Zealsの評判・年収・選考対策|転職で押さえるべきポイント

Zeals 評判・年収・選考対策 更新日 2026/8/12

公的データから見た、会社の輪郭

Zealsは非上場です。有価証券報告書を提出していないため、従業員数や平均年収を開示資料から読むことはできません。

gBizINFOに掲載されている内容(法人番号 5013301035163)

項目内容
法人名株式会社ZEALS
所在地東京都目黒区下目黒1丁目8番1号
従業員数246人(男性159人、女性87人)
業種G.情報通信業
商標18件
特許0件
意匠0件
補助金交付0件
調達0件

246人という規模

gBizINFOの従業員数は、事業所の被保険者数などをもとにした公的な集計値です。業務委託の方は含まれません。

女性比率は約35.4%

246人のうち87人。情報通信業としては低くない水準です。

商標18件、特許0件

サービス名やブランドを守る商標が18件ある一方、特許はありません。ソフトウェアの領域では珍しくない構成です。

本記事の内容は2026年8月時点の公開情報にもとづきます。最新の情報は各社公式サイトおよびgBizINFOをご確認ください。

チャットという接点を規定する法律

利用者と対話しながら購入や登録につなげるサービスでは、取得したデータをどう扱うかが事業設計を左右します。

個人情報保護法第31条第1項

個人関連情報取扱事業者は、第三者が個人関連情報を個人データとして取得することが想定されるときは、(中略)次に掲げる事項について、あらかじめ個人情報保護委員会規則で定めるところにより確認することをしないで、当該個人関連情報を当該第三者に提供してはならない。 一 当該第三者が(中略)本人が識別される個人データとして取得することを認める旨の当該本人の同意が得られていること

「個人関連情報」という概念

氏名などと結びついていない情報でも、提供先で個人データになることが想定される場合は、本人の同意の確認が求められます。

なぜ転職に関係するか

同意の取り方が、そのままサービスの画面設計になります。 どの画面で、どの文言で同意を取るか。これは法務だけの仕事ではありません。

エンジニアにも関わる

データを外部に渡す処理を書く際、渡してよいかの判断が設計に組み込まれている必要があります。後から付け足すのは難しい構造です。

外国にある第三者への提供

同条第1項第2号は、外国の第三者へ提供する場合に、その国の個人情報保護制度に関する情報を本人に提供していることの確認も求めています。

転職の観点

この領域では、法令の理解が実装の質に直結します。 詳しくはAIスタートアップのキャリアパスで、規制と技術の関係を整理しています。

商標18件という記録が示すもの

gBizINFOには知的財産の件数が記録されています。商標18件、特許0件、意匠0件。

18件は少なくない

同じくスタートアップのアソビューは89件、データXは0件です。会社によって件数は大きく違います。

商標を多く持つ意味

商標は名称やロゴを守るものです。件数が多いということは、サービス名や機能名を個別に登録している可能性を示します。

事業への含意

名称を守る必要があるのは、その名称が顧客に認知されているか、認知させようとしているからです。ブランドに投資していると読めます。

特許0件をどう読むか

技術力の指標ではありません。 ソフトウェアの領域では、出願と維持の費用に見合わないと判断する会社が多くあります。

では技術をどう見るか

技術ブログ、登壇資料、公開されているドキュメント。これらのほうが判断材料になります。

面接での確認

「技術的な意思決定は、どのように行われますか」「使う技術を選ぶとき、誰が決めますか」。この2つで、開発組織の性格が見えます。

補助金0件・調達0件

官公庁からの受注や補助金の交付が記録されていません。民間向けの事業が中心であると読めます。

AIを扱う職種の統計を見る

厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)の「データサイエンティスト」の区分を見ます。

項目数値
就業者数79,260人
平均労働時間月159時間
平均年収611.9万円
平均年齢43.9歳
時間当たり賃金(一般労働者)3,000円
求人賃金(月額)30.3万円
有効求人倍率11.88

有効求人倍率11.88

募集のほうが圧倒的に多い状態です。同じjob tagのプログラマーの区分は0.94、ITコンサルタントの区分は0.89と1を下回ります。

13倍以上の開き

同じIT領域でも、需給はまったく違います。 「IT業界は人手不足」という一般論は、区分によって当てはまりません。

平均年齢43.9歳

プログラマーの区分(37.1歳)より6.8歳高くなっています。経験を積んだ層が中心の職種です。

求人賃金(月額)30.3万円

これは求人票に記載された賃金の平均です。平均年収611.9万円は在職者の統計であり、入口の条件とは別の数字です。

転職の観点

入口の条件と、在職者の水準は違います。 求人賃金だけを見て判断すると、数年後の姿が見えません。

エージェントベストの見解

利用者との対話からデータを扱う事業では、個人情報保護法第31条が設計の前提になります。この条文は、氏名などと結びついていない「個人関連情報」であっても、提供先で個人データとして扱われることが想定されるなら、本人の同意が得られていることを確認しなければ提供できないと定めています。転職を考える方にとって、これは実務の質に直結します。同意をどの画面でどう取るかは、法務が決めて開発が従う、という順番では回りません。画面の設計と、データを渡す処理の実装と、法令の解釈が同じテーブルで議論される必要があります。面接では「新しい機能を作るとき、法務はどの段階で入りますか」と聞いてください。企画の後半で確認するだけの体制か、最初から一緒に設計しているかで、働き方がかなり変わります。

