は、公式の会社概要と親会社の有価証券報告書から読み取れる範囲の整理です。個別の口コミではなく、開示された情報をもとにしています。

年収・評価制度

SOMPOシステムズの平均年間給与は公開されていません。非上場のため自社では有価証券報告書を提出しておらず、親会社であるSOMPOホールディングス株式会社の有価証券報告書 第16期(2026年3月期)にも、この会社の売上高・従業員数・給与に関する記載はありません。

一般に、システム開発を担うグループ会社の報酬は、親会社である保険会社とは別の制度で設計されていることが多い領域です。ただしこの会社について制度の詳細が公開されているわけではないため、具体的な水準や評価の仕組みは選考の過程でご確認ください。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

ワークライフバランス

親会社の有価証券報告書には、連結子会社の指標としてSOMPOシステムズ株式会社の数値が記載されています。男性労働者の育児休業取得率は72%です。

残業時間は開示されていません。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

キャリア・成長機会

公式サイトの事業内容は、コンピュータおよび関連機器による情報処理サービスの受託業務、ソフトウェアの開発受託および販売業務です。主要取引先は損害保険ジャパン、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOダイレクト損害保険と他のグループ関連会社と記載されています。

損害保険、生命保険、ダイレクト損保という3種類の領域が並んでいる点は、担当領域によって扱う業務知識が変わることを意味します。

沿革では、2005年4月と2010年10月に、それぞれ損害保険ジャパンと日本興亜損害保険の情報システム部と組織再編したと記載されています。保険会社の基幹システムに近い位置にある会社です。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

社風・人間関係

親会社の有価証券報告書によると、SOMPOシステムズ株式会社の管理職に占める女性労働者の割合は10.5%です。労働者の男女の賃金の差異は全労働者76.0%、正規雇用労働者77.9%、パート・有期労働者67.0%と記載されています。

従業員の男女比は、公式サイトによれば男性1,133名・女性671名(2026年4月現在)で、女性の比率は約37.2%です。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

グループ内のIT関連会社と並べて見る

親会社の有価証券報告書には、連結子会社ごとの多様性指標が並んでいます。IT関連の会社と主要取引先を抜き出すと、位置関係が見えます。

会社管理職に占める女性労働者の割合男性労働者の育児休業取得率労働者の男女の賃金の差異(全労働者)
損害保険ジャパン株式会社14.1%86%49.7%
SOMPOひまわり生命保険株式会社31.6%102%57.0%
SOMPOダイレクト損害保険株式会社21.4%60%75.4%
SOMPOシステムズ株式会社10.5%72%76.0%
日本コンピュータシステム株式会社6.4%66%75.6%
SOMPOリスクマネジメント株式会社20.3%100.0%74.8%

管理職に占める女性労働者の割合は2026年4月1日現在の実績、その他の指標は当事業年度の実績と注記されています。SOMPOひまわり生命保険の育児休業取得率のように数値が100を超える表記があるのは、算出方法上、対象期間中の出生数と取得者数の対応関係によるものです。

賃金の差異を見ると、システム系の2社(76.0%、75.6%)は保険会社本体(49.7%)よりも差が小さくなっています。有価証券報告書には、差異が生じる主要因として、資格等級・職務等の水準が高い管理職の男性比率が高いことが挙げられ、職務等が同じである場合は性別による賃金の差異は発生しない給与制度であると記載されています。

向いている人/向いていない人

向いている人

金融・保険の業務知識を積み上げたい方

主要取引先は損害保険ジャパン、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOダイレクト損害保険と他のグループ関連会社です。保険の業務プロセスに近い位置で仕事をすることになります。

受託開発と運用の両方に関わりたい方

事業内容は情報処理サービスの受託業務と、ソフトウェアの開発受託および販売業務です。作るところと動かすところの両方が事業に含まれています。

立川を含む勤務地を受け入れられる方

本社は東京都立川市曙町、立川駅北口から徒歩約5分と記載されています。ほかに中野、新宿、霞が関、大阪の拠点があります。

向いていない人

入社前に平均年収を数字で確認したい方

非上場で自社の有価証券報告書がなく、親会社の有価証券報告書にも売上・従業員数・給与の記載がありません。公開されているのは多様性の3指標のみです。

幅広い業種の顧客を担当したい方

主要取引先はグループ各社です。業種を横断して顧客を開拓する仕事とは性質が異なります。

エージェントベストの見解

この会社で起きやすいのが、社名から前提を取り違えたまま応募してしまうケースです。3点だけ確認してください。1点目は商号で、現在は損保ジャパンシステムズではなくSOMPOシステムズ株式会社です。公式サイトの沿革では2016年10月に変更されています。求人を探すときも、面接で会社について話すときも、現商号を使ってください。2点目は勤務地で、本社は東京都立川市です。中野・新宿・霞が関・大阪の拠点もありますが、本社機能は立川にあります。3点目は顧客で、主要取引先は損害保険ジャパン、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOダイレクト損害保険と他のグループ関連会社。外部の顧客を新規に開拓するタイプの会社ではありません。この3点を押さえたうえで、「保険のどの業務のシステムに関わりたいか」まで具体化できていると、志望動機が地に足のついたものになります。

