SRAホールディングスの評判|年収・働き方・選考対策まで解説

SRAホールディングス 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/18

有価証券報告書に記載された最大人員会社・株式会社SRAの平均勤続年数は21.6年です。平均年齢46.9歳、平均年間給与6,765千円。当メディアがこれまで扱ってきたSI企業のなかで、勤続年数はもっとも長い部類にあたります。そして連結従業員数は5期で1,391名から1,398名へ、ほぼ横ばい。そのあいだに売上高は32.5%増えました。この記事では、有価証券報告書から事業と組織の実態を整理します。

会社概要と損害保険代理業から始まった持株会社

項目内容
会社名株式会社SRAホールディングス
上場区分東京証券取引所プライム市場(証券コード3817)
決算期3月
従業員数連結1,398人/提出会社10人(2026年3月31日現在)
報告セグメント開発事業/運用・構築事業/販売事業
構成連結子会社13社、非連結子会社5社、関連会社3社

有価証券報告書の沿革には、意外な出発点が記載されています。

年月内容
1991年1月東京都千代田区に、損害保険代理業を目的として有限会社アール・エム・ビジネスを設立
2006年5月株式会社へ組織変更し、東京都豊島区へ移転
2006年6月株式会社SRAホールディングスに商号変更
2006年9月東京証券取引所市場第一部に上場。株式交換により株式会社SRAを完全子会社化
2011年6月愛司聯發軟件科技(上海)有限公司を中国に設立
2011年10月SRA IP Solutions(Asia Pacific)Pte.Ltd.をシンガポールに設立
2012年6月SRA International Holdings, Inc.を海外子会社の資産管理を目的に米国に設立
2012年9月Cavirin Systems, Inc.を米国に設立
2017年12月Soft Road Apps DOOをセルビアに設立
2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行
2022年6月SRA OSS合同会社(現・株式会社SRA OSS)を設立

**持株会社そのものは損害保険代理業の会社として1991年に生まれ、2006年に商号を変え、株式交換で株式会社SRAを傘下に収めた。**これが現在の形に至る経緯です。事業会社である株式会社SRAの歴史は、持株会社の設立年より前にさかのぼります。

海外拠点は中国(上海)、シンガポール、米国、そしてセルビア。欧州の開発拠点としてセルビアを選んでいる点は、日本のSI企業では珍しい配置です。

開発・運用構築・販売という3つの事業

有価証券報告書によると、同社グループの事業は3つの報告セグメントに分かれます。

セグメント内容
開発事業メインフレーム系の大規模システムの一貫開発、オープン系システムインテグレーション、ソリューションビジネス、オープンソースビジネス
運用・構築事業システムの運用、インフラの構築
販売事業ライセンスを含めたパッケージソフトの販売、インテグレーションサービスにおけるサーバーを中心とするシステム機器の販売、IT導入に関するコンサルティング・サービス

主要な事業会社は株式会社SRA、株式会社ソフトウエア・サイエンス、SRA AMERICA, INC.です。販売事業には株式会社AIT、株式会社SRAプロフェッショナルサービス、株式会社SRA OSS、SRA OSS, Inc.、InterTech Data Systems, Inc.、Cavirin Systems, Inc.、Proxim Wireless Corporationが関わります。

オープンソースビジネスを事業の柱の1つとして明記している点は、この会社の特徴です。SRA OSSという専業会社を国内外に持っています。

評判の傾向

以下は公開されている口コミの傾向を要約したものです。個別の投稿は引用していません。

年収・評価制度

有価証券報告書(第36期・2026年3月期)によると、最大人員会社である株式会社SRAの平均年間給与は6,765千円、平均年齢46.9歳、平均勤続年数21.6年です。平均年間給与の対前事業年度増減率は1.9%となっています。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

ワークライフバランス

有価証券報告書によると、グループに労働組合は結成されていませんが、主要子会社である株式会社SRAには管理職を除く従業員で構成される「SRA従業員協議会」が組織されています。同社の男性労働者の育児休業取得率は100.0%です。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

キャリア・成長機会

有価証券報告書の人材戦略には、AI・クラウド・セキュリティ分野の専門人材を重点領域として拡充する方針、資格取得支援・資格手当制度の整備、プロフェッショナル職掌での処遇が記載されています。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