目黒という立地と、246人という規模

所在地は東京都目黒区下目黒

山手線の内側に近い立地です。通勤の所要時間は、応募を検討するうえで無視できない要素になります。

246人という規模の性質

数千人規模の会社では、職務が細かく分かれます。246人の会社では、この境目が緩やかになります。

一人が担う範囲

企画から実装、導入後の支援まで通して関わる機会が増えます。技術だけを深めたい方には、範囲の広さが負担になることもあります。

制度の整備

大手ほど制度が整っていないことがあります。評価制度、等級制度、研修。 明文化されているかは会社によって差があります。

確認したいこと

「評価制度は文書化されていますか」「等級はいくつありますか」。制度の有無ではなく、明文化されているかを聞くと実態が見えます。

女性比率35.4%という構成

246人のうち87人。職種別の分布は、gBizINFOからは読み取れません。

確認のしかた

「開発チームの人数構成を教えてください」「カスタマーサクセスは何名ですか」。職種ごとの人数を聞くと、会社の重心が見えます。

選考で確認しておきたいこと

  1. 正社員数と、業務委託の人数の内訳
  2. 配属予定のチームの人数と、直近1年の増減
  3. 新機能の設計に法務が入るタイミング
  4. 評価制度と、等級の上がり方
  5. ストックオプションの有無と、行使の条件
  6. 顧客の業種と、契約の継続期間

1つ目は、gBizINFOの246人という数字を出発点にした確認です。被保険者数には業務委託の方が含まれません。

3つ目は、個人情報保護法第31条が事業の前提にあることを踏まえた確認です。

5つ目は、非上場のスタートアップに固有の確認事項です。有無だけでなく、いつどの条件で行使できるかまで書面で確認するのが確実です。

6つ目は、対話型のサービスでは導入して終わりではなく、継続的な改善が収益に結びつくためです。

近い規模の会社はb→dashの評判・年収・選考対策、年収の水準はSaaSスタートアップの年収相場もあわせてご覧ください。

エージェントベストの見解

非上場企業を調べるとき、gBizINFOの知的財産の件数は見過ごされがちですが、事業の性格を映します。Zealsは商標18件、特許0件。同じくスタートアップのアソビューは商標89件、データXは0件です。この差は、優劣ではありません。商標が多い会社は、サービス名や機能名を個別に登録しています。それは、名称が顧客に認知されている、あるいは認知させようとしていることを意味します。ブランドに資源を割いている会社です。逆に商標が少ない会社は、名称より技術や導入実績で選ばれる構造かもしれません。転職を考える方にとって、この違いは仕事の内容に関わります。ブランドに投資する会社では、マーケティングや広報の役割が大きくなります。件数そのものを評価するのではなく、そこから会社の重心を推し量ってください。

まとめ

Zealsについて、公的なデータから確認できる点を整理します。

本記事の内容は2026年8月時点の公開情報にもとづきます。統計の数値は調査区分全体のものであり、特定の企業の実態を示すものではありません。詳細はgBizINFOおよび各社公式サイトでご確認ください。

よくある質問

Q. 平均年収は分かりますか。

A. 非上場のため有価証券報告書がなく、公的なデータからは確認できません。job tagのデータサイエンティストの区分は611.9万円ですが、これは調査区分全体の統計であり、同社の実態を示すものではありません。

Q. gBizINFOの246人は、社員数ですか。

A. 公的な集計にもとづく従業員数です。業務委託の方は含まれません。会社が発信する人数と一致しないことがあります。

Q. 特許0件は、技術力が低いということですか。

A. そうとは限りません。ソフトウェアの領域では出願しない方針の会社も多くあります。技術ブログや登壇資料など、公開されている情報のほうが判断材料になります。

Q. 個人情報保護法の知識は必要ですか。

A. 求人の要件は公開情報からは読み取れません。ただし対話からデータを扱う事業では、第31条の定める確認義務が画面設計や実装に影響します。法務が設計のどの段階で入るかを面接で確認する価値があります。

出典

本記事は 2026/8/12 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

この記事のタグ

スタートアップ・ITの他の企業

スタートアップ・ITの企業一覧を見る →

監修

松岡 良次

株式会社エージェントベスト代表。大手人材会社およびスタートアップ人材企業にて、IT・スタートアップ・メガベンチャー企業の採用支援に従事。独立後はIT・スタートアップ・コンサル領域に特化し、20〜30代のキャリア支援を行う。(厚生労働大臣許可 13-ユ-316964)