すばるの評判|年収・働き方・選考対策まで解説

すばる 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/4

「すばる」というM&A仲介会社を調べている方は、まず現在の状況を把握してください。同社は社名を株式会社M&A DXに変更しており、さらに2025年には経営体制が刷新されています。転職メディアや口コミサイトに残る「すばる」名義の情報は、この変化の前のものです。この記事では、同社が公式に発表しているリリースを軸に、現在地と応募前に確認すべき点を整理します。

2018年創業・3拠点のM&A仲介

項目内容
現在の社名株式会社M&A DX
旧社名株式会社すばる
上場区分非上場
設立2018年1月
資本金101,150千円
東京東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング21階
名古屋名古屋市中区錦一丁目7番15号 50KT中駒ビル6F
大阪大阪市淀川区西中島7-1-5 辰野新大阪ビル3F
経営理念M&Aやファイナンスの専門力で、経営者と企業の未来を豊かにする

社名は「すばる」から変わっている

同社の企業理念のページでは、社名の由来が説明されています。M&Aと連想されない「すばる」という社名で創業したこと、一つにまとめるという意味の「統べる」の語源がすばるであること、すばるという星から「みんなを一つにまとめる星になろう」という思いを込めた社名であったこと、そして後に社名を「M&A DX」に変更したことが示されています。

事業内容としては、M&A仲介、ファイナンシャルアドバイザリー、株価算定、事業承継支援、相続対策支援など、幅広いM&A関連サービスが挙げられています。

2025年7月にfonfunと資本提携している

2025年7月8日に公表されたリリースによると、同社は東証スタンダード市場上場の株式会社fonfun(証券コード2323)との間で資本提携し、fonfunが同社株式の20%を取得することで持分法適用会社となりました。

同時に経営体制が刷新されています。2025年7月より、fonfunの代表取締役である水口翼氏が同社の代表取締役社長を務め、創業者である牧田彰俊氏が代表取締役副社長に就任する体制です。加えて、取締役、社外取締役(弁護士)、監査役(公認会計士)が新たに就任しています。

リリースでは、この提携により期待する効果として次の3点が挙げられています。

項目内容
コーポレート・ガバナンスの強化fonfunからの役員派遣による経営監督機能の強化、透明性の高い業務推進体制の構築
経営再建とテクノロジー活用fonfunが有するテクノロジーとM&A実行ノウハウの活用、業務プロセスの効率化とDX推進
信頼回復と事業再構築新経営体制による企業文化の改善、「M&A支援機関」の再登録を目指した取り組み強化

M&A支援機関の登録が取り消された経緯

上記の「再登録」という表現には背景があります。同社が公表しているリリースには、2025年1月24日付で中小企業庁の「M&A支援機関」登録が取り消された旨(期間8か月)が明記されています。

同社はこれを受け、2025年1月27日および5月15日付で、外部有識者の助言に基づく再発防止策を公表しています。リリースの別紙には、具体的な取り組みが詳細に記載されています。

なお、経営成績・財政状態等が不振な譲渡側企業に対しては、低廉な株価でのM&Aではなく、自力再生に向けた経営コンサルティングや第二会社方式等を活用したスポンサー支援型のM&Aを通じて支援を進める方針も示されています。

応募を検討する立場としては、これらの事実を把握したうえで判断することになります。現在の登録状況については、中小企業庁のM&A支援機関登録制度のデータベースで確認できます。

公開されている情報から読み取れる傾向

以下は、公開されている情報から読み取れる範囲の傾向です。社名変更と経営体制の刷新を経ているため、口コミの投稿時期には特に注意が必要です。

年収・評価制度

M&A仲介は成約時の手数料が収益源であり、報酬は成果連動の比重が高い設計が業界の一般的な形です。同社について公式に開示された報酬水準はありません。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

ワークライフバランス

案件の局面によって稼働が変動する構造は、仲介各社に共通します。同社について働き方の詳細は公式に示されていないため、選考の場で確認する必要があります。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

キャリア・成長機会

事業内容としてM&A仲介に加え、ファイナンシャルアドバイザリー、株価算定、事業承継支援、相続対策支援など幅広いサービスが挙げられています。M&Aの周辺領域まで扱う構成です。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

社風・人間関係

2025年7月に経営体制が刷新され、新経営体制による企業文化の改善が公式に掲げられています。組織が変わる過程にあるため、現在の状況は選考の場で直接確かめるほかありません。

※公開されている情報から読み取れる範囲をまとめたものです

エージェントベストの見解

この会社を調べるとき、情報の「時点」が決定的に重要になります。社名は「すばる」から「M&A DX」へ変わっています。さらに2025年7月8日には、東証スタンダード上場のfonfunが株式の20%を取得して持分法適用会社となり、fonfunの代表取締役が社長に就任する形で経営体制が刷新されました。創業者は代表取締役副社長として残っています。つまり、口コミサイトに「すばる」名義で残っている投稿は、社名変更前、あるいは経営体制刷新前のものです。会社の看板も、経営陣も、掲げている方針も変わっています。転職を検討するなら、口コミの日付を確認してください。そして最も確実なのは、同社が公表している2025年7月8日付のリリースを直接読むことです。8ページのPDFに、何が起きて、何をしようとしているかが書かれています。