社風・人間関係

株式会社SRAの平均勤続年数は21.6年、平均年齢46.9歳です。25歳前後で入社した方が20年以上続けている計算になります。

※公開されている口コミの傾向をまとめたものです

エージェントベストの見解

**平均勤続年数21.6年という数字は、良い面と考えるべき面の両方を示します。**まず良い面。この会社は人が辞めていません。当メディアが同じ時期に扱ったSI企業の平均勤続年数は3.2年、10.5年、13.4年、17.1年でした。21.6年は突出しています。制度も人間関係も、長く働ける状態にあると考えるのが自然です。次に考えるべき面。平均年齢が46.9歳ということは、組織の年齢構成が上に寄っている可能性があります。連結従業員数は5期で1,391名から1,398名へ、7名しか増えていません。採用を絞ってきた期間があれば、若手が薄い層になります。この構造は中途入社の方にとって2つの意味を持ちます。1つ目、先輩が長く在籍しているぶん、技術と業務知識の蓄積が厚い。教わる相手がいるということです。2つ目、既存の人間関係が長期にわたって固まっているため、入っていく側の立ち回りが問われます。面接では「直近3年間の中途入社は何名ですか」と「その方々は現在どの職位にいますか」を聞いてください。定着の高い組織で中途がどう扱われているかは、この2問でおおよそ見えます。

最大人員会社・株式会社SRAの勤続21.6年

有価証券報告書の従業員の状況です(2026年3月31日現在)。同社は持株会社のため、開示は3段構えになっています。

連結会社の状況

セグメント従業員数
開発事業896人
運用・構築事業267人
販売事業225人
報告セグメント計1,388人
全社(共通)10人
合計1,398人

臨時従業員の総数が従業員数の10分の1未満のため、記載は省略されています。

提出会社の状況

項目数値
従業員数10人
平均年齢57.5歳
平均勤続年数7.8年
平均年間給与12,713千円
対前事業年度増減率△1.0%

提出会社の10人はすべて全社(共通)、つまり管理部門です。平均勤続年数は株式会社SRAホールディングスへ出向してからの年数である旨が注記されています。純粋持株会社の数字ですので、これを「SRAグループの年収」と読むのは適切ではありません。

最大人員会社の状況(株式会社SRA)

項目数値
従業員数822人
平均年齢46.9歳
平均勤続年数21.6年
平均年間給与6,765千円
対前事業年度増減率1.9%

**実務として参照すべきはこの欄です。**連結1,398人のうち822人、約59%が株式会社SRAに所属しています。

労働組合については、グループに労働組合は結成されていないものの、株式会社SRAにおいて管理職を除く従業員で構成される**「SRA従業員協議会」**が組織され、執行委員会・代表委員会が設けられている旨が記載されています。給与改訂、賞与支給、職場環境問題等について話し合いによる解決を図るとされています。

男女に関する指標は、提出会社が公表義務の対象外のため省略され、連結子会社の株式会社SRAについて開示されています。

項目株式会社SRA
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合8.4%
男性労働者の育児休業取得率100.0%
男女の賃金の差異(全労働者)83.3%
男女の賃金の差異(正規雇用労働者)85.8%
男女の賃金の差異(パート・有期労働者)72.7%

**男性の育児休業取得率100.0%**は、当メディアが扱ったSI企業のなかでも高い水準です。

従業員横ばいで売上32.5%増という5期

有価証券報告書の連結経営指標等の推移(第32期〜第36期)です。

決算期売上高(百万円)経常利益(百万円)当期純利益(百万円)連結従業員数
2022年3月40,2036,4633,5771,391人
2023年3月42,8647,2018791,399人
2024年3月47,1258,5754,5841,386人
2025年3月51,6178,1263,3771,388人
2026年3月53,2799,5005,6011,398人

※当期純利益は親会社株主に帰属する当期純利益

売上高は5期で32.5%増(40,203百万円→53,279百万円)。経常利益は6,463百万円から9,500百万円へ、約1.47倍です。

一方で連結従業員数はほぼ動いていません。1,391人から1,398人へ、5期で7人増。人を増やさずに売上を3割増やした構造です。当メディアが同じ時期に扱ったSI企業では、売上を伸ばしながら従業員を減らした会社、人を増やして増収した会社の両方がありましたが、この会社は「横ばい」という第3の型にあたります。