選考に向けた準備

応募の前に確かめること

現在の商号はSOMPOシステムズ株式会社です。SOMPOホールディングス株式会社の連結子会社として、親会社の有価証券報告書に多様性指標が記載されています。

資本金は7,000万円、従業員数は1,804名(男性1,133名/女性671名、2026年4月現在)、拠点は立川本社、中野、新宿、霞が関、大阪の5か所です。

年収・売上高・利益は公開されていません。面接で確認する項目を事前に決めておくことをおすすめします。

募集要項の詳細は公式の採用ページでご確認ください。

志望動機で問われること

「なぜ金融・保険のシステムか」と「なぜこの会社か」の2段で組み立てます。

前者については、損害保険、生命保険、ダイレクト損保のどの領域に関わりたいのかを具体化します。主要取引先の3社はそれぞれ別の商品と業務プロセスを持っています。

後者の材料は公式情報にあります。1984年設立の安田システム開発と1971年設立のNCソフトウェア部門という2つの系譜が2011年に合流したこと。2005年4月に損害保険ジャパンの情報システム部と、2010年10月に日本興亜損害保険の情報システム部と組織再編し、保険会社の基幹システムに近い位置にあること。従業員1,804名で立川本社を含む5拠点を持つこと。

「事業会社の情報システム部門が母体にある会社である」という点に触れられると、下調べの深さが伝わります。

職務経歴書で見られるポイント

保険・金融系のシステムに関わる中途採用では、担当したシステムと、そこで動かした数値が読まれます。

基幹システム開発の経験がある方は、対象業務と規模、要件定義から運用までのどこを担ったか、関係部門とどう合意を作ったかを書きます。

保険業務の経験がある方は、担当した商品や業務プロセスと、システム側にどう関わったかを書きます。業務知識はこの会社の顧客に直結します。

インフラ・運用の経験がある方は、担当した基盤の規模と可用性、障害対応や移行でどこを担ったかを書きます。

プロジェクトマネジメントの経験がある方は、案件の規模と期間、予算とスケジュールの管理方法、体制の作り方を書きます。

品質管理・テストの経験がある方は、対象システムの規模と、品質指標をどう改善したかを書きます。基幹システムは検証工程の比重が大きい領域です。

いずれの場合も、案件ごとに、置かれていた状況、自分が選んだ打ち手、動いた数値を短く添えます。

まとめ

損保ジャパンシステムズという名称で知られる会社の現在の商号は、SOMPOシステムズ株式会社です。公式サイトの沿革によると、2011年4月に株式会社損保ジャパン・システムソリューションとエヌ・ケイ・システムズ株式会社が合併してNKSJシステムズ株式会社となり、2014年9月に損保ジャパン日本興亜システムズ株式会社、2016年10月にSOMPOシステムズ株式会社へ商号変更しています。本社は東京都立川市曙町2-41-19、資本金は7,000万円、従業員数は1,804名(男性1,133名/女性671名、2026年4月現在)、拠点は立川本社・中野・新宿・霞が関・大阪の5か所です。事業内容は情報処理サービスの受託業務とソフトウェアの開発受託および販売業務で、主要取引先は損害保険ジャパン、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOダイレクト損害保険と他のSOMPOグループ関連会社です。親会社の有価証券報告書 第16期(2026年3月期)には、管理職に占める女性労働者の割合10.5%、男性労働者の育児休業取得率72%、労働者の男女の賃金の差異76.0%が記載されています。

よくある質問

Q. 損保ジャパンシステムズの年収はどのくらいですか。

A. この会社の平均年間給与は公開されていません。非上場のため自社では有価証券報告書を提出しておらず、親会社であるSOMPOホールディングス株式会社の有価証券報告書 第16期(2026年3月期)にも、売上高・従業員数・給与に関する記載はありません。同報告書に載っているのは、管理職に占める女性労働者の割合10.5%、男性労働者の育児休業取得率72%、労働者の男女の賃金の差異(全労働者76.0%、正規雇用労働者77.9%、パート・有期労働者67.0%)の3指標のみです。等級制度や賞与の決まり方を含め、待遇は選考の過程でご確認ください。

Q. 社名が変わったのですか。

A. 公式サイトの沿革によると、2011年4月に株式会社損保ジャパン・システムソリューションとエヌ・ケイ・システムズ株式会社が合併してNKSJシステムズ株式会社が発足し、2014年9月に損保ジャパン日本興亜システムズ株式会社へ、2016年10月にSOMPOシステムズ株式会社へ商号変更しています。応募や情報収集の際は、現商号のSOMPOシステムズ株式会社でご確認ください。前身をさかのぼると、1984年4月設立の安田システム開発株式会社と、1971年12月に日本チェコ機械株式会社のNCソフトウェア部門として設立された会社の2つの系譜に行き着きます。

Q. どんな仕事をする会社ですか。

A. 公式サイトの会社概要によると、事業内容は「コンピュータおよび関連機器による情報処理サービスの受託業務、ソフトウェアの開発受託および販売業務」です。主要取引先は損害保険ジャパン株式会社、SOMPOひまわり生命保険株式会社、SOMPOダイレクト損害保険株式会社、他SOMPOグループ関連会社と記載されています。沿革では2005年4月に損害保険ジャパンの情報システム部と、2010年10月に日本興亜損害保険の情報システム部とそれぞれ組織再編しており、保険会社の基幹システムに近い位置にある会社です。従業員数は1,804名、拠点は立川本社・中野・新宿・霞が関・大阪の5か所です。

本記事は2026年8月時点で公開されている情報にもとづいています。最新の募集要項や選考プロセスは、各社の公式サイトでご確認ください。

出典

本記事は 2026/8/8 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

この記事のタグ

事業会社・SIerの他の企業

事業会社・SIerの企業一覧を見る →

監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)