開示のない報酬をどう考えるか

同社は非上場のため、有価証券報告書による平均年間給与の開示はありません。採用に関する報酬水準も公式には示されていません。

参考として、厚生労働省のjob tagでは経営コンサルタントの平均年収を1,134.6万円(令和7年賃金構造基本統計調査ほか)としていますが、これは職種全体の統計であり仲介の水準を示すものではありません。

M&A仲介の報酬は、固定給と成約時のインセンティブで構成されるのが業界の一般的な設計です。会社によって固定給の水準もインセンティブ率も大きく異なります。同社について公表された情報がない以上、選考の過程で固定給の水準とインセンティブの計算方法を確認するほかありません。

なお資本金は101,150千円です。2025年7月の資本提携により、fonfunが株式の20%を保有する持分法適用会社となっています。

東京・名古屋・大阪の3拠点

会社概要によると、拠点は東京(港区海岸、汐留芝離宮ビルディング21階)、名古屋(中区錦)、大阪(淀川区西中島)の3ヵ所です。

同社は2018年1月に愛知県名古屋市で創業し、その後東京・大阪へ展開した経緯があります。名古屋を起点とする仲介会社は多くないため、中部圏の案件に強みを持つ可能性があります。

働き方については公式に詳細が示されていません。M&A仲介は、譲渡を検討するオーナー企業を訪問し、譲受候補を探し、両者の交渉を進める仕事です。移動と面談が業務の中心を占めます。

具体的な勤務時間や休日、リモートの可否は、選考の過程でご確認ください。

経営再建局面にある組織でのキャリア

同社でのキャリアを考えるうえで、押さえるべき点が3つあります。

第一に、上場企業との資本関係ができています。 2025年7月8日、東証スタンダード上場のfonfunが株式の20%を取得し、持分法適用会社となりました。fonfunからの役員派遣による経営監督機能の強化、透明性の高い業務推進体制の構築が期待効果として示されています。

第二に、コンプライアンス体制の強化が方針の中心にあります。 リリースの別紙には、譲受側に対する外部有識者による調査、反社会的勢力との関係の全件確認、事業実態の調査、社内の情報共有窓口の設置、社員研修の実施といった具体策が列挙されています。この領域の実務経験がある方には、貢献できる余地が明確に存在します。

第三に、扱うサービスの幅があります。 M&A仲介に加え、ファイナンシャルアドバイザリー、株価算定、事業承継支援、相続対策支援などが事業内容として挙げられています。また、経営成績・財政状態等が不振な譲渡側企業に対しては、自力再生に向けた経営コンサルティングや第二会社方式等を活用したスポンサー支援型のM&Aで支援する方針も示されています。

向いている人/向いていない人

向いている人

再建局面に関わりたい方

新経営体制のもとで、コンプライアンス体制の強化と企業文化の改善、そして「M&A支援機関」の再登録を目指す方針が公式に示されています。組織を立て直す過程に関わることに価値を感じる方には、明確な役割があります。

コンプライアンスや審査の経験がある方

譲受側の調査、反社チェック、事業実態の確認、契約履行能力の審査といった取り組みが具体的に列挙されています。金融機関の審査部門やコンプライアンス部門の経験は、直接的に接続します。

中部圏を軸にしたい方

2018年に名古屋で創業し、現在も名古屋オフィスを構えています。東京一極ではない体制です。

向いていない人

安定した組織を前提にしたい方

社名変更に加え、2025年に経営体制が刷新され、上場企業との資本提携が行われています。組織が変化の途上にあることは、応募前に理解しておく必要があります。

会社の看板を重視する方

2025年1月24日付でM&A支援機関の登録が取り消された経緯があり、再登録を目指す段階です。ブランドの安定を重視する場合、判断材料として重く受け止める必要があります。

エージェントベストの見解

経営再建局面にある会社を受けるとき、面接で確認すべきことは通常と変わります。この会社の場合、公式リリースに「M&A支援機関の再登録を目指す」と書かれています。まずここを聞いてください。現在の登録状況はどうなっているのか、再登録の見通しはどうか。中小企業庁の登録は、事業承継の案件を扱ううえで実務的な意味を持ちます。次に、2025年7月に導入された再発防止策が実際にどう運用されているかです。譲受側の調査を誰がやるのか、判断に迷ったときに誰が決めるのか。制度は文書に書いてあっても、運用は現場に依存します。そして最後に、自分が入る時点で組織が何人いて、直近1年で何人辞めたか。この3点を聞いて誠実に答える会社なら、再建局面でも働けます。答えが曖昧なら、時期を待つのも判断です。