注意して読みたいのが第33期(2023年3月期)です。当期純利益が879百万円へ落ち込み、自己資本利益率(ROE)は3.4%まで下がりました。ただし同じ期の経常利益は7,201百万円で、前期の6,463百万円を上回っています。**本業の段階では減っていない。**要因は連結経営指標等の推移からは読み取れませんので、詳細は決算短信や決算説明資料でご確認ください。翌第34期には当期純利益4,584百万円、ROE16.6%へ回復しています。

財務は堅い水準です。自己資本比率は62.9%、61.2%、61.6%、59.9%、64.7%と推移し、直近期に改善しました。現金及び現金同等物の期末残高は9,902百万円から20,224百万円へ増えています。

ROEは15.0%、3.4%、16.6%、11.3%、17.4%。第33期を除けば10%台後半の水準です。

なお提出会社(持株会社単体)の数値は、営業収益3,971百万円、経常利益3,531百万円、当期純利益3,498百万円。資本金1,000百万円、発行済株式総数15,240千株です。持株会社の営業収益はグループ会社からの経営管理料や配当が中心となるため、事業規模を表す数字ではありません。

有価証券報告書に書かれた人材戦略と報酬の考え方

同社の有価証券報告書には、株式会社SRAの人材戦略が5項目で記載されています。

項目内容
高度IT人材の獲得と育成強化AI・クラウド・セキュリティ分野の専門人材を重点領域として拡充
社員のキャリア成長支援資格取得支援・資格手当制度の整備、専門スキル習得機会の提供、プロフェッショナル職掌での処遇
グローバル体制の強化海外拠点・パートナー企業との連携強化
働きがいと挑戦機会の提供エンゲージメント向上施策、働きやすい職場環境、ポストチャレンジ機会等
多様な人材確保施策勤務場所の希望を踏まえたローカル採用、地域拠点拡充等による柔軟な対応

給与・報酬の決定方針も記載されています。基本方針として掲げられているのは、職務遂行能力および職責に応じた適切な処遇の実現、成果および業績に連動した報酬体系の構築、ITエンジニア市場における競争力を踏まえた報酬水準の確保、高度技術者等の貢献度を踏まえた還元を重視した処遇制度、社員の能力開発およびキャリア形成を支援する制度の整備の5点です。

報酬構成は基本給、賞与、各種手当(資格手当、家族手当、住宅手当等)。加えて研修機会の提供、技術力向上のための教育投資、キャリア開発支援制度が挙げられています。

評価については、職責・専門性・成果等を総合的に勘案して実施し、特にITプロフェッショナルとしての技術力および付加価値創出能力を重視すると明記されています。

有価証券報告書に「資格手当」「家族手当」「住宅手当」が具体的に列挙されている会社は多くありません。手当が制度として残っている点は、給与を比較するうえで押さえておきたいところです。

働き方とキャリア形成の特徴

同社でのキャリアを考えるうえで軸になるのは、持株会社という構造です。

有価証券報告書の従業員欄が提出会社10人・最大人員会社822人と分かれているとおり、実務は事業会社側にあります。応募先が株式会社SRAなのか、株式会社ソフトウエア・サイエンスなのか、株式会社SRA OSSなのかによって、扱う技術も条件も変わります。

2つ目の軸は、3つの事業の性格差です。開発事業896人はメインフレーム系の大規模開発からオープン系SI、オープンソースビジネスまでを含みます。運用・構築事業267人はシステム運用とインフラ構築。販売事業225人はパッケージソフトとハードウェアの販売、IT導入コンサルティングです。同じグループでも、開発と販売では仕事の性格が異なります。

3つ目の軸は、オープンソースです。株式会社SRA OSSとSRA OSS, Inc.という専業会社を持ち、開発事業の内訳にオープンソースビジネスが明記されています。この領域を仕事にしたい方にとっては、国内では選択肢の限られる環境です。

4つ目の軸は、海外拠点の配置です。中国(上海)、シンガポール、米国、そしてセルビア(Soft Road Apps DOO)。欧州に開発拠点を置く日本のSI企業は多くありません。

5つ目の軸は、定着の高さです。株式会社SRAの平均勤続年数21.6年。この数字が示すのは安定である一方、組織の新陳代謝がゆるやかであることも意味します。

向いている人/向いていない人

向いている人

長く同じ会社で技術を深めたい方

株式会社SRAの平均勤続年数は21.6年、平均年齢46.9歳です。

オープンソースを仕事にしたい方

開発事業にオープンソースビジネスが明記され、SRA OSSという専業会社が国内外にあります。

育児と両立して働きたい方

株式会社SRAの男性労働者の育児休業取得率は100.0%です。

向いていない人

組織の急拡大とともにポジションを取りにいきたい方

連結従業員数は5期で1,391人から1,398人へ、7人増にとどまります。

若い組織で働きたい方

株式会社SRAの平均年齢は46.9歳です。

エージェントベストの見解

持株会社の有価証券報告書を読むときは、「提出会社の状況」を年収の目安にしないでください。この会社の提出会社欄には従業員10人・平均年間給与12,713千円と書かれています。額面だけを見れば非常に高い。しかしこの10人は持株会社の管理部門で、平均年齢57.5歳、勤続年数は「SRAホールディングスへ出向してからの年数」と注記されています。事業会社から出向してきた経営管理層の数字です。実務として参照すべきなのは「最大人員会社の状況」に記載された株式会社SRAの6,765千円のほう。連結1,398人のうち822人、約59%がここにいます。持株会社形態の企業では、この欄の名称が「重要な子会社の状況」「主要子会社である〜の状況」など会社ごとに異なります。提出会社の表のすぐ下を読む、と覚えておいてください。差は約2倍。読み間違えたまま応募すると、提示額を見たときに落差を感じることになります。なお開発事業896人、運用・構築事業267人、販売事業225人という配分も同じ欄の近くにあります。自分が入る事業がどこかを合わせて確認しておくと、面接での質問が具体的になります。

選考に向けた準備

応募の前に確かめること

株式会社SRAホールディングスは東京証券取引所プライム市場に上場しています(証券コード3817)。決算期は3月。有価証券報告書(第36期・2026年3月期)によると、連結従業員は1,398人、提出会社は10人、最大人員会社である株式会社SRAは822人です。

株式会社SRAの平均年間給与は6,765千円、平均年齢46.9歳、平均勤続年数21.6年。報告セグメントは開発事業896人、運用・構築事業267人、販売事業225人です。

応募先が持株会社なのか、株式会社SRAをはじめとする事業会社なのかは求人票で確認してください。連結子会社は13社あります。

志望動機で問われること

「なぜシステムインテグレーションか」と「なぜSRAグループか」の2段で組み立てます。

前者については、開発・運用構築・販売のどこに関わりたいのかを具体化します。同じグループでも、メインフレーム系の大規模開発とパッケージ販売では求められる力が違います。

後者の材料は有価証券報告書にあります。持株会社が1991年に損害保険代理業の会社として設立され、2006年に商号変更と株式交換で現在の形になったこと。開発事業にオープンソースビジネスを掲げ、SRA OSSという専業会社を持つこと。中国・シンガポール・米国・セルビアに拠点を置くこと。人材戦略でAI・クラウド・セキュリティを重点領域としていること。売上高が5期で32.5%増えるあいだ、従業員数はほぼ横ばいだったこと。

「人を増やさずに売上を伸ばしてきた会社で、自分は何を足せるのか」に考えを持って臨むと、面接での会話が具体的になります。

職務経歴書で見られるポイント

システムインテグレーションの中途採用では、扱ったシステムの規模と担った工程が読まれます。

大規模システム開発の経験がある方は、対象システムの規模と技術、担った工程(要件定義、設計、製造、テスト、運用・保守)、チームの人数を書きます。開発事業にはメインフレーム系の一貫開発が含まれます。