応募前に確認すべきこと

応募先を正しく把握する

まず確認すべきは、応募先の法人名です。現在の社名は株式会社M&A DXであり、「すばる」は旧社名です。求人情報や転職メディアの記載が旧社名のままである場合があるため、公式サイト(madx.co.jp)で現在の情報を確認してください。

募集職種や応募資格、選考プロセスの具体的な内容は、採用サイト(recruit.madx.co.jp)に掲載されています。

中小企業庁の登録状況を確認する

M&A仲介会社を選ぶ際、中小企業庁の「M&A支援機関登録制度」への登録状況は確認しておく価値があります。同制度は、中小M&Aガイドラインの遵守を宣言した支援機関を登録するもので、登録の有無は事業運営に実務的な影響を持ちます。

同社は2025年1月24日付で登録が取り消され(期間8か月)、その後は再登録を目指す旨を公表しています。現在の状況は、中小企業庁が運営する登録制度のデータベースで確認できます。応募前に一度ご確認ください。

志望動機で問われること

「なぜM&A仲介か」と「なぜこの会社か」の2段で組み立てます。

後者については、経緯を踏まえた説明が求められます。2025年7月のfonfunとの資本提携と経営体制の刷新、コンプライアンス体制の強化、「M&A支援機関」の再登録を目指す方針。これらは公式に発表されている事実です。

これらを知らずに「事業承継に貢献したい」とだけ述べると、準備不足に見えます。逆に、経緯を理解したうえで、自分がどの部分に貢献できるかを語れれば、それは他の応募者にはない説得力になります。

職務経歴書で見られるポイント

M&A仲介では、案件を見つける力と、案件を進める力の両方が読まれます。

営業経験がある方は、新規開拓の実績を具体的に書きます。経営者や決裁者と直接やり取りした経験は、この仕事に直結します。

金融機関の審査部門やコンプライアンス部門の経験がある方は、その経験を前面に出します。同社が公表している再発防止策には、譲受側の調査、反社チェック、財務状況の審査、契約履行能力の確認といった項目が並んでいます。この領域の実務は、いま同社が最も必要としている力のひとつだと読めます。

会計・財務の経験がある方は、企業価値評価や財務分析の実務経験を示します。

いずれの場合も、案件ごとに、置かれていた状況、自分が選んだ打ち手、動いた数値を短く添えます。

まとめ

「すばる」は現在、株式会社M&A DXへ社名を変更しています。2018年1月に名古屋で創業し、資本金101,150千円、拠点は東京・名古屋・大阪の3ヵ所です。事業内容はM&A仲介、ファイナンシャルアドバイザリー、株価算定、事業承継支援、相続対策支援など多岐にわたります。2025年1月24日付で中小企業庁の「M&A支援機関」登録が取り消され(期間8か月)、外部有識者の助言に基づく再発防止策を公表しています。2025年7月8日には東証スタンダード上場の株式会社fonfunと資本提携し、fonfunが株式の20%を取得して持分法適用会社となるとともに、経営体制が刷新されました。応募にあたっては、公式リリースを直接読み、中小企業庁の登録状況を確認したうえで判断することをおすすめします。

よくある質問

Q. すばるという会社はまだありますか。

A. 社名は株式会社M&A DXへ変更されています。企業理念のページでは、M&Aと連想されない「すばる」という社名で創業したこと、その後社名を「M&A DX」に変更したことが説明されています。設立は2018年1月、資本金は101,150千円で、東京・名古屋・大阪に拠点があります。求人情報や転職メディアの記載が旧社名のままである場合があるため、公式サイトで現在の情報をご確認ください。

Q. 2025年に何があったのですか。

A. 同社が公表しているリリースによると、2025年1月24日付で中小企業庁の「M&A支援機関」登録が取り消されました(期間8か月)。同社は外部有識者の助言に基づき、2025年1月27日および5月15日付でコンプライアンス体制の強化と再発防止策を公表しています。さらに2025年7月8日、東証スタンダード上場の株式会社fonfun(証券コード2323)と資本提携し、fonfunが株式の20%を取得して持分法適用会社となるとともに、fonfunの代表取締役が同社の代表取締役社長に就任する新経営体制がスタートしました。現在は「M&A支援機関」の再登録を目指す旨が示されています。

Q. 年収はどのくらいですか。

A. 非上場のため有価証券報告書による平均年間給与の開示はなく、採用に関する報酬水準も公式には示されていません。M&A仲介の報酬は固定給と成約時のインセンティブで構成されるのが業界の一般的な設計ですが、会社によって固定給の水準もインセンティブ率も大きく異なります。参考として厚生労働省のjob tagは経営コンサルタントの平均年収を1,134.6万円としていますが、これは職種全体の統計です。実際の条件は選考の過程で、固定給の水準とインセンティブの計算方法を確認することをおすすめします。

本記事は2026年8月時点で公開されている情報にもとづいています。最新の募集要項や選考プロセスは、各社の公式サイトでご確認ください。

出典

本記事は 2026/8/4 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)