オープンソース関連の経験がある方は、扱ったプロダクト、コミュニティでの活動、商用サポートやチューニングの実績を書きます。SRA OSSがあります。

インフラ構築・運用の経験がある方は、担当した基盤の規模と体制、監視や障害対応の実績を書きます。運用・構築事業に267人が所属しています。

パッケージソフトの販売・導入経験がある方は、扱った製品と導入企業の規模、担った役割を書きます。販売事業に225人が所属しています。

AI・クラウド・セキュリティ領域の経験がある方は、使った技術と成果を書きます。人材戦略で重点領域と明記されています。

海外拠点との協業経験がある方は、対象国と体制、担った役割を書きます。中国・シンガポール・米国・セルビアに拠点があります。

いずれの場合も、置かれていた状況、選んだ打ち手、動いた数値の3点を短く添えます。

まとめ

株式会社SRAホールディングスは、1991年1月に東京都千代田区で損害保険代理業を目的として有限会社アール・エム・ビジネスとして設立され、2006年6月に現商号へ変更、同年9月に上場と同時に株式交換で株式会社SRAを完全子会社化した持株会社です(東京証券取引所プライム市場・証券コード3817)。有価証券報告書(第36期・2026年3月期)によると、連結従業員は1,398人、報告セグメントは開発事業896人、運用・構築事業267人、販売事業225人。提出会社は10人(平均年齢57.5歳・平均年間給与12,713千円)ですが、実務の目安となるのは最大人員会社である株式会社SRAの822人・平均年齢46.9歳・平均勤続年数21.6年・平均年間給与6,765千円です。業績は売上高が5期で40,203百万円から53,279百万円へ32.5%増、経常利益は6,463百万円から9,500百万円へ約1.47倍。そのあいだ連結従業員数は1,391人から1,398人へ7人増にとどまりました。自己資本比率64.7%、現金及び現金同等物20,224百万円と財務は堅く、株式会社SRAの男性育児休業取得率は100.0%。開発事業にオープンソースビジネスを掲げ、中国・シンガポール・米国・セルビアに拠点を持つ点も特徴です。

よくある質問

Q. SRAホールディングスの年収はどのくらいですか。

A. 有価証券報告書(第36期・2026年3月期)には3つの数字が並びますが、実務の目安となるのは**「最大人員会社の状況」に記載された株式会社SRA**の数字です。従業員822人、平均年齢46.9歳、平均勤続年数21.6年、平均年間給与6,765千円、対前事業年度増減率1.9%。一方「提出会社の状況」に記載された10人・平均年間給与12,713千円は持株会社の管理部門の数字で、平均勤続年数も「SRAホールディングスへ出向してからの年数」と注記されています。連結1,398人のうち822人が株式会社SRAに所属していますので、こちらを参照してください。個別の提示額は職種と等級で決まりますので、選考の過程でご確認ください。

Q. どんな事業をしている会社ですか。

A. 有価証券報告書によると、報告セグメントは開発事業(従業員896人。メインフレーム系の大規模システムの一貫開発、オープン系システムインテグレーション、ソリューションビジネス、オープンソースビジネス)、運用・構築事業(267人)、販売事業(225人。ライセンスを含めたパッケージソフトの販売、サーバーを中心とするシステム機器の販売、IT導入に関するコンサルティング・サービス)の3つです。グループは連結子会社13社、非連結子会社5社、関連会社3社で構成され、主要な事業会社は株式会社SRA、株式会社ソフトウエア・サイエンス、SRA AMERICA, INC.。海外拠点は中国(上海)、シンガポール、米国、セルビアにあります。株式会社SRA OSSとSRA OSS, Inc.というオープンソース専業の会社を持つ点が特徴です。

Q. 業績と財務はどうなっていますか。

A. 有価証券報告書の連結経営指標等の推移によると、売上高は2022年3月期の40,203百万円から2026年3月期の53,279百万円へ32.5%増。経常利益は6,463百万円から9,500百万円へ約1.47倍に増えています。ただし第33期(2023年3月期)は親会社株主に帰属する当期純利益が879百万円へ落ち込み、ROEは3.4%まで下がりました。同期の経常利益は7,201百万円と前期を上回っており本業段階での落ち込みではありませんが、要因は連結経営指標等の推移からは読み取れませんので決算短信等をご確認ください。翌期には当期純利益4,584百万円へ回復し、直近期は5,601百万円・ROE17.4%です。財務は自己資本比率64.7%、現金及び現金同等物20,224百万円と堅い水準にあります。連結従業員数は5期で1,391人から1,398人と、ほぼ横ばいで推移しています。

本記事は2026年8月時点で公開されている情報にもとづいています。最新の募集要項や選考プロセスは、各社の公式サイトでご確認ください。

出典

本記事は 2026/8/18 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)